パスワード要件の設定

Oracle Eloquaユーザーのパスワード要件は詳細に制御できます。

Eloquaには、「Eloquaセキュリティの複雑度」「Windowsセキュリティの複雑度」という、事前構成された2つのレベルのパスワード・セキュリティ複雑度があります。ただし、この設定は組織のセキュリティ・ポリシーにあわせてカスタマイズできます。

パスワード複雑度を設定する手順は、次のとおりです。

  1. 「設定」 黒い歯車で示される「設定」メニュー・アイコンのイメージです。 をクリックします。

  2. 「ユーザーおよびセキュリティ」領域の「セキュリティ」をクリックします。

  3. 「パスワード複雑度」をクリックします。

  4. オプションを選択します。
    • Oracle Eloquaのパスワード複雑度設定を使用する場合は、Eloquaのデフォルトを適用をクリックします。
    • Microsoft Windowsの複雑度設定を使用する場合は、Windowsのデフォルトを適用をクリックします。
  5. 複雑度の設定を構成します。設定およびデフォルトの説明は、後述の説明を参照してください。
  6. 終了後、「保存」をクリックします。

パスワード複雑度のフィールドとデフォルト設定

設定および説明 Eloquaのデフォルト Windowsのデフォルト
パスワード最短長(5 - 15)
必要なパスワード長。この値は、5から15文字の間である必要があります。
8文字 8文字
同じパスワードを再度使用できるようになるまでの日数 (0 - 365)
指定した日数の間、ユーザーが同じパスワードを使用できないようにします。0に設定すると、パスワードは同じ日に再使用できます。
183日間

2日間

同じパスワードを再度使用できるようになるまでのパスワード数(0 - 50)
ユーザーが同じパスワードを再使用できるようになるまでに設定する必要がある新しいパスワードの最小数を指定します。デフォルトは5です。たとえば、ユーザーがPassword123というパスワードを使用しているとします。最小値を5に設定した場合、ユーザーがPassword123を再使用するためには、その前に他のパスワードを5つ使用する必要があります。
5パスワード 24パスワード
少なくとも大文字が1文字必要です
ユーザーはAからZまでの大文字を含むパスワードを選択する必要があります。
有効 有効
少なくとも小文字が1文字必要です
ユーザーはaからzまでの文字を1つ以上含むパスワードを選択する必要があります。
有効 有効
少なくとも数字が1文字必要です
ユーザーは少なくとも1文字の数字をパスワードに組み込む必要があります。有効な値は0から9までです。
有効 有効
句読文字が少なくとも1文字必要です
すべてのパスワードに、英数字以外の文字(特殊文字)を少なくとも1つ含める必要があります。有効な値は、~!@#$%^&*()-+={}[];:"<>?.,\/|です。
無効 無効
パスワードにユーザー名の文字を3文字以上含めることはできません
パスワードにユーザー名の文字を使用できる最大文字数を決定します。
無効 有効
パスワードにユーザーのアカウント名を含めることはできません
ユーザー・アカウント名とパスワードを同じにできないこと、およびアカウント名をパスワードの一部にできないことを指定します。たとえば、ユーザー名がjsmithの場合、パスワードはjsmithまたはjsmith123にできません。
無効 有効
最初の文字は英数字にする必要があります
ユーザーのパスワードの最初の文字を英数字にする必要があります(特殊文字またはUnicode文字にできません)。
無効 無効
最後の文字は英数字にする必要があります
ユーザーのパスワードの最後の文字を英数字にする必要があります(特殊文字またはUnicode文字にできません)。
無効 無効

関連項目

クライアント・セキュリティ構成

ユーザー・パスワード失効の有効化

ユーザー管理

シングル・サインオン