ドライバ・メンバーのキャスト・エラー

データ・ロード入力ファイルの値が評価済ドライバ・メンバーのタイプと一致しない場合、ドライブ・メンバーのキャスト・エラーが発生します。次に、ドライバ・メンバーのキャスト・エラーをいくつか示します:

  • ドライバ・メンバーが"日付"タイプで、対応する入力値が有効な日付フォーマットでない場合

  • "スマート・リスト"タイプのドライバ・メンバーに、存在しないスマート・リスト値が指定されている場合

  • "通貨"、"データ"または"パーセント"タイプのメンバーに、数値以外の値が指定されている場合。

キャスト・エラーは、データ・レコードで発生するたびに入力ファイルで指定した各ドライバ・メンバーに対して発生します。したがって、指定された入力レコードのキャスト・エラー数の範囲は0からドライバ数までです。成功したドライバ・メンバーのバインディングがドライバ・メンバーのバインディング・エラーを伴って発生することがあるため、アプリケーションでは、入力レコード全体は拒否されず、インポートおよびエクスポート・ステータスにエラーが示されます。データ・インポートおよびエクスポートのステータスの表示を参照してください。

不正な日付値が指定されている、次のデータ・レコードの入力ファイルを検討してください:

Entity, aDate, aSl, aText, aCurr, aPercent, Point-of-View,Data Load Cube Name
e1, exampleBadDateValue, sl1, text11, 888, 0.99, "FY15,Current,""BUVersion_1"",Local,u1,Jan",Plan1

表示されるエラー・メッセージ:

  • データのロード後に、ステータス・ウィンドウに次が表示されます:

    Outline data store load process finished (Invalid data values were not loaded). 7 data records were read, 7 data records were processed, 7 were accepted for loading (verify actual load with Essbase log files), 0 were rejected.

  • 次のエントリ詳細とともにインポートおよびエクスポート・ステータスのエラーとして、エラーが示されます:

    Category: Data record

    Record Index: 2

    Message: Unable to load specified data value in Record 2: (aDate: exampleBadDateValue)

  • 複数のキャスト・エラーが発生した場合、各エラーは同じエラー・メッセージに記録されます:

    Unable to load specified data values in Record 2: (aSl: aaaaaaasl1), (aPercent: cc), (aDate: exampleBadDateValue), (aCurr: bb)

  • エラー・メッセージ数が最大制限値を超えた場合、次のメッセージが発行されます:

    The warning [Unable to load specified data values] message count limit (100) exceeded: no more warnings of this type will be issued.