メタデータ・インポート・ファイルについて

ロードを開始する前に、インポートする各アーティファクト(ディメンション、スマート・リストおよび為替レート表)のインポート・ファイルを作成する必要があります。インポート・ファイルにはヘッダー・レコードが含まれている必要があり、ヘッダー・レコードの下には、インポートまたは更新するメタデータ・レコードのリストが含まれている必要があります。ファイルの形式は、.csv (カンマ区切り)または.txt (タブ区切りまたは他の区切り文字)にできます。

  1. ヘッダー・レコード、ファイルの最初の行:

    • 後続のメタデータ・レコードで使用されるディメンションおよびメンバーのプロパティをリストします。ヘッダー・レコードおよび後続のレコードは、すべてのプロパティを含める必要はありません。含まれていないプロパティは、対応する親のデフォルトのプロパティ値から継承されます

    • 大文字と小文字は区別されます

    • 後続のメタデータ・レコードが同じ順序であるかぎり、任意の順序でプロパティをリストできます

    • カンマまたはタブ区切り文字を使用できます。他の区切り文字は、その区切り文字がサポートされていて同じ区切り文字がファイル全体で使用されている場合に、使用できます。サポートされている区切り文字と例外のリストは、他のサポートされている区切り文字を参照してください。

  2. ヘッダー・レコードの後の、インポートまたは更新するメタデータ・レコードのリスト。各メタデータ・レコードには、ヘッダー・レコードで指定された順序に一致するプロパティ値の区切りリスト(カンマ、タブまたはその他)が含まれています。メタデータ・レコードは、ヘッダー・レコードで指定されているプロパティをスキップできます。この場合、デフォルトのプロパティが指定されているものとして処理されます。

注:

ファイルのインポートまたはエクスポートでは、UTF-8の文字セットに含まれる文字のみがサポートされます。UTF-8の文字セットに含まれない文字は無効と考慮されます。ディメンション名の制限事項については、ディメンション、メンバーおよび別名の名前付けの制限を参照してください。

メタデータ・ロード・ファイル内のUDAおよび属性を削除するには、プロパティ値を空白のままにするのではなく、UDAおよび属性を<none>に置き換えます。

インポート・ファイルの例は、エンティティ・ディメンションのインポート・ファイルの例を参照してください。