有効な交差の理解

有効交差は、定義したルールに基づいてフィルタされるセルの交差部分です。このルールは有効交差ルールと呼ばれ、ユーザーがデータを入力したり実行時プロンプトを選択する場合に、ユーザーに対して特定のセル交差をフィルタします。たとえば、ある期間や一部の部署にのみ特定のプログラムが有効であることを指定できます。有効交差を定義した後は、無効なデータを含むセルは読取り専用になります。この制限により、プランニング・プロセスのスピードが向上し、ユーザーに使用可能な情報が最適化されます。

逆に、ほとんどのセルの組合せでデータ入力を許可し、選択したいくつかのセルの組合せに対するデータ入力のみを禁止する必要があるというユース・ケースも考えられます。このような場合は、無効な交差を定義することにより、定義プロセスを簡易化できます。無効な交差は、交差グループの作成中に無効な交差定義タイプを指定できる点を除き、有効な交差を定義する場合と同様に定義します。

有効交差がフォームおよび実行時プロンプトの動作にどのように影響するかをさらに理解するには、有効交差の操作を参照してください。

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有効交差の管理方法を学習します。 ビデオ・アイコン Cloud EPMでの有効交差の管理