イベントの編集

イベント・ファイルの作成後、「イベント」エディタ・ページを使用して、イベントを構成および有効化します。

イベントを編集するには、イベントをオープンして、イベントの4つのメイン・セクションのいずれかの横にある「編集」をクリックします。

  • イベント概要: イベントの名前または摘要を編集できます。
  • 登録者情報: リンクされたフォームから作成された登録者情報フィールドを編集し、リンクされたフォームを管理します(フォームを選択または編集したり、フィールド・マッピングを制御します)。
  • イベント詳細: イベントのセッション数を選択し、詳細(日付時間場所など)を指定するために使用される標準フィールドとヘッダー・フィールドおよびカスタム・ヘッダー・フィールドをイベント全体について管理します。
  • イベント処理 : 待機リスト・オプション、(特定の日付に対する)自動サービス無効化オプションおよびイベントに関連する自動化された標準/拡張処理(登録、待機リスト、リマインダ、感謝Eメールの送信など)を管理します。

また、「イベント」ページの「イベント・オプション」メニューから、登録者およびイベントに関連付けられるその他のマーケティング・オブジェクトや属性を管理することもできます。

これにより、新規登録者の手動による入力、登録者リストのアップロード、すべての登録者の表示または特定の登録者の検索を行うことができます。また、特定のマーケティング・キャンペーンにイベントを関連付けたり、登録者が自分のEメール・クライアント・カレンダにイベントを入力するために使用できるICSカレンダ・ファイルを作成したり、イベントのカスタム・オブジェクト・リンクを表示することもできます。

注意: 値を入力した後、ページ上またはダイアログ・ボックス内のフィールド背景が青色の場合、このフィールド値はまだ保存されていません。これらのフィールド値を保存するには、「保存」をクリックします。

名前または摘要の編集(「イベント概要」)

独自の参照用に、既存のイベントの名前および摘要を変更できます。

イベントの名前および摘要を編集する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 左パネルの「イベント」タブで、編集するイベントを特定します。これを実行するオプションは3つあります。
    1. 「すべてのイベント登録」ドロップダウンを展開します。フォルダにナビゲートするために、必要な場合はそのフォルダの横にある「+」記号をクリックします。
    2. 「自分の最近の項目」ドロップダウンを展開して、最近作成またはアクセスした使用可能なイベントのリストにアクセスします。
    3. 「クイック検索」フィールドにイベントの最初の数文字を入力し、[Enter]を押します。
  3. イベント名をクリックし、右パネルに「イベント」構成ページをオープンします。
  4. 「イベント概要」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。
  5. 「名前」フィールドに新しい名前を入力します。
  6. (オプション)「摘要」フィールドに新しい摘要を入力します。
  7. 「保存してクローズ」をクリックします。

修正された情報が保存されます。このイベントが、新しい名前の下のフォルダ・ディレクトリに表示されます。

イベントの構成(「登録者情報」)

「登録者情報」ダイアログ・ボックスで、登録者フィールドおよびその他の情報を変更します。

「登録者情報」ダイアログ・ボックスへのアクセス

「登録者情報」ダイアログ・ボックスにアクセスする手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 左パネルの「イベント」タブで、編集するイベント登録を特定します。これを実行するオプションは3つあります。
    1. 「すべてのイベント登録」ドロップダウンを展開します。フォルダにナビゲートするために、必要な場合はそのフォルダの横にある「+」記号をクリックします。
    2. 「自分の最近の項目」ドロップダウンを展開して、最近作成またはアクセスした使用可能なイベントのリストにアクセスします。
    3. 「クイック検索」フィールドにイベントの最初の数文字を入力し、[Enter]を押します。
  3. イベント名をクリックし、右パネルに「イベント」構成ページをオープンします。
  4. 「登録者情報」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。

    「登録者情報」ダイアログ・ボックスがオープンします。

登録者フィールドの管理

「登録者情報」ダイアログ・ボックスから、登録者情報フィールドを管理できます(カスタムまたは特殊フィールドを作成、編集、移動または削除できます)。

カスタム・フィールドの管理

フォームにリンクする際に自動マッピングが選択されている場合、フィールドはフォーム・フィールドから登録者フィールドにマップされます。ただし、「登録者情報」ダイアログ・ボックスから独自のフィールドを追加できます。たとえば、登録者が実際にイベントに参加したかどうかをトラッキングし、Thank-You for AttendingWe Missed Youといった適切なフォローアップEメールを送信できるように、「Attended?」フィールドを追加できます。

カスタム登録者情報フィールドを作成する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「登録者情報」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。
  4. 「登録者情報」ダイアログ・ボックスで「オプション」をクリックし、「カスタム・フィールドの作成」をクリックします。
  5. 「カスタム・オブジェクト・レコード・フィールド」ダイアログ・ボックスを構成します。
    1. 「フィールド名」フィールドに名前を指定します。
    2. ドロップダウンから、フィールド「データ型」を選択します。オプションは次のとおりです。
      • 数値: 整数フィールド。正および負の数値が許可されます。整数のみです(小数は不可)。数値データ型を選択する場合は、「データ出力書式」を選択することもできます。
      • テキスト: テキスト文字列フィールド。最大250文字です。
      • 大きいテキスト: 大きいテキスト文字列フィールド。最大4000文字です。最近の会議における参加者の経験の概略など、登録者からのより詳細な入力が必要な場合に役立ちます。
      • 日付/時間: 標準的な日付フィールド。日付書式はMM/DD/YYYYです。日付/時間データ型を選択する場合は、「データ出力書式」を選択することもできます。
      • 数値: 小数フィールド。最大小数第4位までです。数値データ型を選択する場合は、「データ出力書式」を選択することもできます。
    3. 「カスタム・オブジェクト・レコードの編集時に使用するフィールド・タイプ」ドロップダウンから、カスタム・フィールド・タイプを選択します。オプションは次のとおりです。

      • テキストボックス: 標準的なテキスト・フィールド。
      • TextArea: 通常は大きいテキストの摘要に予約されている、より大きいテキスト・フィールド。
      • 単一選択ピックリスト: ドロップダウン・ピックリスト。登録者は、事前構成されたオプションのリストからいずれかのオプションを選択します。単一選択ピックリストを選択すると、現在Eloquaアプリケーション内に存在しているピックリストのリストから選択できます。

        Eloquaでピックリストを作成して登録者が選択する選択肢を構成,してから、ここでそのピックリストを選択します。

        注意: フィールド・タイプとしてピックリストを選択する場合、新しいピックリストを作成することも、「カスタム・オブジェクト・レコード・フィールド」ダイアログ・ボックス内で「編集」または「新規」をクリックして、既存のピックリストを編集することもできます。

        既存のピックリストを編集すると、該当する特定のファイルおよびそのピックリストを使用しているその他のアセットに影響します。既存のファイルを編集するには、適切なピックリスト・セキュリティ権限が必要です。

      • チェックボックス: 選択または選択解除できる標準的なチェック・ボックス。これにより、登録者は迅速にバイナリ選択を行うことができます。「チェックボックス」を選択する場合、「選択の値」および「選択解除の値」の2つの値を入力する必要があります。

        : このチェック・ボックスが選択された場合は「はい」が返され、選択解除された場合は「いいえ」が返されます。

    4. 必要に応じて、「デフォルト値」フィールドにデフォルト値を入力します。

      : ほとんどの登録者が同じ郡市区に居住するイベントを登録する場合は、デフォルトの郡市区名を入力できます。デフォルト値を使用すると、そのデフォルト値が適用される登録者の登録プロセスが迅速化され、その他の登録者は必要に応じて値を変更できます。

    5. フォーム・フィールドの「次より後に表示」について、値を選択します。
  6. カスタム・フィールドの構成が終了したら、「保存してクローズ」をクリックします。

新しいカスタム・フィールドが、「登録者情報」ダイアログ・ボックスの「フィールド」領域に表示されます。

登録情報フィールドを編集する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。

  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「登録者情報」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。
  4. 編集するフィールドを特定し、2つのうちいずれかの方法を使用してオープンします。
    • フォーム名をクリックします。
    • フォーム名の横にあるドロップダウン矢印をクリックして、「カスタム・オブジェクト・レコード・フィールドの編集」をクリックします。
  5. 必要に応じて、フィールドを編集します。

    注意: フィールドの作成後に、データ型を変更することはできません。データ型を変更する必要がある場合は、フィールドを削除してから、置換フィールドの作成時に異なるデータ型を選択する必要があります。

  6. 終了したら、「保存してクローズ」をクリックします。

編集されたフィールドが、「登録者情報」ダイアログ・ボックスの「フィールド」領域に、新しいパラメータとともに表示されます。

フィールドを削除する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンします。
  3. 「登録者情報」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。
  4. 削除するフィールドを特定して、そのフィールド名の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、「カスタム・オブジェクト・レコード・フィールドの削除」をクリックします。
  5. 「OK」をクリックして削除を確認します。

このフィールドが、「登録者情報」ダイアログ・ボックスから完全に削除されます。

イベント登録フォーム上でフィールドを移動する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「登録者情報」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。
  4. および矢印をクリックして、対応するフィールドをリスト上の異なる位置に移動します。
  5. 終了したら、「保存してクローズ」をクリックします。

フィールドが、イベント登録のリスト上で再配置されます。

特殊フィールドの管理

イベント登録フォームには、2つのアクティブな特殊フィールドがあります。

  • 「Eメール・アドレス」フィールド: 登録者のEメール・アドレス情報を含むフィールドを特定します。
  • 一意のEloqua識別子(コード): レコードを一意に識別し、通常は(ただし常にとはかぎりません)「Eメール・アドレス」フィールドです。「一意のコード」フィールドにより、このフィールドに基づいて登録者の重複が回避されます。つまり、2人の登録者が同じEメール・アドレスを指定することはできません。

「Eメール・アドレス」および「一意のコード」フィールドとして識別されているイベント・フィールドは、「登録者情報」ダイアログ・ボックスの「フィールド」領域の「特別」列に表示されます。

「Eメール・アドレス」および「一意のコード」の特殊フィールドを設定または編集する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「登録者情報」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。
  4. 「オプション」をクリックしてから、「特殊フィールドの編集」をクリックします。

    「特殊フィールドの編集」ウィンドウがオープンします。

  5. ピックリストから「Eメール・アドレス」フィールドを選択して、Eメール・アドレス情報を含むフィールドを識別します。通常、ピックリストはデフォルトで「Eメール・アドレス」に設定済であり、システムでEメール・アドレス・フィールドが正しく識別されていないか、フィールド名が異なる場合にのみ変更する必要があります。
  6. 「一意のコード」フィールドにより、このフィールドに基づいて登録者の重複が回避されます。次のいずれかの「一意のコード」オプションを選択します。

    • Eメール・アドレス・フィールドの使用: 一意のEメール・アドレスに基づいて、登録者レコードの重複を回避します。Eメール・アドレスが重複している場合、後の提出は登録者のリストに追加されません。
    • Eloqua識別子の使用: 登録者レコードごとに、一意の16桁の英数字コードが自動的に生成されます(DELQA00000000407など)。
    • 使用...: 一意のコードとするフィールドをピックリストから選択します。これを行う必要があるのは、同じEメール・アドレスを含む複数の登録者レコードを許可する場合などです。
  7. 終了したら、「保存してクローズ」をクリックします。

注意: 登録者をイベントに追加した後は、異なる「一意のコード」フィールドを選択することはできません。イベントを再作成する必要があります。

リンクされたフォームの管理

「登録者情報」ダイアログ・ボックスから、登録者情報フィールドを管理できます(カスタム/特殊フィールドを作成、編集、移動または削除できます)。必要に応じて、イベントを複数のフォームにリンクできます。これらは、フォーム処理ステップ「登録の作成/更新」または「登録の取消」によってリンクされます。

新規フォームにリンクする手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「登録者情報」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。
  4. 「オプション」をクリックしてから、「新規フォームのリンク」をクリックします。

    「新規フォームのリンク」構成ウィンドウがオープンします。

  5. 「フォーム」ドロップダウンから、関係者が提出するフォームを選択します。デフォルトでは、「フォーム・フィールドおよびイベント・フィールドを自動的にリンク」のオプションが選択されています。自動リンクにより、選択したフォーム内に存在するものと同じフィールドが、イベント内にリンクされて作成されます。すべてのフォーム・フィールドが必要なわけではない場合がありますが、この情報は後で編集できます。
  6. 登録の作成/更新にこのフォームを使用する(登録または更新情報フォームを使用する)か、または登録の取消しにこのフォームを使用する(登録取消しフォームを使用する)ことを選択します。これらのオプションのうちいずれかを選択する必要があります。
  7. 「保存してクローズ」をクリックします。

リンク先のフォームに追加フィールドが存在する場合(前にフィールドで表示されていたもの以外)、これらのフィールドは、「登録者情報」ダイアログ・ボックスで表示されているフィールドに追加されます。

フォームの横にある「リンクの編集」をクリックして、フィールドおよび情報の取得元を確認します。フォームまたはイベントのいずれかに必須フィールドが欠落している場合、「フィールドの作成」をクリックして、このリンクされたフィールドを追加します。

注意: フロントエンド・フォーム・フィールドを作成または編集するためのオプションが提供されていますが、ベスト・プラクティスは、「フォーム」領域から変更/更新することです。すべてのフォーム・フィールドおよび詳細を表示できます。

フォームへのリンクを編集する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「登録者情報」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。
  4. 「このイベントにリンクされたフォーム」の「フィールド・リンク」列で、「リンクの編集」をクリックします。
  5. 「リンクの選択」をクリックして、「フォーム・フィールド」「イベント・フィールド」との間のマッピングを変更します。
  6. 確認ダイアログ・ボックスで、「OK」をクリックします。
  7. (リンクの方向に応じて)マップ先となる「イベント・フィールド」または「フォーム・フィールド」のいずれかをクリックし、「選択」「クローズ」の順にクリックします。

「フォーム・フィールド・リンクの編集」ダイアログ・ボックスで、「フィールドの作成」「フォーム・フィールド」または「イベント・フィールド」列に表示されている場合、リンクするフィールドが存在しません。この場合、「リンクの選択」をクリックして既存のフィールドを選択するか、または「フィールドの作成」をクリックして、マップ先となる同じ名前の新しいフィールドを作成します。

