1.0ダッシュボード設計の概念

1.0ダッシュボードを設計する際には、次の情報が役立ちます。


キャンバスが空の状態のダッシュボード1.0デザイナ

  • 左側には、デザイン・パレットがあります。パレットからキャンバスにオブジェクトをドラッグ・アンド・ドロップします。

    ヒント:

    オブジェクトを枠線までドラッグします。許可されたスペースにオブジェクトをドロップできるようになると、ドラッグ・アイコンがプラス記号に変わります。ダッシュボードのレイアウトについて - バージョン1.0を参照してください。

  • 右上には、ダッシュボード全体の設定があります。

    ダッシュボード1.0の設定バーのスクリーンショット

  • 「設定」「ダッシュボード設定」アイコンをクリックして、ダッシュボードの次の一般設定を指定します。

    表13-1 ダッシュボードの一般設定

    オプション 説明
    名前をタイトルとして使用 このオプションはデフォルトで選択されています。カスタム・フォーマットのタイトルをダッシュボードに指定するには、このオプションの選択を解除します。
    枠線 新しいダッシュボードを作成する場合、デフォルトでは枠線は非表示です。新しく作成するダッシュボードで枠線を表示するには、「表示」を選択します。
    レイアウト 「固定」(デフォルト)または「フレキシブル」を選択します。
    POVバー 「表示」(デフォルト)または「非表示」を選択します。
    グローバルPOVバー 「有効化」(デフォルト)または「無効化」を選択します。

    POVの詳細は、1.0ダッシュボードのグローバルPOVとローカルPOVについてを参照してください。

  • ダッシュボード・オブジェクトにカーソルを置くと、そのオブジェクトのツールバーが右上隅に表示されます: ダッシュボード・オブジェクトのツールバー

    注:

    ダッシュボード(1.0)のホバー・アイコンでは、オブジェクトのタイプに応じて、「指示」(フォームに指示が構成されている場合のみ使用可能)、「アクション」「保存」「リフレッシュ」「設定」および「最大化」などのオプションが提供されます。

  • ダッシュボードの作成時に、「ランタイム」ダッシュボードの「ランタイム」アイコンをクリックすると、ダッシュボード・ユーザーに対するダッシュボードの外観と動作をすぐに確認できます。デザイナ・モードに戻ってダッシュボードの設計を続行するには、ダッシュボード・デザイナ・アイコンをクリックします。
  • デフォルトでは、欠落データまたは抑制データは、グラフでゼロとしてプロットされます。「欠落値をゼロとしてプロット」設定をクリアして、特定のチャート・タイプの欠落データまたは抑制データを無視し、ゼロとしてプロットされなくなるようにできます。
  • ダッシュボードのリスト・ページでは、フォルダがサポートされます。フォルダによって、個別のダッシュボードに対する権限を割り当てるかわりに、フォルダ内のすべてのダッシュボードに対する権限を割り当てることができます。ダッシュボードのリスト・ページでは、インフォレットやデータ入力フォームと同じフォルダ階層を使用しており、すべてのアーティファクトおよびフォルダは、「ライブラリ」と呼ばれるルート・フォルダ内に存在します。

    注:

    管理者のみがファイル(たとえば、ダッシュボード、インフォレット、フォーム、レポートなど)を「ライブラリ」ルート・フォルダに追加できます。

  • ダッシュボードのリスト・ページでは、ダッシュボード表示のフラット・ビューと階層ビュー(検索切替えアイコン)を切り替えることができます。

    その後、「検索」 「検索」アイコンを使用してダッシュボードを検索できます。フラット・ビューには、検索条件と一致するダッシュボードのみが表示され、それらを含むフォルダは表示されません。ツリー(階層)ビューには、ダッシュボードとそれらが含まれるフォルダが一緒に表示されます。

    別のキーワードで検索するには、「検索」ボックスの検索のクリア・アイコンをクリックして検索条件をクリアします。