レポートの概要
レポートは、以前はNarrative Reportingビジネス・プロセスの管理レポートとして使用可能だった機能で、Oracle Enterprise Performance Management Cloudプラットフォームのビジネス・プロセスとアプリケーションと一緒に組み込まれるようになり、今後はFinancial Reportingのかわりになります。レポートは、使いやすく堅牢なレポート開発フレームワークを、レポート・ビューアのエンリッチされたユーザー・エクスペリエンスとともに提供します。
レポートのレポート・ソリューションの設計と操作について学習するには、次のトピックおよびガイドを参照してください:
Oracle Enterprise Performance Management Cloudのレポートの操作のレポートについて学ぶ
Oracle Enterprise Performance Management Cloudのレポートでの設計のレポートについて学ぶ
レポートへのアクセスとレポート・リポジトリの表示
次世代のレポートを表示するには、ホーム・ページでをクリックし、ページの左側にある「レポート」タブをクリックします。
「レポート」のリスト・ページでは、ダッシュボード、インフォレット、データ入力フォームなどと同じフォルダ階層を使用しており、すべてのアーティファクトおよびフォルダは、「ライブラリ」と呼ばれるルート・フォルダ内に存在します。レポート、ブックおよびバースティング定義はレポート・リポジトリに格納されます。
注:
管理者のみがファイル(たとえば、ダッシュボード、インフォレット、フォーム、レポートなど)を「ライブラリ」ルート・フォルダに追加できます。
レポートまたはフォルダを検索するには、ペイン上部の「検索」ボックスに検索テキストを入力して、をクリックします。
「レポート」のリスト・ページで、レポート・フォルダの表示をフラット・ビューまたはツリー・ビューに切り替えられます:
ブックおよびバースティングで使用および生成されたサード・パーティ・ドキュメントにも、「ドキュメント」でアクセスできます。たとえば、ブックに挿入されたMS WordおよびPDFドキュメントや、バースティング定義で使用されたCSVファイルの他、バースティング定義で生成されたPDFファイルがあります。
「ドキュメント」リポジトリを表示するには、ホーム・ページで「レポート」をクリックし、ページの左側にある「ドキュメント」タブをクリックします。フォルダおよびレポートの管理
レポートは、様々なビュー・オプションが使用可能な「レポート」リスト・ページで管理します。「ドキュメント」の下で、ブックおよびバースティングで使用および生成されたサード・パーティのドキュメントのアクセスおよびメンテナンスができます。たとえば、ブックに挿入されたMS WordおよびPDFドキュメントや、バースティング定義で使用された.CSV
ファイルの他、バースティング定義で生成されたPDFファイルがあります。
レポートおよびドキュメントは、フォルダにグループ分けされます。レポート・リストを表示すると、次のことができます:
レポート・デザイナは、フォルダまたは個別のレポートのアイコンをクリックして、次のフォルダおよびレポート管理タスクを実行できます:
フォルダ用:
ファイルのアップロード(ドキュメントのみ)
フォルダの作成
削除
名前変更
移動
権限の割当
レポート、ブックおよびバースティング定義用:
開く(レポートおよびブックのみ)
編集
名前変更
別名コピー
削除
移動
権限の割当
URLのコピー
ドキュメント用:
プロパティ
別名コピー
削除
移動
権限の割当
「ドキュメント」リストは、次のファイル・タイプおよび拡張子をサポートしています(デフォルトのファイル・サイズ制限は5MBであり、100MBがサポートされる.PDF
を除きます):
.DOC
、.DOCX
).XLS
、.XLSX
).CSV
).PDF
).TXT
).PPT
、.PPTX
)「ドキュメント」のサード・パーティのファイルをアップロードするには:
「ドキュメント」リストで、宛先フォルダを選択し、次のいずれかを実行します:
「ドキュメント」パネルの右上にある「アップロード」をクリックします。
アイコンをクリックし、「ファイルのアップロード」を選択します。
「ファイルのアップロード」で、ローカル・ファイル・システムからアップロードするファイルを選択し、「OK」をクリックします。選択したフォルダにファイルがアップロードされます。