フィールドの構成が終了したら、「フィールドを自動的にリンク」および「クローズ」をクリックします。フィールドが、「登録者情報」ダイアログ・ボックスの「フィールド」リストに構成したとおりに追加されます。

イベント詳細の定義

「イベント詳細」セクションを使用して、日付、場所、講師/プレゼンタ、食事提供の有無など、イベント固有の情報が保持されるヘッダー・フィールドを定義します。これらのフィールドは、イベント全体に適用されます(日付など)。「住所」や発言者/講師などの標準ヘッダー・フィールドを追加することも、独自のフィールドを作成することもできます。これらのフィールドを使用して、Eメールに挿入可能なEメール・カスタム・フィールドを作成することもできます。

また、イベントに複数セッションが含まれる場合は、セッションごとに詳細を設定して登録者情報に自動的にリンクできます。

ヘッダー・フィールドの管理

イベント・ヘッダーの使用方法には、次のようなものがあります。

  • Eメールの入力: たとえば、Eメールにトレーニング・セッション1が含まれる場合、発言者Xおよび会議室Yを選択します。
  • 自動イベント処理の場合: たとえば、登録者がY日にセッション2に含まれている場合、Y日の5日前にリマインダEメールを送信します。

単一イベントにイベント詳細を設定する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「イベント詳細」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。

    「イベント詳細」構成ウィンドウがオープンします。

  4. 「1セッション」を選択します。
  5. デフォルトの「日付」フィールドの値を選択します。
  6. 「ヘッダー・フィールド」をクリックしてから「標準イベント・ヘッダーの追加」をクリックして、任意の標準イベント・ヘッダーをさらに追加します。
  7. 「標準イベント・ヘッダーの追加」ダイアログ・ボックスで、追加するヘッダーを「使用可能なフィールド」リストで選択し、右側の矢印(>)をクリックして、「選択したフィールド」リストに移動します。「標準イベント・ヘッダーの追加」をクリックしてイベント詳細に追加し、「クローズ」をクリックしてダイアログ・ボックスをクローズします。
  8. (オプション)カスタム・ヘッダーを追加できます。たとえば、イベントに登録者が実際に参加したかどうかをトラッキングする場合などです。「ヘッダー・フィールド」 > 「カスタム・ヘッダーの作成」を選択し、必要に応じてさらにカスタム・ヘッダーを追加します。「新規イベント・ヘッダー」ダイアログ・ボックスで、ヘッダーに「表示名」「データ型」(「テキスト」「数値」「大きいテキスト」(最大2,000文字)または「日付」)およびイベント詳細に表示する場所を選択する「次より後に表示」を指定します。次に、「保存してクローズ」をクリックします。

追加したすべてのヘッダー・フィールドが、「イベント詳細」に表示されます。上および下矢印を使用してフィールドを適切な順序に移動してから、必要に応じて、フィールドに値を入力または選択します。最後に、「保存してクローズ」をクリックします。

複数イベントにイベント詳細を設定する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「イベント詳細」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。

    「イベント詳細」構成ウィンドウがオープンします。

  4. 複数セッションを選択します。また、ピックリストから編成基準の値を選択します。たとえば、イベントが発生する郡市区に基づいて、イベント・セッションを編成できます。
  5. 終了後、「保存」をクリックします。異なるイベント・セッションを区別するためのフィールドとして選択する値には、異なるセッションそれぞれについて一意の値が含まれている必要があります。たとえば、セッションを郡市区で区別する場合、同じ郡市区での同じイベントについて2つのセッションは存在できません。日付(同じ日付に2つのセッションは存在できません)または開催地(同じ施設に2つのセッションは存在できません)を使用する場合も同じことが当てはまります。各セッションについて一意の値を含むフィールドが存在しない場合は、セッション・コード・フィールドを別に作成できます。各セッションを識別するために使用するフィールドは、フィールドのリスト内で「セッション・フィールド」として表示されます。
  6. 「リストからのセッションの追加」をクリックすると、「リストからのセッションの追加」ダイアログ・ボックスがオープンします。ピックリストから「選択リスト」を選択し、各種セッションの値選択肢のリストを選択します。「保存してクローズ」をクリックします。値選択肢の詳細は、「値選択肢の設定」を参照してください。

    または

    「セッションの作成」をクリックして、「セッションの作成」ダイアログ・ボックスをオープンします。「セッション名」を入力します。セッションの最大キャパシティにデフォルトを使用するか(「いいえ」を選択する場合、セッションの最大登録者数は25になります)、独自の制限を設定します(「はい」を選択する場合、最大関係者数を入力します)。次に、「保存してクローズ」をクリックします。

  7. 登録者が参加するセッションを選択できるピックリストを使用してセッションを編成している場合は、登録者に表示されるピックリスト内の既存のセッションに新しいセッションを追加するかどうかを確認するダイアログ・ボックスが表示されます。新しいセッションをピックリストに追加するには、「OK」をクリックします。
  8. 標準ヘッダーをイベントに追加するには、「ヘッダー・フィールド」 > 「標準イベント・ヘッダーの追加」を選択します。ダイアログ・ボックスで、追加する項目を「使用可能なフィールド」リストで選択し、右矢印(>)をクリックして、「選択したフィールド」リストに移動します。「標準イベント・ヘッダーの追加」をクリックしてから「クローズ」をクリックし、選択したヘッダーを追加します。
  9. さらにカスタム・ヘッダーを追加するには、「ヘッダー・フィールド」メニューで「カスタム・ヘッダーの作成」をクリックします。「新規イベント・ヘッダー」ダイアログ・ボックスで、「表示名」に入力して「データ型」を選択し、「次より後に表示」の値を選択してカスタム・ヘッダーを表示する場所を制御し、「保存してクローズ」をクリックします。
  10. 必要な任意の追加フィールド(ログイン情報やユーザーがWebセミナー・イベントにアクセスするために必要なその他の情報など)について、繰り返します。「イベント詳細」ダイアログ・ボックスでは、ヘッダー・フィールドは一度に1つずつ追加されます。

    すべてのフィールドに、必要な値を入力または選択します。

  11. 「イベント詳細」ダイアログ・ボックスで「保存」をクリックしてから、「クローズ」をクリックします。更新された詳細が、メインの「イベント」ページの「イベント詳細」セクションに表示されます。

既存のセッションを編集する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「イベント詳細」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。

    「イベント詳細」構成ウィンドウがオープンします。

  4. 「セッションのリスト」領域の下で、セッション名の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、「セッションの編集」をクリックします。
  5. 「セッションの編集」ダイアログ・ボックスで、新しいセッション名を入力します。

    注意: 新しいセッション名は、フォームで登録者情報の収集に使用されるものと一致している必要があります。

セッションを削除する手順は、次のとおりです。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「イベント詳細」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。

    「イベント詳細」構成ウィンドウがオープンします。

  4. 「セッションのリスト」領域の下で、セッション名の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、「セッションの削除」をクリックします。

セッションがイベントから削除されます。

自動処理イベントの構成

イベント詳細の設定後、イベントの前に指定した間隔でリマインダを送信するなど、自動イベント処理を検討できます。ユーザーがフォームを提出する際、これらのイベント処理に関連付けられている処理ステップがトリガーされます。

処理は、カスタム・オブジェクト・レコードおよび指定したその他の基準によってトリガーされます。イベントについて自動的に実行される、次のような標準または拡張処理を有効化できます。

  • 登録時に送信されるEメール
  • 待機リストおよび送信するEメールの定義
  • 登録者へのリマインダEメール
  • ユーザーの登録時またはイベントが満員になった場合の講師へのEメール通知
  • イベント終了後の感謝Eメール

イベント処理は15分ごとに実行されるサービスに応じて実行され、これにより、イベント内のカスタム・オブジェクト・レコードの更新/作成が監視されます。1つ以上の処理を自動的にトリガーする多数のシナリオを定義できます。

イベント処理とともに使用される処理ステップ

注意:

  • 処理ステップの順序はハードコーディングされ、修正することはできません。
  • 処理ステップの実行は、常時なし条件またはデータ参照の基準に基づきます。
  • 処理ステップは、フォーム提出ではなくカスタム・オブジェクト・レコードで使用すると、カスタム・オブジェクト・レコード条件を処理のトリガーに使用できるためお薦めです。

処理ステップは次のとおりです。

  • コンタクト・グループに追加: 定義済グループに個人を追加します(Eメール・アドレスが必要です)。
  • プログラム・ビルダーのステップに追加: Eloquaプログラムに個人を追加します。
  • コンタクトのEメール・アドレスの変更: Eloquaコンタクト・レコードを新しいEメール・アドレスで更新し、古いEメール・アドレスからの過去の履歴を保守します。
  • Eメール通知: フォーム・データを含むHTML/プレーン・テキストEメールをEメール・アドレスに送信します。
  • コンタクト・グループから削除: Eloqua内のコンタクト・グループから個人を削除します。
  • 統合ルールの実行: 外部コールを実行して、EloquaインスタンスとCRM統合を同期します(該当する場合)。
  • コンタクト表に保存: すべてのフォーム提出データをコンタクト表に保存し、Eメール・アドレスによる重複除去を自動的に実行します。
  • バッチEメールの送信: カスタム・オブジェクト・レコードの定義済リストに、特定のEメールを送信します。注意: この場合、条件付きパラメータは使用できません。
  • Eメールの送信: 事前にロードされたHTMLまたはプレーン・テキストEメールをフォーム提出リードに送信します。
  • サイト・レベルで登録: クライアント・データベース全体に個人を登録します。
  • Eメール・グループに登録: 特定のEメール・グループ・フォルダ内のEメールに、各コンタクトを登録します。
  • サイト・レベルで登録解除: クライアント・データベース全体から個人を登録解除します。
  • Eメール・グループから登録解除: 特定のEメール・グループ・フォルダから個人を登録解除します。
  • 既存のレコードまたはデータ・オブジェクトの更新: Eloquaコンタクト、見込み客または会社への情報を更新します。

