Reportsソリューションの操作

Reports(以前はNarrative Reportingビジネス・プロセスの管理レポートとして使用されていた)が、Oracle Enterprise Performance Management Cloudプラットフォームのビジネス・プロセスおよびアプリケーション(PlanningFinancial Consolidation and CloseTax Reportingおよびフリー・フォーム)に組み込まれ、最終的にはFinancial Reportingが置き換えられます。Reportsは、わかりやすい堅牢なレポート開発フレームワークと、充実したレポート・ビューア・エクスペリエンスを提供します。

Reportsには、ブックおよびバーストも含まれています。ブックは、1つ以上のレポート、ブックおよびその他のドキュメントをグループ化して、単一のPDF出力を生成する機能を提供します。バースト機能では、1つのデータ・ソースの単一ディメンションの複数のメンバーに対して単一のレポートまたはブックを実行して、各メンバーのPDF出力を公開できます。バースト定義をスケジュール済ジョブとしてスケジュールできます。

レポート、ブックおよびバースト定義は、Reportsリポジトリに保管されます。「ドキュメント」の下のブックおよびバーストで使用されて生成されたサード・パーティ・ドキュメントにアクセスすることもできます。たとえば、バースト定義で使用されるブックおよびCSVファイルに挿入されたMS WordおよびPDFのドキュメントや、バースト定義によって生成されたPDFファイルがあります。ドキュメント・リポジトリを表示するには、「ライブラリ」「レポート」の順にクリックし、ページの左側にある「ドキュメント」タブをクリックします。

すべてまたは個々のレポートを移行できるインプレース移行を使用するか、「リポジトリの検索」からローカルにエクスポートされたFinancial Reportingのレポート・ファイルをインポートすることで、Financial ReportingのレポートをReportsに移行できます。移行の際は、元のレポートの可能なかぎり多くの要素がReportsの相当する要素に変換されることに注意してください。ただし、2つのソリューションには違いがあり、すべての要素が両方のソリューションに存在するとはかぎりません。元のレポートに相当するレポートを生成するには、レポートを移行した後に、特定の要素の変更が必要になる可能性があります。

Financial Reportingは、コンテンツをFinancial ReportingからReportsに移行するための十分な時間が経過した後に、将来の未定の日付で最終的に削除されます。

次世代のReportsを表示するには、ホーム・ページで「ライブラリ」をクリックし、次にページの左側にある「レポート」タブをクリックします。

注:

管理者のみが、ファイル(ダッシュボード、インフォレット、フォーム、レポートなど)を「ライブラリ」ルート・フォルダに追加できます。

Reportsを使用して設計および操作するには、次の各ガイドのトピックを参照してください: