Essbaseへのデータのロード

データをデータベースにロードする方法はいくつかあります。

概要は、次のビデオを参照してください。

video cloud png 概要ビデオ: データのロード

サービス管理者および適切にプロビジョニングされたその他のユーザーは、Profitability and Cost Managementを使用してデータをOracle Essbaseにロードできます。ロード先のファイルには通常、配賦する金額やドライバ情報などの入力データが含まれます。

注:

「ナビゲータ」「ナビゲータ」ボタンを開いて「データ管理」を選択することもできます。手順については、ライブラリの「ブック」「ユーザー」セクションで、データ管理内のヘルプにアクセスするか、データ管理のドキュメントを見つけてください(Profitability and Cost Managementライブラリの使用)。

ロードするファイルの形式はOracle Essbase Administration Servicesコンソールと同じです。

  • テキスト・ファイル・データ・オブジェクト(.txt) — IEssOlapFileObject.TYPE_TEXT

  • Excelワークシート・ファイル・データ・オブジェクト(.xls) — IEssOlapFileObject.TYPE_EXCEL

これらのファイルの作成については、Oracle Essbaseデータベース管理者ガイド内のデータのロードおよびディメンションの構築の理解、特にルール・ファイルを必要としないデータ・ソースを参照してください。

次のビデオは、「データ管理」を使用してデータをProfitability and Cost Managementにロードする方法を示しています。

video cloud png チュートリアル・ビデオ: データ管理を使用したデータファイルのロード(パート1/2)

video cloud png チュートリアル・ビデオ: データ管理を使用したデータファイルのロード(パート2/2)

Profitability and Cost Managementを使用してデータをEssbaseにロードするには:

  1. 「ナビゲータ」ボタンをクリックしてから「データベース」をクリックします。「データ・ロード」タブをクリックします(図10-2)。

    図10-2 「データ・ロード」画面


    「データ・ロード」画面に、次のステップで説明する情報が表示されます。
  2. データ・ロードの処理方法を指定します。
    • オプション: 「ロード前にデータベースをクリア」を選択して、アプリケーションのアクティブ・キューブのすべてのデータをクリアします。既存のデータを保持する場合は、この設定を選択しないでください。

    • 「既存の値に追加」または「既存の値を上書き」を選択します。

  3. 「ファイルのロード」領域で、ロードするファイルを選択します。「アクション」メニューまたはボタンを使用して、次のタスクを実行します。
    • 「行の追加」または「追加」ボタンボタン — 「参照」ボタンが表示され、ロードするデータ・ファイルまたはルール・ファイルを選択できます

    • 「行の削除」または「削除」ボタンボタン — 選択した行をロードするファイルの表から削除します

    注:

    「表示」メニューを使用して、表内の列の表示、非表示および順序変更を行ったり、表をデタッチして別のウィンドウでフロート表示できます。

  4. ファイルを選択したら、「ロード」をクリックしてファイルをOLAPサーバーにコピーし、データをファイルからEssbaseにロードします。

    「ジョブ・ライブラリ」を使用して、ロードの進捗状況を追跡できます。

例10-1 ノート

ロードでは少なくとも各ファイルの最初のエラーが記録され、「ジョブ・ライブラリ」に表示されます。可能な場合、1つのファイルにつき複数のエラーが記録されます。エラーに、どのレコードのどの列が間違っているかが示されます。アウトラインが空白の場合、またはロードされたファイルが空白、ロックされている、サイズ制限を超過している(データ・ファイルは2GB、ルール・ファイルは64KB)場合、またはデータ・ファイルにエラーが含まれる場合、エラーが記録されます。ファイルは、テキスト・ファイルまたはMicrosoft Excelファイルである必要があります。ファイル名は8文字以下にする必要があり、スペースや特定の文字(,=.+;[]など)を使用することはできません。