ステップ処理の作成

注意: このページでは、Oracle Sales Cloud統合アプリケーションでのステップ処理の作成方法の概要を示します。キャンペーン処理レスポンス処理を作成したり、処理を自動的に作成することもできます。

処理とは、Oracle EloquaとOracle Sales Cloudの間のデータ・トランザクションです。「ステップ・アクション」ページでは、アプリケーションを使用するときにプログラムまたはキャンペーンで使用される処理のタイプを作成します。次のタイプの処理を作成できます。

  • 作成: Oracle Sales Cloudで新しいレコードを作成します。
  • 更新: 既存のOracle Eloquaコンタクトを取得し、Oracle Sales Cloudでその情報を更新します。

前提条件

ステップ処理を作成する手順は、次のとおりです。

  1. Oracle Sales Cloud統合アプリケーションで、「処理」をクリックします。
  2. 「処理の追加」をクリックし、新しい処理を作成する接続を選択します。
  3. 処理の詳細を入力します。
    • Name: 処理の名前を入力します。
    • 処理タイプ: ドロップダウン・リストをクリックして、コンタクト・レコードを作成または更新する処理タイプを選択します。
    • 接続: 接続を変更することはできません。
    • オブジェクト・マッピング: マッピングに使用可能なフィールドを表示するには、EloquaオブジェクトおよびSales Cloudオブジェクトを選択し、「フェッチ」をクリックします。「フェッチ」ボタンがクリックされると、フィールド・マッピングの一意の識別子が決定されます。「Sales Cloudオブジェクト」リストには、Sales Cloudインスタンスのトップ・レベル・オブジェクトが表示されます。

      注意: 「フェッチ」ボタンはOracle Sales CloudバージョンR12以上でのみ使用できます。それより古いバージョンのOracle Sales Cloudでは、マップするフィールドが自動的にロードされます。

    • Oracle Sales Cloudフィールドの更新: フィールドの各セットについて、Oracle EloquaコンタクトにマップするOracle Sales Cloudフィールドを指定します。コンタクト・レコードを更新する場合、一意の識別子がこのリストに表示される最初のマッピングです。さらにマッピングを追加するには、「フィールド・マッピングのエクスポートの追加」をクリックします。マッピングを削除したり、フィールド・タイプを静的テキスト、静的日付または動的日付に切り替えるには、編集アイコンのイメージです メニューをクリックします。「更新」処理タイプを使用する場合は、Oracle EloquaからOracle Sales Cloudへの空白フィールドの送信を許可することもできます。このオプションは、必須でないフィールドについてのみ使用できます。

      警告: Oracle Sales Cloudの日付フィールド・タイプにマップする場合は、nullフィールドの送信を許可オプションを選択しないでください。エラーが発生します。

    • Eloquaフィールドの更新: フィールドの各セットについて、Oracle Sales CloudコンタクトにマップするEloquaフィールドを指定します。コンタクト・レコードを作成する場合、一意の識別子がこのリストに表示される最初のマッピングです。さらにマッピングを追加するには、「フィールド・マッピングのインポートの追加」をクリックします。マッピングを削除したり、「Oracle Sales Cloudから」のフィールド・タイプを静的テキスト、静的日付または動的日付に切り替えるには、編集アイコンのイメージです メニューをクリックします。
      • 編集アイコンのイメージです から「拡張モード」を選択した場合は、単一のOracle Sales Cloudフィールド(「Eloquaオブジェクト」「日付」または「動的日付」)に送信する複数の値を入力できます。必要に応じて、ボックスに静的テキストを入力することもできます。コンタクトでは、拡張モードを使用してコンタクトおよび関連するアカウント・フィールドを選択できます。CDOでは、拡張モードを使用してCDOと関連するコンタクトおよびアカウント・フィールドを選択できます。
    • インポート・ルール: データ優先度を指定します。
      • データ優先度: 「バルクAPI」やCRM統合など、インポート時に競合を解決するためのデータの優先度を選択します。リードとコンタクトをEloquaコンタクトにインポートする場合、同じEメール・アドレスを持つリードとコンタクトが存在するような状況が発生する可能性があります。Eloquaのデータ優先度を使用して、どちらのソース(リードまたはコンタクト)の優先度が高いかをEloquaに指示できます。コンタクトのインポートにリードのインポートよりも高い優先度を設定すると、コンタクトからインポートされたデータが、それよりも優先度が低いリード・データによって上書きされることがなくなります。優先度が高い方のソースが、それよりも優先度が低いソースによって上書きされることはありません。優先度の高いソースが他のインポートからの優先度の低いソースで上書きされないようにするために、処理の一環としてデータ優先度を指定する必要があります。
  4. 「保存」をクリックします。

処理が作成され、プログラムまたはキャンペーンで使用できるようになります。

処理を変更するには、メニュー・アイコン 編集アイコンのイメージです をクリックします。処理を編集、有効化、無効化したり、処理のレポート・データを表示できます。処理が無効になっている場合、削除できます。キャンバスで使用されている処理を削除しようとすると、警告メッセージが表示されますが、必要に応じて上書きできます。

重要: プログラムまたはキャンペーン内で使用されている処理を無効にすると、処理を有効にするまでコンタクトが処理されなくなります。処理を再び有効にすると、すべてのコンタクトが処理されるようになります。

関連項目

キャンペーン処理の作成

アプリケーションの開始

Oracle Sales Cloud統合アプリケーション

プログラムまたはキャンペーンでのアプリケーションの使用