カレンダおよびタスク・フロー・タイプの設定

アプリケーションのカレンダおよびタスク・フロー・タイプを設定します。期間頻度、開始年と終了年、会計期間、およびローリング予測の有効化を設定できます。その後、どのタスク・フロー・タイプを使用するかを指定できます。

カレンダによって、アプリケーションの期間頻度、開始年と終了年、会計年度の最初の月(月次の場合)、または最初の会計期間の開始日(週次または四半期ごとの場合)が決定され、ローリング予測および期間を有効化できます。

会計年度に対し、会計年度の最初の月を設定して、会計年度が同じカレンダ年または前のカレンダ年のどちらで開始するかを指定します。数式を使用するなどにより、カレンダ年に基づく計算を後で設定できます。アプリケーション用の式を設定する際、[TPDate]や[FirstDate]などの数式は、アプリケーションの開始が同じカレンダ年なのか前のカレンダ年なのかによって、結果が異なることに注意してください。

この画面で、アプリケーションに「タスク・フロー・タイプ」を選択することもできます:

  • タスク・リスト: タスク・リストは、タスク、手順および終了日を一覧表示することで、ユーザーにプランニング・プロセスの手順を示す従来の機能です。

    タスク・リストの詳細は、タスク・リストの管理を参照してください。

  • EPM Task Manager: これは、新しいアプリケーションに対するデフォルト・オプションです。EPM Task Managerは、すべてのタスクを集中モニタリングし、アプリケーションの実行を記録するための目に見える自動化された繰返し可能なシステムを提供します。

    EPM Task Managerの詳細は、タスク・マネージャを使用したタスクの管理を参照してください。

注:

アプリケーション作成後に、「タスク・フロー・タイプ」「タスク・リスト」から「タスク・マネージャ」に切り替えることができます。ただし、既存のタスク・リストをタスク・マネージャに移行したり、タスク・マネージャを有効にした後でタスク・リストに戻すことはできません。従来のタスク・リストを引き続き使用する場合は、アプリケーションの作成時に「タスク・リスト」オプションを選択します。タスク・マネージャの有効化の詳細および切替えに関するその他の重要な考慮事項の確認方法は、Planning内からのタスク・マネージャの有効化を参照してください。

カレンダおよびタスク・フロー・タイプを設定するには:

  1. 「期間頻度」を選択します:
    • 月次

    • 毎週

    • 四半期ごと

    • カスタム

  2. アプリケーションの「開始年と終了年」を選択します。
  3. 「期間頻度」に基づいて会計年度の情報を指定します:
    • 「月次」で、会計年度の最初の月を選択します

      最初の月が1月以外のアプリケーションを作成する場合は、「会計年の開始日」も選択する必要があります。このパラメータの選択は、年ディメンションを正しく作成し、基礎となる期間の計算を行うために重要です。詳細は、カレンダについてを参照してください。

    • 「週次」および「四半期ごと」で、最初の会計期間の開始日を指定します

  4. 頻度を「月次」に設定した場合、「週次配分」オプションとして「均等」445454または544を選択します。

    週次配分により、月の会計週数に基づいて月次配分パターンが設定されます。この選択によって、サマリー期間のデータを基本期間内にどう分布させるかが判別されます。ユーザーが、四半期などのサマリー期間に、データを入力する際、サマリー期間内の基本期間に値が分散されます。

    「均等」以外の週次配分パターンを選択した場合、アプリケーションは、四半期の値をそれらが13週に分割されているかのように処理し、選択したパターンに従って週を分散します。たとえば、5-4-4を選択すると、四半期の最初の月は5週、最後の2か月は4週あることになります。

  5. ローリング予測を有効化して期間を設定するかどうかを決定します。ローリング予測についてを参照してください。

    ローリング予測は、開始月が1月の場合にのみ使用できます。

  6. アプリケーションのタスク・フロー・タイプを選択します:
    • タスク・リスト: タスク、手順および終了日を一覧表示することで、ユーザーにプランニング・プロセスの手順を示します。

      タスク・リストの詳細は、タスク・リストの管理を参照してください。

    • EPM Task Manager: これは、新しいアプリケーションに対するデフォルト・オプションです。EPM Task Managerは、すべてのタスクを集中モニタリングし、アプリケーションの実行を記録するための目に見える自動化された繰返し可能なシステムを提供します。

      EPM Task Managerの詳細は、タスク・マネージャを使用したタスクの管理を参照してください。