簡易ディメンション・エディタで「メンバー・プロパティの編集」タブを開くには:
ホーム・ページで「アプリケーション」をクリックし、「概要」をクリックします。
「ディメンション」をクリックしてから、メンバー・プロパティを表示するディメンションの名前をクリックします。
「メンバー・プロパティの編集」をクリックします。
簡易ディメンション・エディタ・グリッドでメンバー・プロパティを編集するには、グリッド・セル内をクリックしてテキストを編集するか、ドロップダウン・メニューを開いて、そこからメンバー・プロパティを選択します。行および列でメンバー・プロパティをドラッグ・アンド・ドロップして、同じプロパティを埋めることもできます。プロパティのオプションと説明については、次のメンバー・プロパティ表を参照してください。
簡易ディメンション・エディタ・グリッドの操作を参照してください。
注:
簡易ディメンション・エディタ・グリッドの各列は、メンバー・プロパティを表しています。グリッドに最初から表示されるプロパティのリスト(列)は、編集しているディメンション・タイプによって異なります。列のレイアウトは、列を非表示にする、表示する、サイズを変える操作でカスタマイズできます。「デフォルト・モード」オプションをクリアして、プロパティの全セット(すべての列)を表示することもできます。
簡易ディメンション・エディタ・グリッドで列レイアウトをカスタマイズするには、列レイアウトのカスタマイズを参照してください。
メンバー名は、命名規則に記載されているガイドラインに従っている必要があります。
共有メンバーは、簡易ディメンション・エディタでの共有メンバーの追加に沿っている必要があります。
表11-6 メンバーのプロパティ
プロパティ | 値 |
---|---|
メンバー名 |
ディメンション・メンバー全体で一意である名前 |
親メンバー |
メンバーの親が階層内に存在する場合、親の名前。 |
説明 |
オプション - メンバーの説明(複数のメンバーに対して同じ説明も使用できます) 注: シード・メンバーの説明の編集は許可されていません。ユーザーが追加した他のすべてのメンバーの説明は編集できます。 |
別名表 |
オプション: 別名が格納されている別名表を選択します。「別名」にメンバーの代替名を入力します。 別名表の管理を参照してください。 |
勘定科目メンバーのみ: 勘定科目タイプ |
「費用」、「収益」、「資産」、「負債」、「資本」または「保存された仮定」を選択します。 詳細は、勘定科目タイプを参照してください。 |
勘定科目メンバーのみ: 差異レポート |
勘定科目タイプが「保存された仮定」の場合、「費用」または「費用外」を選択します。保存された仮定を、収益、資産、負債、資本の勘定科目に指定します。 |
勘定科目メンバーのみ: タイム・バランス |
「フロー」、「最初」、「残高」、「平均」、「入力」、「加重された平均-Actual_Actual」または「加重された平均-Actual_365」を選択します。 詳細は、タイム・バランス・プロパティを参照してください。 |
勘定科目メンバーのみ: スキップ |
勘定科目タイプが「資産」、「資本」または「負債」の場合、「なし」、「欠落」、「ゼロ」または「欠落およびゼロ」を選択します。 詳細は、ゼロと欠落した値の勘定科目計算の設定を参照してください。 |
勘定科目メンバーのみ: 為替レート・タイプ |
「平均」、「期末」または「履歴」を選択します。 詳細は、データ型と為替レート・タイプを参照してください。 |
データ型 |
「通貨」、「通貨以外」、「パーセンテージ」、「日付」または「テキスト」を選択します。 詳細は、データ型と為替レート・タイプを参照してください。 |
勘定科目メンバーのみ: 配分 |
週次配分を設定します。アプリケーションの作成時に、このオプションが選択済で基本期間が12か月の場合、リーフ勘定科目メンバーに使用できます。 |
階層タイプ |
