Salesforce Lightningへのタブまたはボタンとしてのエンゲージの組込み

注意: Salesforce Classicを使用している場合は、Salesforce Classicへのタブまたはボタンとしてのエンゲージの組込みを参照してください。

この項では、Salesforce.com内で営業チームのユーザーがエンゲージをシームレスに使用できるように変更する手順を説明します。

エンゲージをSalesforce内にデプロイするには、次の2つの方法があります。

Salesforce Lightningへのタブとしてのエンゲージの組込み

Salesforce Lightningにタブとしてエンゲージを組み込む手順は、次のとおりです。

  1. Salesforceにログインします。
  2. 「Setup」にナビゲートします。
  3. 「Quick Find」検索ボックスを見つけて、Tabsを検索します

    または、「User Interface」 > 「Tabs」をクリックします。

  4. Salesforceの「Web Tabs」セクションで、「New」をクリックします。
  5. デフォルトのタブ設定のまま、「Next」をクリックします。

    注意: エンゲージは、任意のレイアウト内で応答し、機能します。また、エンゲージでユーザーが使用可能なレポートがタブ内に適切に収まるように、タブの高さは800pxより大きくすることをお薦めします。

  6. 「Button or Link URL」セクションの「Step 3: Enter the URL Details」に到達したら、必要な構成に応じて次のいずれかのURLを入力します。
    • 直接: https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engage
    • 自動ログイン: https://login.eloqua.com/autoLogin?LoginPrefix={prefix}&Url=/apps/salesTools/engage
    • SAML: https://login.eloqua.com/auth/saml2/autologin?LoginPrefix={prefix}&ReturnUrl=/apps/salesTools/engage
    • Salesforce IDP: https://{podURL}/sso/sfdc/v1/svp.aspx?LP={prefix}&RU=/apps/salesTools/engage

    注意: {podURL}を、Eloquaに正常にログインした後のブラウザのURL (secure.p01.eloqua.comなど)に置き換えてください。ログイン・ページの「Company」フィールドに入力する会社名の4桁コードである、pod.LoginPrefixの値を確認する方法の詳細は、ここをクリックしてください。このパラメータをURLに追加するには、LoginPrefix={prefix}と入力します。{prefix}は、4文字の会社名に置き換えます。Eloquaで会社のログイン・プリフィクスを取得するには、「設定」 > 「表示プリファレンス」 > 「会社のデフォルト」にナビゲートします。

    ヒント: Salesforceを使用したSSOが構成されている場合は、営業ツールの統合に、直接方法ではなくSAML方法またはSalesforce IDP方法のいずれかを使用することをお薦めします。SAMLリンクは、EloquaのSAML機能を使用して、SFDCを使用したSSOが設定されている場合に使用する必要があります。SSOにSalesforce IDPオプションを使用している場合、営業ツールの統合にはSalesforce IDPリンクを使用する必要があります。

  7. 変更内容を保存します。「エンゲージ」タブをクリックすると、エンゲージにシームレスにログインできるようになりました。標準のlogin.salesforce.comではなく、専用のSalesforceドメインからSalesforceにログインしていることを確認してください。

Salesforceのリードおよびコンタクト・ページ・レイアウトへのボタンとしてのエンゲージの組込み

Salesforce内のリード/コンタクト・ページ・レイアウトには、エンゲージのボタンが複数ある場合があります。次のステップでは、最も一般的な2つのボタンを変更する手順を説明します。

Salesforceのリードおよびコンタクト・ページ・レイアウトにボタンとしてエンゲージを組み込む手順は、次のとおりです。

  1. Salesforceにログインします。
  2. 「Setup」にナビゲートします。
  3. 「Quick Find」検索ボックスを見つけて、Object Managerを検索します。

    または、「Objects and Fields」 > 「Object Manager」をクリックします。

  4. 編集するオブジェクトをクリックします(たとえば、コンタクトまたはリード)。
  5. 「Buttons, Links and Actions」をクリックします。
  6. 「New Button or Link」をクリックします。
  7. または、エンゲージ用に作成したボタンのいずれかを見つけ、クリックして編集します。ほとんどの場合、リード/コンタクト・オブジェクトにエンゲージのボタンが複数あります。それぞれのボタンを使用して、必要なテンプレート、Eメールの特定の受信者などをオープンできます。あるいは、「New Button or Link」をクリックして、新たなボタンから始めることもできます。
    1. ボタンに一意で認識しやすいラベルと名前を付けます。
    2. 「Display Type」で、「Detail Page Button」を選択します。
    3. 「Behavior」の場合は、エンゲージを起動するのは既存のウィンドウか新規のウィンドウか、ウィンドウにはサイドバーを表示するかどうかを選択します。
    4. メインのボックスに、ログイン方法に応じて、次のいずれかのURLを入力します。
      • 直接: https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engageZZZZ
      • 自動ログイン: https://login.eloqua.com/autoLogin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス>&Url=/apps/salesTools/engageZZZZ
      • SAML: https://login.eloqua.com/auth/saml2/autologin?LoginPrefix=<ログイン・プリフィクス>&ReturnUrl=/apps/salesTools/engageZZZZ
      • Salesforce IDP: https://<podURL>/sso/sfdc/v1/svp.aspx?LP=<ログイン・プリフィクス>&RU=/apps/salesTools/engageZZZZ

