ビジネス・ルールのプロパティの設定

ユーザーがフォームをロード(開く)または保存するときに、フォームに関連付けられたビジネス・ルールが自動的に起動されるようにするかどうかを指定できます。ビジネス・ルールに実行時プロンプトがある場合、実行時プロンプトのデフォルト・メンバーを、ページ軸と視点軸で選択されたメンバーに一致させるかどうかを設定できます。

ビジネス・ルールのプロパティを設定するには:

  1. 次のいずれかの操作を実行します。
    • 現在のフォームを更新するには、「アクション」「ビジネス・ルール」の順にクリックします。

    • 編集するフォームを開くには、ホーム・ページに移動して「ナビゲータ」アイコン「ナビゲータ」アイコンをクリックし、「作成および管理」「フォーム」をクリックします。フォームを選択し、「編集」アイコン「ビジネス・ルール」の順にクリックします。

  2. フォームにはルールの割当てが可能な4つのフェーズがあり、各ルールではそれぞれ該当するフェーズに関連する情報を扱います。次から選択します:
    • ロード前に実行

    • ロード後に実行

    • 保存前に実行

    • 保存後に実行

    注:

    • 「ロード後に実行」および「保存前に実行」は、Groovyルールに対してのみ有効です。計算スクリプトやグラフィック・ルールに対してこれらのオプションを選択することはできません。Groovyルールの詳細は、Groovyルールの使用を参照してください。

    • また、グリッドの保存、ページの変更、アクション・メニュー項目の起動などの一部のアクションでは、操作の完了後にページがリロードされます。これにより、グリッドのデータが最新に保たれます。この際には、ロードの前後に、通常のページ・ロードの場合と同様のアクションが実行されます。

    • 非表示の実行時プロンプトはロード前およびロード後のオプションの計算スクリプト・ルールではサポートされていませんが、Groovyルールではサポートされています。

    • Groovyルールがどこでサポートされているかの詳細は、Groovyビジネス・ルールについてを参照してください。

  3. オプション: ビジネス・ルールに実行時プロンプトがある場合、実行時プロンプト・ウィンドウのデフォルトのメンバー選択を、開いているフォームのページ軸と視点軸の現在のメンバーに一致させるには、「フォームのメンバーを使用」を選択します。

    このオプションが他の設定や条件の下でどのように作用するかを学習するには、実行時プロンプトの理解を参照してください。

  4. オプション: 実行時プロンプトの値をユーザーに非表示にするには、「プロンプトの非表示」を選択します。これにより自動的に「フォームのメンバーを使用」が選択されます。

    フォームを保存した後、次回このページに戻ると、「フォームのメンバーを使用」が選択したとおりに表示されます。

    次の場合に実行時プロンプトを非表示にできます:

    • すべての実行時プロンプト・メンバーの値が入力されている場合(該当するディメンション・メンバーがフォームの「ページ/視点」から読み取られます)

    • 実行時プロンプトではディメンションは繰り返されません

  5. 「OK」をクリックします。