集約ストレージ・キューブにバインドされたディメンションに使用できます。集約ストレージ・ディメンションは、複数階層をサポートするために自動的に有効になります。複数階層のディメンションの最初の階層は保管階層である必要があります。 保管階層タイプのメンバーについては、有効なキューブ集約オプションは「加算」または「無視」のみです。保管階層で、最初のメンバーを「加算」に設定する必要があります。動的階層タイプのメンバーについては、すべてのキューブ集約オプションが有効です。「ラベルのみ」メンバーの子ではない保管階層では、集計演算子として「加算」を指定する必要があります。「ラベルのみ」メンバーの子は「無視」に設定できます。 |
データ・ストレージ |
データ・ストレージのプロパティ。新規カスタム・ディメンション・メンバー(ルート・メンバー以外)に対しては、「共有しない」がデフォルトです。 |
2パス計算 |
親メンバーまたは他のメンバーの値に基づいてメンバーの値を再計算します。「動的計算」または「動的計算および保管」プロパティで、勘定科目とエンティティ・メンバーに使用できます。 |
エンティティ・メンバーのみ: 基本通貨 |
標準複数通貨アプリケーションの場合のみ、エンティティ・メンバーの基本通貨を選択します。 |
キューブ集計演算子 |
各キューブの集約オプションを選択します。
複数のキューブがメンバーに有効な場合にのみ、ソース・キューブを選択できます。メンバーの親に有効なキューブと集約オプションのみが使用可能です。親がキューブまたは集約オプションに有効でない場合は、子メンバーも有効になりません。勘定科目またはエンティティの親メンバーについてキューブの選択を解除すると、その親のすべての子孫についても、その選択が解除されます。保管階層タイプのメンバーに対して有効な集約オプションは、「加算」または「無視」のみです。 カスタム・ディメンションおよび期間ディメンションのメンバーには、勘定科目およびエンティティ・ディメンションと同様に、キューブ別に用途を設定できます。 注意:アプリケーションにデータを入力した後でディメンション・メンバーのキューブの選択を解除すると、アプリケーションをリフレッシュしたときにデータが失われる場合があります。勘定科目メンバーについては、選択を解除されたキューブがソース・キューブの場合、データが失われます。 |
勘定科目メンバーのみ: ソース・キューブ |
メンバーのソース・キューブを選択します。共有メンバーは基本メンバーへのポインタで、保管されません。これは共有メンバーに無効です。共有メンバーに適用されないため、ソース・プラン・フィールドは使用できませんが、共有勘定科目メンバーのソース・キューブは基本メンバーのソース・キューブと一致します。 |
スマート・リスト |
オプション: スマート・リストを選択してメンバーに関連付けます。 |
解決順 |
式が評価される順序を指定します。0から100000までの整数を入力してください。指定された解決順を持つメンバーの式は、低い解決順から高い解決順に計算されます。デフォルトは0です。 「解決順」は、集約ストレージ・キューブに加えて、ハイブリッドが有効になったブロック・ストレージ・キューブにも使用できます。ブロック・ストレージ・キューブの解決順は、簡易ディメンション・エディタを使用してのみ編集可能です。 |
動的な子に対して使用可能 |
ユーザーが、動的な親メンバーを使用するように構成されたビジネス・ルールの実行時プロンプトでメンバー名を入力することにより、このメンバーの子を作成できるようにします。 |
使用可能な動的な子の数 |
このオプションは、「動的な子に対して使用可能」が選択されている場合のみ使用可能です。ユーザーが作成できる、動的に追加する最大メンバー数を入力します。デフォルトは10です。 |
メンバー作成者に付与されたアクセス権 |
このオプションは、「動的な子に対して使用可能」が選択されている場合のみ使用可能です。メンバー作成者が実行時プロンプトで作成する動的メンバーに対して持つ権限を判別します:
サービス管理者がこれらの設定を変更した場合、その変更は将来の動的メンバーにのみ適用され、遡って動的メンバーに適用されることはありません。 |