連結ディメンションのデータ・フロー

連結ディメンションの詳細は、連結ディメンションを参照してください。

最初に、システムでは、親エンティティとは無関係に次のステップが処理されます。

  • ユーザーは、エンティティの機能通貨の手動入力、データ・ロードおよび調整の全部または一部の組合せを通じて、子エンティティのデータを入力できます。データは、連結ディメンションのエンティティ入力メンバーに保管されます。
  • 連結中に、システムは、デフォルトの計算ルールを実行してエンティティ入力メンバーを完全に計算し、ステータスを「OK」に変更します。

次に、システムでは、親エンティティに基づいて次のステップが処理されます。

  • システムは、最初に、エンティティ入力とエンティティ連結(親エンティティにのみ適用)の両方を含むエンティティ合計データをその親の通貨に換算します。
  • システムは、次に、その親との関連に応じた連結比率(PCON)を適用して換算済データを処理し、連結ディメンションの比率メンバーに結果を保管します。
  • 会社間データの場合、値は消去され、データは連結ディメンションの消去メンバーに保管されます。
  • エンティティ比率データと消去データの合計は、連結ディメンションのコントリビューション・メンバーに保管されます。
  • システムは、その後、親エンティティのすべての子エンティティのコントリビューション・データを集約します。システムは、親エンティティのエンティティ連結メンバーに、連結された結果を保管します。親エンティティのステータスは、「OK」に変更されます。