「TAR自動化」および「TAR自動化帳簿残高」のUIを使用すると、追加した新しい勘定科目(つまり、列)に引当データをマップして、税に関する会社の総勘定元帳勘定科目構造を表すことができます。データをマップする際には、TARF勘定科目(列)と増減(行)を定義してデータをマップする必要があります。
「TAR自動化」および「TAR自動化帳簿残高」のUIでは、マッピング・プロセス中に複数の勘定科目を一度に表示できます。これにより、ユーザーは仕訳入力の両側をマップできます。たとえば、現在の税金費用と現在の未払税の詳細を同じUIに表示できます。これは、引当からデータをマップするときに便利です。
適切なソース勘定科目(国または地域)を選択するには、少なくとも1つを選択する必要があります。選択したそれぞれの勘定科目について、右にスクロールして同じ列セットを確認します。
詳細勘定科目を追加するには:
注:
「TAR自動化帳簿残高」で作業するには、「TAR自動化」画面で「TAR自動化帳簿残高」タブを選択する必要があります。デフォルト・マッピングの生成を参照してください注:
選択できる勘定科目の数に制限はありませんが、選択する勘定科目が多いほど、処理時間に対する影響が大きくなります。POVの選択が検証され、次の条件が存在する場合はエラーが表示されます:
表29-1 「TAR自動化」および「TAR自動化帳簿残高」のフィールド
マッピング | 列名 | 説明 | 必須 |
---|---|---|---|
管轄なし | ソース勘定科目(国) | 国のソース勘定科目の各メンバーの名前を選択します。連結を実行するには、国のソース勘定科目を選択する必要があります。 | Y |
除外勘定科目(国) | 連結時に入力の貸借を一致させるために、TARフォームの国の親勘定科目から除外する詳細勘定科目のメンバー名を選択します。 | N | |
地域勘定科目 | ソース勘定科目(地域) | 地域のソース勘定科目の各メンバーの名前を選択します。連結を実行するには、地域のソース勘定科目を選択する必要があります。 | Y |
除外勘定科目(地域) | 連結時に入力の貸借を一致させるために、TARフォームの地域の親勘定科目から除外する詳細勘定科目のメンバー名を選択します。 | N | |
国/地域 | データ・ソース | データ・ソースのメンバー名を選択します。 | Y |
国/地域 | 増減 | 増減ソースのメンバー名を選択します。 | Y |
国/地域 | 会社間 | 会社間ソースのメンバー名を選択します。
注: これはTAR帳簿残高にのみ適用され、TAR自動化には適用されません。 |
N |
国/地域 | 符号の切替え |
当期引当のデータ・ソースの符号が正(+)の場合は、「符号の切替え」チェック・ボックスを選択してその符号を負(-)に切り替えて、貸借対照表の入力側を転記します。 繰延税金ロールフォワードの当期引当からのデータ・ソースの符号が正(+)の場合は、「符号の切替え」チェック・ボックスの選択を解除してその符号を負(-)に切り替えて、繰延費用の入力側を転記します。 |
N
デフォルト値は「いいえ」です。 |
セルが検証され、検証エラーがある行は次のように強調表示されます:
TAR自動化のカスタム・マッピング
TAR自動化帳簿残高のカスタム・マッピング
注:
ライブラリから「TAR自動化」または「TAR自動化帳簿残高」フォームを使用してカスタム・マッピングを生成する場合は、メンバー名のみサポートされます。