データ参照の使用例

データ参照を使用して、コンタクト、訪問者またはカスタム・オブジェクトのデータを取得できます。データ参照をWebサイトに実装すると、コンタクトや訪問者の情報を使用してWebページをパーソナライズできます。

カスタム・プリファレンス・センターの作成

Webデータ参照を使用して、カスタマイズされたEメール・プリファレンス・センターを作成できます。この場合、フォームを使用してEメール・グループ・オプションを表示します。登録者がEメールで登録管理リンクをクリックすると、そのグループ・メンバーシップがフォームに事前移入されます。

カスタム・プリファレンス・センターでWebデータ参照を使用する手順は、次のとおりです。

  1. コンタクト・グループ・メンバーシップを使用するデータ参照を作成します。この場合、Eメール・アドレスとコンタクトIDの両方を使用してコンタクトを識別します。
  2. それぞれのEメール・グループについて、登録および登録解除データ参照IDを取得します。これらのIDを取得するには、Eメール・グループをオープンし(「アセット」 黒い鉛筆で示される「アセット」アイコンのイメージです。 > 「Eメール設定」 > 「Eメール・グループ」)、情報アイコンのイメージです をクリックします。
  3. データ参照スクリプトをWebページに実装します。Oracle Eloquaトラッキング・スクリプトもWebページに実装されている必要があります。
  4. データ参照を実装したら、グループの登録または登録解除参照IDを使用します。
    var strContactGroupGUID = '{<group_subscribe_or_unsubscribe_lookup_ID>}';

フォームへの事前移入

データ参照を使用して、フォームに情報を事前移入できます。この例を使用するには、フォームがOracle Eloquaに存在する必要があります

ヒント: Oracle Eloquaフォームに事前移入する場合は、フィールド・マージを使用してフォーム・フィールドに情報を移入することをお薦めします。フォームへの事前移入の詳細を参照してください。

Webデータ参照を使用してフォームに情報を事前移入する手順は、次のとおりです。

  1. コンタクト・データ参照を作成します。次のイメージでは、コンタクトを識別するために、コンタクト・データ参照でEメール・アドレスを使用しています。「制限付き」オプションを選択すると、確実に、コンタクトに訪問者プロファイルがある場合にのみ、コンタクト・データが返されます。
  2. 「データ参照オプション」 > 「データ参照スクリプトの取得」を選択して、サンプル実装コードを取得します。
  3. 「データ参照スクリプト」ページで、「フォーム自動移入スクリプト」オプションを選択します。フォームを選択し、「フォーム用のスクリプトの生成」をクリックします。選択したフォームに固有のサンプル・コードが生成されます。
  4. データ参照をWebページに実装します。Oracle Eloquaトラッキング・スクリプトもWebページに実装されている必要があります。
  5. Webページがロードされるときに、コンタクトのEメール・アドレスがページに渡される必要があります。そのためには、たとえば、Oracle Eloqua Eメールからフォームにリンクします。

訪問者情報を使用したWebサイトのパーソナライズ

Webデータ参照を使用して、Oracle Eloquaの訪問者情報でWebサイトをカスタマイズできます。 訪問者プロファイルから使用可能な任意のフィールドを取得できます。

訪問者情報を使用してWebサイトをパーソナライズする手順は、次のとおりです。

  1. 訪問者データ参照を作成します。訪問者は、常に、Oracle Eloqua Cookieのグローバル一意識別子(GUID)を使用して識別されます。
  2. データ参照スクリプトをWebページに実装します。Oracle Eloquaトラッキング・スクリプトもWebページに実装されている必要があります。
  3. データ参照スクリプトを実装すると、訪問者データ参照によって、訪問者プロファイル・ビューで構成された訪問者プロファイル・フィールドが返されます。

関連項目

Webデータ参照の作成

データ参照の使用