      注意: {podURL}を、Eloquaに正常にログインした後のブラウザのURL (secure.p01.eloqua.comなど)に置き換えてください。ログイン・ページの「Company」フィールドに入力する会社名の4桁コードである、pod.LoginPrefixの値を確認する方法の詳細は、ここをクリックしてください。このパラメータをURLに追加するには、LoginPrefix={prefix}と入力します。{prefix}は、4文字の会社名に置き換えます。Eloquaで会社のログイン・プリフィクスを取得するには、「設定」 > 「表示プリファレンス」 > 「会社のデフォルト」にナビゲートします。

      ヒント: Salesforceを使用したSSOが構成されている場合は、営業ツールの統合に、直接方法ではなくSAML方法またはSalesforce IDP方法のいずれかを使用することをお薦めします。SAMLリンクは、EloquaのSAML機能を使用して、SFDCを使用したSSOが設定されている場合に使用する必要があります。SSOにSalesforce IDPオプションを使用している場合、営業ツールの統合にはSalesforce IDPリンクを使用する必要があります。

    5. ZZZZを、各ボタンに割り当てる処理に置き換えます。
      • 特定の受信者を指定して「テンプレートの選択」をオープンする場合: ...?emailAddress={emailaddress}
      • 空白のEメールをオープンする場合: ...?blank=true

        このオプションを選択すると、空白のEメールの作成がインスタンスに許可されている場合に(「エンゲージのグローバル設定」で管理)、空白のEメールがオープンします。空白のEメールの作成が許可されていない場合は、「Eメールの選択」がオープンし、使用可能なテンプレートが表示されます(空白のEメールのオプションは使用できません)。

      • 特定の受信者を指定して空白の個人Eメールをオープンする場合: …?blank=true&emailAddress={emailaddress}
      • 特定のテンプレートをオープンする場合: ...?emailId={templateID}

        templateIDを確認するには、Eloquaで目的のEメールを探してオープンし、URLを参照します。URLの最後の部分が、エンゲージのURLにtemplateIDとして代入する値です。

        : Eメール・テンプレートのEloqua URLがhttps://secure.p02.eloqua.com/Main.aspx#emails&id=581の場合、エンゲージのURLに次を追加します。...?emailId=581。完全なエンゲージのURLは次のようになります。https://login.eloqua.com/apps/salesTools/engage/compose?emailId=581

      • 受信者を指定して特定のテンプレートをオープンする場合: ...?emailAddress={emailaddress}&emailId={templateID}
      • 複数の受信者を指定する場合は、カンマまたはセミコロンを使用して区切ります。
        • ?emailAddress={emailaddress1},{emailaddress2},{emailaddress3},...
        • ?emailAddress={emailaddress1};{emailaddress2};{emailaddress3};...

      最初のパラメータは、?で始まる必要があります。各パラメータは、&で区切ります。

    重要: {email_address}を置き換える必要があります。
    リード・オブジェクトの場合は、{email_address}{!lead.email}に置き換えます。
    コンタクト・オブジェクトの場合は、{email_address}{!contact.email}に置き換えます。

    注意: テンプレートIDを確認するには、Oracle Eloquaまたはエンゲージでテンプレートをオープンします。テンプレートIDがURLに表示されます。

  8. ボタンの変更内容をすべて保存し、リード/コンタクトをロードしてテストします。リード/コンタクト・レコードで、これらのエンゲージ・ボタンをクリックすると、エンゲージにシームレスにアクセスできるようになりました。標準のlogin.salesforce.comではなく、専用のSalesforceドメインからSalesforceにログインしていることを確認してください。

Salesforceのリードおよびコンタクト・ページ・レイアウトにカスタム・ボタンを追加する手順は、次のとおりです。

  1. オブジェクトの編集中に「Page Layouts」をクリックします。
  2. 適切なレイアウトを選択します。
  3. 「Mobile & Lightning Actions」をクリックします。

    注意: ボタンを探す場合は「Mobile & Lightning Actions」を使用します。「Buttons」はSalesforce Classic用なので使用しないでください。

  4. 「Salesforce Mobile and Lighting Experience Actions」などのいずれかのセクションにボタンをドラッグします。
  5. 必要に応じて、ボタンの位置を並べ替えます。

    これで、編集したレコードにボタンが表示されるようになります。

関連項目

Salesforceを使用したSSO

シングル・サインオン

エンゲージ

エンゲージ統合