勘定科目プロパティの定義

勘定科目のプロパティ(勘定科目タイプ、データ型、会社間勘定かどうかなど)を定義します。

会社間勘定については、会社間勘定属性の値の設定を参照してください。

勘定科目プロパティを定義するには:

  1. 「ナビゲータ」アイコン「ナビゲータ」アイコンをクリックします。
  2. 「作成および管理」「ディメンション」をクリックします。
  3. 「ディメンション」リストから、「勘定科目」を選択します。
  4. 「アクション」を選択してから、「子の追加」または「兄弟の追加」を選択します。
  5. 「メンバーのプロパティ」タブで、勘定科目プロパティを入力します。

表15-1 勘定科目プロパティ

プロパティ 説明

名前

ディメンション・メンバー全体で一意である名前を入力します。

説明

オプション: 説明を入力します。

別名表

オプション: 別名表を選択し、別名を保管します。

別名

オプション: メンバーの代替名を入力します。

勘定科目タイプ

勘定科目タイプを選択します。

  • 費用

  • 収益

  • 資産

  • 負債

  • 資本

  • 保存された仮定

差異レポート

オプションを選択します。

  • 費用

  • 費用外

タイム・バランス

収益勘定および費用勘定に対するシステムによるサマリー期間の値の計算方法を指定します。

次のオプションから選択します。

  • フロー - 平均レートを使用して計算します
  • 残高 - 期末レートを使用して計算します

スキップ

オプションを選択します。

  • なし

  • 欠落

  • ゼロ

  • 欠落およびゼロ

為替レート・タイプ

勘定科目の為替レートを示します。
  • 履歴

  • 履歴金額オーバーライド

  • 履歴レート・オーバーライド

  • レートなし(取得時換算勘定以外の場合)

注:

フロー勘定科目には常に「平均」レートが使用され、残高勘定科目には常に「期末」レートが使用されます。

ソース・キューブ

メンバーのソース・キューブを指定します。

データ・ストレージ

データ・ストレージ・オプションを選択します。

  • 保管

  • 動的計算および保管

  • 動的計算

  • 共有しない

  • 共有

  • ラベルのみ

2パス計算

親メンバーまたは他のメンバーの値に基づいてメンバーの値を計算するかどうかを選択します。

上位レベルのエンティティ入力を許可

親エンティティの入力をこの勘定科目に対して許可するかどうかを指定します。

プラン・タイプ

メンバーが有効となるアプリケーション・タイプを示します。

データ型

データ型を選択します。

  • 未指定

  • 通貨

  • 通貨以外

  • パーセンテージ - 数値を保管し、パーセントとして表示します。

  • 日付 - 日付として表示します。

  • テキスト - テキストとして表示します。

  • 一時テキスト: 保存せずにテキストとして表示します。

    一時テキスト・データ型は、維持する必要のないフォーム内のテキストを表示します。たとえば、リアルタイム在庫データを外部システムから取得(REST API)し、フォームに対してロード後Groovyルールを使用して、データをそのフォームに表示できます。

    注:

    一時テキストはEssbaseやリレーショナル・データベースには保存されません。一時テキスト・データ型を使用するように既存のメンバーが変更された場合、既存のデータはフォームに表示されなくなりますが、Essbaseからデータは削除されません。
  • スマート・リスト

スマート・リスト

オプション: メンバーに関連付けるスマート・リストを選択します。

動的な子に対して使用可能

ユーザーが、動的な親メンバーを使用するように構成されたビジネス・ルールの実行時プロンプトでメンバー名を入力することにより、このメンバーの子を作成できるようにします。

使用可能な動的な子の数

このオプションは、「動的な子に対して使用可能」が選択されている場合のみ使用可能です。ユーザーが作成できる、動的に追加する最大メンバー数を入力します。デフォルトは10です。

メンバー作成者に付与されたアクセス権

このオプションは、「動的な子に対して使用可能」が選択されている場合のみ使用可能です。メンバー作成者が実行時プロンプトで作成する動的メンバーに対して持つ権限を判別します:
  • 継承 - メンバー作成者は、新しく作成したメンバーに対する最も近い親のアクセス権を継承します。

  • なし - メンバー作成者には、新しく作成したメンバーへのアクセス権は割り当てられません。(管理者は、後でメンバー作成者にメンバーへのアクセス権を割り当てることができます。)

  • 読取り - メンバー作成者には、新しく作成したメンバーへの読取りアクセス権が割り当てられます。

  • 書込み - メンバー作成者には、新しく作成したメンバーへの書込みアクセス権が割り当てられます。

注:

管理者がこれらの設定を変更した場合、その変更は将来の動的メンバーにのみ適用され、遡って動的メンバーに適用されることはありません。