このトピックでは、タスク・マネージャにおける標準レポートおよびカスタム・レポートのセキュリティについて説明します。
Note:
サービス管理者がREST APIコマンドを使用してユーザー詳細レポートを生成することもできます。詳細は、Oracle Enterprise Performance Management CloudのREST APIのAccount Reconciliation、Financial Consolidation and CloseおよびTax Reportingのユーザー詳細レポートの生成 を参照してください。
標準(事前定義済)レポートのセキュリティ
セキュリティ句はすべての標準レポートの問合せに含まれています。これは、これらのレポートに対し、セキュリティ・フィルタがデフォルトで適用されていることを意味します。たとえば、パワー・ユーザーのセキュリティ(「アクセス制御」で設定)では、特定のタスクへのアクセス許可がレポートに適用されています。特定のタスクのみへのアクセス権を持つパワー・ユーザーは、それらのタスクのレポートのみを表示できます。
管理者は、「レポートの編集」ダイアログの「アクセス」タブを使用してレポートを編集し、レポートへのアクセス権をユーザーに付与できます。これにより、ユーザーにレポートの表示を許可した場合、そのユーザーには管理者がそのユーザーに適切であると決定したデータのみが表示されるようになります。
このセキュリティ句は、次の事前定義済の「タスク・マネージャ」レポートにも含まれています:
ユーザーへの標準レポートへのアクセス権の割当て
管理者は、様々なユーザーに対して標準レポートへのアクセス権を付与することを決定できます。これは、「レポートの編集」ダイアログの「アクセス」タブを使用して行います。
ユーザーにレポートへのアクセス権を付与するには:
ホーム・ページで「アプリケーション」、「タスク・マネージャ」の順にクリックします。
カスタム・レポートのセキュリティ
カスタム・レポートでは、問合せを作成するときに、問合せにセキュリティ句を挿入し、その後、ユーザーにレポートへのアクセス権を割り当てるようにするかどうかを決定できます。つまり、レポートの作成者がアクセス権を付与するユーザーを決定できるということです。