自動予測の考慮事項

  • 自動予測は、ハイブリッドEssbaseが有効な場合に、カスタムおよびモジュール・アプリケーション・タイプのEPM StandardおよびEPM Enterpriseアプリケーションで動作します。

    従来のアプリケーションについては、自動予測は、EssbaseバージョンがハイブリッドEssbaseをサポートするバージョンにアップグレードされ、ハイブリッドEssbaseが有効な場合に、従来のEnterprise Planning and Budgeting Cloud ServiceおよびPlanning and Budgeting Cloud Service Plus One (PBCS +1)で動作します。

  • 自動予測は、ハイブリッドEssbaseが有効である場合、「Sales Planning」および「Strategic Workforce Planning」アプリケーション・タイプのEPM Enterpriseアプリケーションで機能します。
  • また、自動予測は、Oracle Sales Planning CloudおよびOracle Strategic Workforce Planning Cloudで使用できます。

  • 自動予測は、フリーフォーム・アプリケーションでは使用できません。
  • 自動予測は、自動予測の詳細設定オプションの構成を除き、すべてのテーマで使用できます。自動予測の詳細設定オプションの構成は、レッドウッド・エクスペリエンスが有効である場合にのみ使用できます。
  • 自動予測は、Planningのカスタム期間およびPlanningモジュールの代替期間で動作します。たとえば、財務では、同じアプリケーションで週次レベルと月次レベルの両方で予測できます。

  • 使用する履歴データが多ければ多いほど、予測結果の精度が向上します。履歴データの量は、予測期間の数の少なくとも2倍にする必要があります。

    系列の履歴データ・ポイントが6つ未満の場合、自動予測では予測が使用されず、かわりに直線フィットが予測系列に使用されます。この場合は、ベース・ケースの結果のみになります。ベスト・ケースとワースト・ケースは計算されません。値がベース・ケースと同じであるためです。

  • 自動予測の予測で使用される統計予測手法の詳細は、Planningの操作予測プランニングの予測および統計の説明を参照してください。
  • プランナは、フォームで予測を直接行うことができます。詳細は、Planningの操作予測プランニングによる予測精度の向上を参照してください。