標準イベント・シナリオ

通常、標準イベントには5つのシナリオがあります。

新規登録: このシナリオは編集できません。

  1. カスタム・オブジェクト・レコードが登録済ステータスを取得すると、処理ステップが実行されます。
  2. フォーム機能を使用するかわりに、「Eメールの送信」機能を使用し、確認Eメールを送信する条件を設定します(フォーム機能では、フォームが提出された場合にのみ確認が送信され、カスタム・オブジェクト・レコードに基づいてEメールを送信することはできません)。

待機リスト: このシナリオは編集できません。

  1. 有効にすると、待機リストの新規カスタム・オブジェクト・レコードを確認したり、空席が出た場合には待機リストを処理します。
  2. たとえば、トレーニング・セミナーでの最大人数が10人だとします。11人目は、スペースが空くまで待機リストに追加されます。
  3. たとえば、最大人数が10人で待機リストに5人が含まれたトレーニング・セミナーがあります。ユーザーから取消しの電話があり、カスタム・オブジェクト・レコードが削除されました。待機リスト上での次のユーザーが追加されます。ユーザーが手動で待機リスト・ステータスに変更された場合、待機リストの末尾に移動されます。
  4. 待機リストに登録者が記載されていることはシステムにより通知できますが、待機リスト上での順序は通知できません。待機リストでの順序を変更することはできませんが、カスタム・オブジェクト・レコード・ステータスを変更して、待機リストを上書きすることはできます。

1週リマインダ: このシナリオは編集可能であり、この場合、既存のイベント処理内に異なる名前で表示されます。

  1. 有効にすると、イベント(またはセッション)が実施される1週間前に実行されます。ただし、イベントの指定した日数前に、または指定した日付に送信されるように、このリマインダをカスタマイズすることもできます。
  2. たとえば、セッションXの登録者に、イベント日付の1週間前に送信するEメールを指定できます。セッションXの待機リストに記載された登録者には、別のセッションの選択を薦める異なるEメールを指定できます。

1日リマインダ: このシナリオは編集可能であり、この場合、既存のイベント処理内に異なる名前で表示されます。

  1. 有効にすると、イベント(またはセッション)が実施される1日前に実行されます。ただし、イベントの指定した日数前に、または指定した日付に送信されるように、このリマインダをカスタマイズすることもできます。
  2. たとえば、関係者が登録され、追加条件が発生することなくそのイベントの1日前になると、次の2つの処理ステップが実行されます。
    1. イベントまで後1日であることを示すEメールを講師に送信します。
    2. 1日リマインダを含むEメール・バッチを登録者に送信します。

イベント終了の5日後: このシナリオは編集可能であり、この場合、既存のイベント処理内に異なる名前で表示されます。このシナリオは、かわりに「拡張」タブの下に表示することもできます。

  1. 有効にすると、イベント(またはセッション)が実施される5日後に実行されます。ただし、イベントの指定した日数後に、または指定した日付に送信されるように、このリマインダをカスタマイズすることもできます。
  2. 関係者が登録され、他の条件が発生することなくイベントのちょうど5日後になると、次の2つの条件付き処理ステップが実行されます。

    1. 参加した登録者にEメールを送信します(参加について感謝します)。
    2. 欠席者には異なるEメールを送信します(欠席について気遣います)。

拡張イベント・シナリオ

通常、拡張イベントには4つのシナリオがあります。

変更済登録

  1. 有効にすると、15分間隔で、登録に対して変更があるかどうかがチェックされます。

不完全な登録

  1. 注意: ほとんどの場合、これはWebフォーム検証によって検出されます。
  2. 有効にすると、新規登録が不完全であるかどうかがチェックされます。不完全として設定された登録は、基準を満たさないため、登録または待機リストには含まれません。
  3. 必須フィールドでは、(フォーム検証前または)ユーザーがカスタム・オブジェクト・レコードを介して手動で追加された場合(情報がフォーム提出によって転送されるのではなく、コール・センターによって手動で入力される場合など)、このことが検出されないことがあります。

イベント取消

  1. 有効にすると、登録の取消しがあるかどうかがチェックされます。
  2. これは、取消済ステータスによって定義されます。
  3. このステータスは、手動で変更することも、フォーム処理ステップ「登録の取消」から取得することもできます。

新規のリマインダまたはイベント終了後の追加

  1. シナリオをカスタマイズしたり、さらに追加できます。
  2. ヒント: 作成する可能性のあるすべてのテスト・サービスには、これを使用します。

自動イベント処理の追加

次の項では、イベントに関連する特定の機能を実行するためにイベント処理を追加および自動化する方法について説明します。次に示すステップは、Webセミナー・イベントへの処理の設定に基づいています。

