配賦ルールの宛先の定義には、配賦のデータの宛先を入力する方法が説明されています。次のステップは、ドライバ値が見つかるメンバーである配賦ドライバ基準の定義です。
注:
Profitability and Cost Managementは、宛先にフォーカスがあることを前提とします。「ドライバ基準」タブでのディメンションとメンバーの選択は、ドライバが配置されている場所を定義する宛先に対する変更を表します。
たとえば、配賦の宛先が販売部門と給与勘定科目の交差の場合、「ドライバ基準」の定義は「人数」勘定科目メンバーです。
デフォルトでは、すべてのドライバ値の合計で除算したメンバーに対するドライバ値の比率を使用して、データが宛先に比例で配賦されます。データを均等に配賦することを選択できます。これはドライバ比率が1の場合と同じです。
通常、システムは、任意の交差に関連付けられた統計メンバーが1つのディメンション(通常は勘定科目ディメンション)の1つのメンバーに含まれるように設定されます。ディメンションごとに1つのメンバーのみ選択できます。
配賦ルールのドライバ基準を定義するには:
次の図は、データを「機械加工ブレーキ部品」ルール(ドライバ・ディメンションのDRIV1001メンバー)に配賦するときに適用されるドライバの場所を示しています。
図8-12 ドライバの場所ドライバの選択例
ヒント:
次のオプションのステップは、ルールのオフセット、つまり配賦ソースの減少に対応する残高の増加を保持するメンバーの入力です(配賦ルールの配賦オフセットの定義(ナビゲータ))。