プロセスが自動化されたタスクを作成するときに、セキュリティ上の目的で、そのタスクが実行されるユーザー・アカウントを指定します。セキュリティを維持するには、次の条件のどれかが発生した場合にタスクを実行するための許可が必要になる可能性があります:
テンプレートから、または手動でタスクを追加して、「別名実行」ユーザーとして知られる別のランタイム・ユーザーを持つプロセスが自動化されたタスクをスケジュールに追加した場合
スケジュールを「オープン」ステータスに設定し、まだタスクが完了していない場合、システムでは自動的に許可のリクエストを発行します。
担当者(または所有者が担当者でもある場合はタスク所有者)以外のユーザーによってタスクのパラメータが変更された場合、許可は許可なしにリセットされるので、パスワードを入力して取得する必要があります。プロセスが自動化されたタスクの場合、指定またはデフォルトの「別名実行」ユーザー以外のユーザーがパラメータを変更した場合、タスクは許可なしにリセットされます。
許可は、プロセスが自動化されたタスクを実行するユーザーが、そのタスクを実行するためのアプリケーションやデータに対するセキュリティ権限を持っていることを保証します。ランタイム・ユーザーの資格証明を知っている管理者は、許可を実行したり、ユーザーに許可取得を求めるリクエストを発行したりできます。
プロセスが自動化されたタスクの実行がスケジュールされているとき、許可がなければ、そのタスクは実行されず、ステータスが「要注意」に変わります。所有者または担当者がタスクを編集する場合、タスクの詳細には、許可が必要であることが示されます。この場合、「別名実行」ユーザーのみがタスクを許可できます。
許可のリクエストを受信したユーザーは、電子メール内のリンクから、またはアプリケーションにログオンすることで、「ワークリスト」の許可にアクセスできます。
注:
管理者、スケジュール所有者またはタスク所有者は、タスク開始日の前に、「スケジュール」または「ワークリスト」からタスクを許可できます。タスク開始日の後は、「別名実行」ユーザーのみがタスクを許可できます。
タスクを許可するには:
ホーム・ページで「アプリケーション」をクリックし、「タスク・マネージャ」をクリックします
左側の「スケジュール」タブを選択します。
スケジュールを選択します。
「アクション」、「タスクの許可」の順に選択します。
選択したスケジュールの「ユーザー」選択リストと、許可されていないタスクの表が表示されます。ユーザー選択リストには、担当するプロセスが自動化されたタスクが保留中で、許可が必要なユーザーが示されています。
ユーザー選択リストから、ユーザーを選択します。
そのユーザーに許可されていないタスクのリストが表示されます。デフォルトでは、リストの先頭に自分のユーザー名が太字で表示されます。許可されていないタスクがない場合、リストは空白です。
許可の必要なタスクを選択します。
タスクの詳細を表示するために、タスク名をクリックし、タスクのパラメータを確認します。
ヒント:
タスク所有者に電子メールで連絡するには、タスクの隣の所有者名をクリックし、ユーザーの詳細を表示します。