自動イベント処理を追加する手順は、次のとおりです(Webセミナーの例)。

  1. 「オーケストレーション」 「オーケストレーション」アイコンのイメージです。 > 「ツール」にナビゲートして、「イベント」をクリックします。
  2. 既存のイベントをオープンするか、または新しいイベントを作成します。
  3. 「イベント処理」ヘッダーの横にある「編集」をクリックします。

    「イベント処理」構成ウィンドウがオープンします。

  4. (オプション)必要に応じて、「待機リスト」領域の情報を構成します。

    技術上または管理上の考慮事項から、関係者の数を制限できます。その手順は、次のとおりです。

    1. 「このイベントは収容人数が制限されていますか?」オプションで「はい」を選択します。
    2. 最大関係者キャパシティ数を指定します。
    3. イベント管理者、発言者または講師のEメール・アドレスを「イベントは完全Eメール・アドレスです」フィールドに入力します。これにより、イベントが満員になったときにイベント担当者に通知が送信されるようになります。セミコロンで区切って、複数のアドレスを入力できます。
    4. Eメールのタイトルを「件名行」フィールドに入力します。どのイベントであるかと、定員に達したことを示す簡潔でわかりやすいタイトルを使用してください。
  5. (オプション)「サービスを自動的に無効にしますか?」チェック・ボックスを選択し、特定の日時を指定します。このオプションを使用すると、このイベントに関連付けられているすべての自動イベント処理が無効化されます。このチェック・ボックスはデフォルトでは選択解除されています。
  6. 「標準」または「拡張」タブのいずれかをクリックし、リストされたイベント処理を構成します。メニューを使用して、処理を有効化したり(自動的に実行する場合)、処理ステップを追加したり、処理詳細を編集(必要な場合)できます。

    イベントに関連付けられている標準処理には、連続的な登録や待機リスト、リマインダおよびイベント終了後のフォローアップEメールの設定が含まれます。拡張処理には、変更済または未完了の登録の処理やイベントの取消が含まれます。リマインダEメールについては、両方のタブから追加できます。

  7. (イベントの登録を処理するために)「新規登録」処理を使用する場合は、「Eメール通知」処理ステップを追加して、イベント所有者または新規に提出されたフォームの管理者に通知を送信できます。その手順は、次のとおりです。
    1. 「新規登録」の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、「処理ステップの追加」を選択します。「処理ステップの追加」構成ウィンドウがオープンします。
    2. 単一処理ステップのオプションを選択し、「ステップ」ドロップダウンから「Eメール通知」を選択します。
    3. (オプション)今後の参照に役立つよう処理ステップに関する簡潔でわかりやすい摘要を追加します。たとえば、「Registration confirmation email」のように入力します。
    4. 「追加」をクリックします。「処理ステップの編集」構成ウィンドウがオープンします。
    5. 受信者Eメール・アドレス「ソース・タイプ」定数に設定し、イベント管理者のEメール・アドレスを隣の「値」フィールドに入力します。セミコロンで区切って、複数のアドレスを入力できます。
    6. 残りの必須パラメータと必要に応じてオプション・パラメータを構成し、「保存してクローズ」をクリックします。

    「処理ステップの編集」ダイアログ・ボックスがクローズし、「イベント処理」ウィンドウの「処理」表にステップが追加されます。イベント担当者には、登録が正常に終了するたびにEメール通知が送信されます。

  8. ベスト・プラクティスとして、「新規登録」処理に別の処理ステップを追加し、イベントに正常に登録できた新規登録者にそれぞれEメールが届くようにすることもできます。その手順は、次のとおりです。
    1. 「新規登録」の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、「処理ステップの追加」を選択します。「処理ステップの追加」構成ウィンドウがオープンします。
    2. 単一処理ステップのオプションを選択し、「ステップ」ドロップダウンから「Eメールの送信」または「バッチEメールの送信」を選択します。
    3. (オプション)今後の参照に役立つよう処理ステップに関する簡潔でわかりやすい摘要を追加します。たとえば、「Successful registration email」のように入力します。
    4. 「追加」をクリックします。「処理ステップの編集」構成ウィンドウがオープンします。
    5. 「必須パラメータ」を編集します。
      • Eメール: 検索ボタンをクリックし、既存のアセットからEメールを探します。使用可能なEメールが存在しない場合は、新規Eメールを作成する必要があります。
      • Eメールの送信先: 「値」ドロップダウンから「Contact Mapped to Data Card」を選択します。これにより、コンタクトがイベントに登録したときに、各自が指定したアドレスにEメールが送信されるようになります。
      • 再送信の許可: 「値」ドロップダウンから「はい」または「いいえ」のいずれかを選択します。デフォルト値は「いいえ」です。
      • マスター除外リストのコンタクトにEメールを送信: 「値」ドロップダウンから「はい」または「いいえ」のいずれかを選択します。デフォルト値は「いいえ」です。
      • グローバルに登録解除したコンタクトにEメールを送信: 「値」ドロップダウンから「はい」または「いいえ」のいずれかを選択します。デフォルト値は「いいえ」です。

