損益計算書方式の操作

税金自動化

税金自動化ルールは、損益計算書方式に従って、試算表の残高を基に帳簿資産および負債の今年度の「増減」または残高の変化を計算するように構成できます(図3のグローバル・ルール1、財務資産)。期末一時差異残高を帳簿価額と課税価格の比較の貸倒合計との期末差異に「圧縮」または設定するように、追加のルールを構成できます(図3のエンティティ・ルール1、財務資産)。

税金自動化ルールは、帳簿価額と課税価格の比較フォーマットで分析された課税損失/税額控除の残高を「プル」するように構成できます(図3のグローバル・ルール1、課税損失の繰越)。

図3: 税金自動化ルール – 財務資産および課税損失の繰越

税金自動化ルール – 財務資産および課税損失の繰越

税金自動化の結果

図4の一時差異と図5の繰延税金

財務資産に対して処理されたグローバル1税金自動化ルールにより、「増減」ルールのために今年度の自動増減に転記された今年度の増減(93,476)が表示されています。財務資産に対して処理されたエンティティ1自動化により、エンティティ1ルールで選択されているターゲット増減で処理された「圧縮」ルールの結果として、他の自動調整(10,000)が表示されています。

課税損失の繰越に対して処理されたグローバル1税金自動化ルールにより、「プル」ルールのために今年度の自動増減に転記された今年度の増減(5,772,046)が表示されています。

図4: 一時差異

一時差異

図5: 繰延税金

繰延税金