WebEx参加状況に基づくキャンバスへのコンタクトの追加

Oracle EloquaのWebEx統合を使用すると、会議とイベントの両方の参加者はコンタクトとして定期的にEloquaに入ることができます。このフィーダ・サービスでは、Eloquaから登録することなくWebEx会議またはイベントに参加したコンタクトを追加できます。WebEx登録で入力された情報に基づいて、Eloquaに新規コンタクトが作成されるか、既存のコンタクトが更新されます。このサービスは、キャンペーン・キャンバスおよびプログラム・キャンバス上で使用できます。

注意: WebExで参加状況データが使用可能になるまでに48-72時間かかることがあります。

重要: WebEx内でイベントを作成するときに、「Delete from My Meetings when Complete」オプションを選択しないでください。選択した場合、WebEx APIエラーが発生する可能性があり、EloquaのWebExアプリケーションが必要なイベント・データにアクセスできなくなります。

WebEx参加状況に基づいてキャンペーンまたはプログラムにコンタクトを追加する手順は、次のとおりです。

  1. 既存のキャンペーンまたはプログラムをオープンするか、新規に作成します。
  2. 「オーディエンス」セクションにある該当するWebEx要素をキャンバス上にドラッグします。
    • WebEx Meeting Attended Feeder
    • WebEx Event Attended Feeder
  3. 要素をダブルクリックして構成画面をオープンします。オープンしたウィンドウでは、次のことができます。
    • ステップの名前をよりわかりやすいものに変更します。
    • 要素を構成します。
  4. 「編集」アイコンをクリックして、処理を構成します。構成画面には次のオプションが用意されています。

    ヒント: Firefoxを使用していて、構成画面が正しくロードされない場合は、ブラウザ・キャッシュをクリアしてください。

    1. Select User: このサービスのWebExユーザーを選択します。適切な権限を持つ管理者は、アプリケーションを再構成することによってWebExユーザーを追加および変更できます。
    2. 「Meeting ID」または「Event ID」: 既存の会議またはイベントのWebEx IDを入力します。

      注意: 必要に応じて、今後の参照が容易になるようにIDをコピーできます。

    3. 出席データを次の場所に保存: いずれかのマッピング・オプションを選択します。
      • コンタクト: WebExコンタクト情報をEloquaコンタクト・フィールドにマップします。
      • カスタム・オブジェクト: WebExコンタクト情報をコンタクト・フィールドとカスタム・オブジェクト・フィールドの両方にマップします。このオプションを選択すると、追加フィールドが表示されます。データを格納するカスタム・オブジェクトおよびEメール・アドレス・フィールドを選択します。

        カスタム・オブジェクトにデータを保存する場合の構成のイメージです。

        注意: 一意のコード・フィールドを持つカスタム・オブジェクトのみを使用できます。一意のコード・フィールドはテキスト・フィールドである必要があります。

    4. WebExフィールドを対応するEloquaコンタクト・フィールドおよびカスタム・オブジェクト・フィールドにマップします(該当する場合)。コンタクト・フィールド・マッピングには、アプリケーションのインストール時に構成に基づいて移入されます。それらは、この特定のオーディエンス・フィーダ用に変更できます。

      ヒント: 「WebExId+ (Eメール・アドレス)」WebExフィールドは、プリフィクスとしてコンタクトのEメール・アドレスをWebEx IDとともに取得します。この結果、コンタクトが参加するWebExイベント/会議ごとにカスタム・オブジェクト・レコードが一意になります。

    5. 出席期間: 会議またはイベントへの参加期間条件を入力します。この条件を満たさないかぎり、フィーダで扱われません。

      重要: Eメール・アドレスを持つレコードの参加分数を足し合わせて合計が計算されます。user@example.comが月曜日に5分間参加し、再び火曜日に10分間参加した場合、合計時間(15分間)が受入しきい値に対して評価されます。

    6. タイミング:
      • 実行頻度: フィーダの頻度(15分から最大1日まで)を選択します。
      • Until: 終了日を選択します。タイム・ゾーンはポッドのタイム・ゾーンを反映しています。

    注意: 記録が行われないかぎり、フィーダ終了日は会議またはイベントの3日後に設定することをお薦めします。

  5. 「保存」をクリックします。
  6. 構成をテストします。

WebEx参加者は、オーディエンス要素を経由してコンタクトとして定期的にEloquaに追加されます。

関連項目

WebExオーディエンス・サービス構成のテスト

WebEx登録状況に基づくキャンバスへのコンタクトの追加

WebExアプリケーション

Oracle Eloqua AppCloudアプリケーション