      ヒント: キャンペーン活動の過程でEメール登録からオプトアウトしたコンタクトが、イベントにはサイン・アップしているケースもあります。この場合、処理ステップの一環として送信されるEメールによってコンタクトの登録ステータスが上書きされるように設定して、該当するコンタクトが有益な情報を見逃すことがないようにすることができます。

      コンタクトが各自登録したイベントに関するEメールを受信できるようにするには、「マスター除外リストのコンタクトにEメールを送信」「グローバルに登録解除したコンタクトにEメールを送信」の両方のオプションで「はい」を選択します。これにより、コンタクトは、Eloquaデータベース内の現在の登録ステータスに関係なく、イベントに関するEメールを受信するようになります。

      注意: 「マスター除外リストのコンタクトにEメールを送信」および「グローバルに登録解除したコンタクトにEメールを送信」オプションは、管理者か、それ相当の処理権限が有効化されたセキュリティ・グループ内のユーザーのみが使用できます。これらのオプションが表示されない場合は、管理者に権限を要求する必要があります。

    6. 「この処理ステップの実行」セクションで「常時」オプションを選択します。これはデフォルトで選択されています。
    7. 「保存」をクリックします。
  9. 1日リマインダEメールの場合は、「バッチEメールの送信」などの処理ステップを追加して、イベントの1日前にすべての登録者にリマインダEメールを送信できます。摘要を指定し、Eメール(パンフレットやニュースレターなど)を選択して、Eメールの送信先フィールドを設定します。
  10. 「保存してクローズ」をクリックします。このリマインダを使用して、Webセミナーのログイン詳細など、イベントに関するその他の詳細を送信することもできます。
  11. (オプション)「1日リマインダ」をクリックして、「日付」が適切な日付(イベントの1日前)にマップされていることを確認します。また、適切なリマインダEメールを登録済のコンタクトまたは登録者にのみ送信していることも確認します。設定の確認が終了したら、「保存してクローズ」をクリックします。
  12. イベント終了後に感謝Eメールを送信するには、「拡張」タブをクリックしてから、「イベント終了の5日後」をクリックします。
  13. 「イベント処理」ダイアログ・ボックスで、「処理ステップの追加」をクリックして「バッチEメールの送信」を選択し、「追加」をクリックしてこのイベント処理に追加します。
  14. 「保存」をクリックして処理ステップを保存してから、「イベント終了の5日後」をクリックして、「イベント処理」ダイアログ・ボックスを再度オープンします。
  15. 特定の基準を満たす登録者のみが特定のEメールを受信するように、処理条件を設定します。たとえば、イベントに参加した人のトラッキングに使用する「Attended?」フィールドは、「バッチEメールの送信」処理ステップのベースとして、各参加者についてイベント管理者によって手動で設定されます。
  16. 「保存してクローズ」をクリックします。

イベントの有効化

イベント処理の変更を完了し、メニューからサービスを有効化すると、サービスは自動的に実行されます。イベント処理の最終的なリストが、「イベント処理」ダイアログ・ボックスおよび「イベント」ページの「イベント処理」セクションに表示されます。

注意: イベント処理を有効化すると、ツリー・ビュー内のイベントのアイコンに稲妻が追加されます。

イベントが有効化されているときに表示される稲妻アイコンのイメージです。

イベント登録のテスト

その他すべてが完了したら、イベントの登録をテストできます。

イベント登録をテストする手順は、次のとおりです。

  1. メインの「イベント」要約ページの「イベント処理」セクションを展開します。
  2. 「新規登録」にEメール通知処理ステップをまだ追加していない場合には、追加します(前述の「追加のイベント処理」の項を参照)。
  3. 「新規登録」イベントが「有効化」に設定されていることを確認してください。されていない場合は、「有効化」をクリックします。
  4. 設定した登録フォームに入力します。

    または

    「イベント・オプション」メニューで、「新規登録者」を選択します。次に、「カスタム・オブジェクト・レコード」ダイアログ・ボックスを使用して、1つの登録を提出します。自分のEメール・アドレスおよびその他の情報を使用して「関係者情報」に入力し、「保存してクローズ」をクリックします。
  5. 約15から20分待機します。

新規登録を示すEloqua通知システムのEメールを受信します。

イベントの有効化

イベントを実行する準備が整ったら、「イベント処理」ヘッダーの横にある「編集」をクリックして、構成したすべてのサービスを有効化します。有効化したり、次のイベント処理サイクルを最大15分間待機することなくサービスをテストするには、「今すぐ実行」をクリックします。