サンドボックスの有効化

サンドボックスを有効化するには:

  1. アプリケーションの作成時に、「サンドボックス」オプションを選択することでサンドボックスに対して有効にできるブロック・ストレージ・キューブが作成されます。「サンドボックスの有効化」を選択することで、カスタム・ブロック・ストレージ・キューブの作成時にサンドボックスを有効にすることもできます。

    サンドボックスは、標準アプリケーション内、およびEnterpriseアプリケーションで作成されたカスタム・キューブに対してのみ有効にでき、レポート・アプリケーションに対しては有効にできません。キューブに対してサンドボックスを有効にした後で、そのオプションを無効にできます。キューブに対してサンドボックスを有効にした場合、バージョン・メンバーは「サンドボックスの有効化」オプションを持ちます。

  2. バージョン・メンバーの有効化の説明に従って、バージョン・メンバーを作成し、サンドボックスに対して使用可能にします。
  3. 必要に応じて、基本ビューとサンドボックス・ビューの両方で正しく計算されるようにメンバー式を変更します。

    メンバー式は新しいHSP_Viewディメンションによって影響を受ける可能性があります。メンバー式がすべてのバージョンについて正しいデータを使用するようにするには、"ConsolidatedData"/サンドボックスを参照する必要があります。

    参照:

    注:

    データ・マップでは、データのマッピングはすべてHSP_View BaseData交差で行われます。デフォルトでは、基本ビューが選択されます。

  4. フォームでサンドボックスをサポートするには、次のいずれかのようにフォームを設計または変更します:
    • バージョン・ディメンションはページ軸にあります。

    • バージョン・ディメンションはユーザー変数を持つPOVです。

      注:

      • 前述の条件のいずれかを満たさないフォームはサンドボックス・オプションを表示しません。

      • サンドボックスで、HSP_ViewメンバーはPOVに固定され、変更できません。

      • ユーザーがサンドボックスで実行できるビジネス・ルールはデフォルトの「フォームの計算」および「通貨の計算」ルールのみです。

      • サンドボックス・ビューでは、インポートまたはエクスポートできません。