ロールオーバーの実行では、単一シナリオ内のある期間から次の期間へのデータの移行が制限されます。ターゲット期間がP1で、前年度の前期間がP12の場合、ロールオーバーでも期末レートが期首レートに移動されます。
注:
ロールオーバーの実行を参照してください。特定のソースから特定のターゲットにデータをコピーする必要がある場合は、構成のコピーを使用できます。このオプションを使用すると、シナリオ、年および複数期間全体の構成およびルールをコピーできます。選択したソース構成から選択したターゲットにコピーする1対1のコピーを作成できます。複数のターゲット期間にデータをコピーすることもできます。
ロールオーバー・プロセスとは異なり、構成のコピーでは、次に示すように、同じレートが同じレートに常にマップされます:
前年度現行税率 => 前年度現行税率
今年度現行税率 => 今年度現行税率
期首繰延税率 - 非流動 => 期首繰延税率 - 非流動
期末繰延税率 - 非流動 => 期末繰延税率 - 非流動
期首地域税金配賦 => 期首地域税金配賦
今年度地域税金配賦 => 今年度地域税金配賦
期末地域税金配賦 => 期末地域税金配賦
オーバーライド税率(期首) => オーバーライド税率(期首)
オーバーライド税率(今年度) => オーバーライド税率(今年度)
オーバーライド税率(期末) => オーバーライド税率(期末)
オーバーライド税率配賦(期首) => オーバーライド税率配賦(期首)
オーバーライド税率配賦(今年度) => オーバーライド税率配賦(今年度)
オーバーライド税率配賦(期末) => オーバーライド税率配賦(期末)
アクティブな地域フラグ => アクティブな地域フラグ
構成のコピーは、システム管理者またはパワー・ユーザーが実行する必要があります。
構成をコピーするには:
注:
次の各機能が「構成のコピー」画面に表示されるのは、その機能がアプリケーションに対して有効化されている場合のみです:選択した各機能について、必要な交差が把握されます。ディメンション・メンバーなど、他の選択を行う必要はありません。
注:
特定の構成のコピー・タイプについて構成のコピーが実行されないようにする場合は、「すべて選択」を選択し、オプションの選択を解除します。注:
ターゲットの選択は、ターゲット期間以外はすべて単一の選択です。構成のコピーでは、複数のターゲット期間を選択できます。複数のターゲット期間をカンマ(スペースなし)で区切って入力します(例: P1,P2,P3,P4)。ソースのシナリオと年がターゲットのシナリオと年と同じ場合は、ソース期間がターゲット期間の1つとして使用されていないことを確認します。注:
ターゲットPOVのデータ・ステータスが影響を受けるのは、次の条件を満たす場合のみです:実行するルールごとにジョブが作成されます。ロールオーバー操作とは異なり、構成のコピーではすべてのルールが一度に送信されるため、すべてのジョブが完了するのを待機する必要がありません。「ジョブ」画面でジョブの完了の進捗をモニターできます。
構成のコピーを実行する場合、ロック解除されたすべてのエンティティについてターゲットPOVのデータ・ステータスが影響を受けます。