ユースケース例: 空白列および一致したものの抑制

次の例は、会社間レポートで空白列を抑制する、および一致したトランザクションを抑制するという2つのオプションを示しています。関連項目: 抑制オプションの選択(空白列および一致したもの)

抑制オプションを選択しない場合

このレポートは、「空白列の抑制」オプションも「一致したものを抑制」オプションも選択されていないデフォルトの状態を表しています。この構成では、一致したものと一致しないものの両方のトランザクションを含むすべてのトランザクションがレポートに表示され、かつ、データが含まれているかどうかに関係なくすべての列が表示されます。

例:

  • 一致したものを抑制: false
  • 許容差値: 0.0
  • 許容差パーセント: 0.0
  • 出力の例:
    • トランザクションが完全に一致している場合も、レポートにはすべての行が含められます
    • データがない列がまだ表示され、レポートが乱雑になる可能性があります(A2 asset Entity、A2 asset Partner)

抑制オプションを選択しない場合

全体的に空白(つまり、全行にわたってデータがない)の列を抑制する場合

このレポートは、「空白列の抑制」オプションが選択されている場合の機能を示しています。この機能により、全行にわたってデータが含まれていない列が非表示になるため、レポートが簡略化され、関連データに集中しやすくなります。

例:

  • 空白列の抑制: 有効
  • 出力の例:
    • データがない列はレポートから省略されます
    • データがなかったA2 asset Entity、A2 asset Partner列が削除されました

空白列のみの抑制

指定された許容範囲内で一致したトランザクションを含む行を抑制する場合

このオプションを使用して、次の条件で一致したものを抑制できます:

  • 抑制の許容差値:

    これは、「一致したものを抑制」オプションを使用し、許容差値を指定した場合のレポートを示しています。会社間トランザクション間の差異が指定された許容差値以下であるセルは抑制されます。

    例:

    • 一致したものを抑制: 有効
    • 許容差値: 500.0
    • 許容差パーセント: 0.0
    • 出力例: 差異が500以下であるトランザクションが抑制されています。

    抑制の許容差値

  • 抑制の許容差パーセント:

    このレポートは、「一致したものを抑制」オプションを適用し、許容差パーセントを指定した場合の影響を示しています。ここでは、会社間トランザクション間の差異が許容差パーセンテージの値に収まるセルが抑制され、軽微な差異の表示が減っています。

    例:

    • 一致したものを抑制: 有効
    • 許容差値: 0.0
    • 許容差パーセント: 5.0
    • 出力の例:
      • 指定されたパーセンテージをトランザクション金額に適用して、許容差パーセント値を計算します
      • 許容差のしきい値 = 2つの金額(エンティティまたはパートナ・トランザクション)の5%で、絶対差異が許容差のしきい値以下である場合、そのトランザクションは抑制されます
      • 例: 最初のトランザクションであるLA => ICP_NYの間のトランザクションは、Min (80000,79500)の5% >= 500 (差異値)であるため、抑制されます
      • 絶対差異が計算されたしきい値以下である場合、トランザクションは抑制されます。

抑制の許容差パーセント

Note:

  • レポートを生成するとき、許容差条件のいずれかまたは両方を適用することを選択できます。
  • 「許容差値」と「許容差パーセント」の両方を適用すると、行を抑制するかどうかを判断するために、実質的に、より厳密な条件(つまり、2つのしきい値のうちより低いもの)が選択されます。これにより、制限が最も厳しい許容差設定の範囲内にある差異のみがレポートで非表示になるため、どのデータを表示するかをより正確に制御できます。
  • 差異値は負の場合と正の場合があり、抑制のための比較では常に差異の絶対値が使用されます。