「ドキュメント」のサード・パーティ・ファイルをダウンロードするには、「ドキュメント」リストで目的のファイルの場所を参照し、ファイル名をクリックしてダウンロードします。
レポートのブックとバースティング
レポートには、ブックとバースティングの機能が含まれます。ブックは、1つ以上のレポート、ブックおよびその他のドキュメントをまとめて、単一のPDF出力を生成する機能を提供します。バースティングを使用すると、1つのデータ・ソースの単一ディメンションの複数メンバーに対して、単一のレポートまたはブックを実行して、メンバーごとにPDF出力を発行できます。バースティング定義をスケジュール済ジョブとしてスケジュールできます。レポートのブックおよびバースティング機能の操作方法について学習するには、Oracle Enterprise Performance Management Cloudのレポートでの設計の次のトピックを参照してください:
スケジュール済ジョブとしてバースティング定義をスケジュール設定するには、Planningの管理のジョブのスケジュールを参照してください。
Financial Reportingレポートのレポートへの移行
Financial Reportingのレポートをレポートに移行するには、すべてまたは個別のレポートを移行できるインプレース移行を実行するか、「リポジトリの検索」からローカルにエクスポートされたFinancial Reportingレポート・ファイルをインポートします。移行時には、元のレポートのできる限り多くの要素がレポートの同等のものに可能な限り置き換えられることに注意します。しかし、2つのソリューションには違いがあるため、両方のソリューションにすべての要素が存在するわけではありません。元のレポートと同等のレポートを作成するためには、レポートの移行後に特定の要素の変更が必要になる場合があります。
Financial Reportingは、Financial Reportingからレポートにコンテンツを移行するための時間を十分に取った上で、日付は未定ですが将来的に削除されます。
Oracle Enterprise Performance Management Cloudレポートでの設計のFinancial Reportingからのレポートの移行を参照してください。
レポートでのフォントの管理
レポートを作成するために会社で使用しているTrueTypeフォントがある場合は、レポート・デザイナがアップロードすることをお薦めします。個別のフォント・ファイルまたは、複数のTrueTypeフォントが格納されたzip済ファイルを、「アプリケーション設定」を使用してフォント・フォルダにアップロードできます。
フォント・ファイルはTrueTypeフォントである必要があり、フォント・フォルダ構造に既存のもの以外である必要があります。重複するフォントをアップロードすると、重複(または無効な)フォント・ファイルを示すエラー・メッセージが表示されます。複数のフォントをzipファイルにまとめてアップロードした場合、その他の有効なファイルはロードされます。
フォントをアップロードするときには、フォント・ファミリ自体の一部である「標準」、「斜体」、「太字」、「太字斜体」フォントなどのバリアントがそのフォントにあるかどうかを確認する必要があります。この場合、システム内で使用される標準フォント・ファイルをアップロードするのではなく、完全なフォント・ファミリをzipファイルとしてアップロードすることをお薦めします。フォント・ファミリとそのバリアントの詳細は、Microsoft社のフォント・ライブラリを参照してください。
EPM Cloudデプロイメントにフォントをアップロードするには:
EPM Cloudサービスで、「アプリケーション」をクリックし、次に「設定」をクリックします。
詳細は、Planningの管理の指定可能なアプリケーションおよびシステム設定を参照してください。
レポート・オプションを指定するには、レポート設定をクリックします。
設定ページでフォントの管理をクリックします。
フォント・ページからをクリックし、次に「ファイルのアップロード」を選択します。
「ファイルのアップロード」ダイアログで「参照」をクリックして、アップロードするTrueTypeフォントに移動して、「OK」をクリックします。
注:
複数のフォントをアップロードする必要がある場合は、zipファイルを作成します。フォント・ファイルのサイズによっては、アップロードの実行に時間がかかる場合があることに注意します。
考慮事項
バックスラッシュ文字( \ )は、レポートでは制限されています。