クラシック・デザイン・エディタでのCSSによるフォームのカスタマイズ

重要: 20Aリリース(2020年2月)以降、クラシック・フォームのデザイン・エディタを使用して新規アセットを作成したり、クラシック・フォームのデザイン・エディタで作成したアセットをコピーすることはできなくなります。ただし、すべてのレガシー・フォーム・アセットは、同じクラシック・フォームのデザイン・エディタを使用して引き続き編集可能です。ユーザーは、これらのフォームを編集して、現在行っているのと同様にフォームへの変更を保存できます。また、クラシック・フォームはランディング・ページで引き続き機能し、フォーム提出データを取得します。この移行の準備を前もって始めておくことをお薦めします。お客様は、クラシック・フォームに対して「別名保存」機能と「テンプレートとして保存」機能を活用して、それらのフォームを新しいデザイン・エディタで応答フォームとして保存できます。詳細は、製品に関するお知らせを参照してください。

このトピックは、クラシック・デザイン・エディタに適用されます。デザイン・エディタを使用している場合は、デザイン・エディタでのCSSによるフォームのカスタマイズを参照してください。

CSSを使用すると、フォームのレイアウトを大幅にカスタマイズできます。スタンドアロンCSSクラスでは、設計エディタとソース・エディタの両方で、フォームの設計およびカスタム・スタイルに多くの柔軟性が考慮されています。

次の一般的なユース・ケースを参照してください。フォームをカスタマイズする際に役立ちます。

フォームのHTML構造

次の図は、フォームがランディング・ページに追加されたときにOracle Eloquaで生成されるHTMLの構造の概要を示しています。下で強調表示されているHTMLクラスをターゲット指定することで、ランディング・ページのフォームのレイアウトを制御できます。

注意: 下にリストされているスタイルをターゲット指定する場合は、常に各スタイル宣言の最初に.elq-formクラスをターゲット指定してください。さらに明確にするために、次の例を参照してください。

次の表に、これらの各HTMLタグの詳細を示します。

HTMLタグ 摘要
.elq-form このクラスは、ランディング・ページのフォーム・オブジェクト全体を囲むdivタグを識別します。すべてのフォーム・スタイルは、このDivをターゲット指定することで開始し、2列のフォームを作成するにはこの指定が必要です。
.elq-form .form-design-field このクラスはフォームの各行(ラベルおよびフィールド)を囲むdivタグを識別します。form-design-fieldは、フォーム・エディタで設定されたフィールド・グループ全体をカプセル化します。
.elq-form .field-style このクラスは、フィールド・グループ内の各要素が個別に含まれている個々の各要素をターゲット指定します。
.elq-form .item-padding CSSでこのクラスをターゲット指定すると、フォームのフィールド間の間隔およびフォームの各行のフィールド数を制御できます。
.elq-form label CSSでこのHTMLをターゲット指定すると、フォーム・フィールドのラベルの配置と間隔を制御できます。
.elq-form .required このクラスは、必須フィールドが入力されていない場合に表示する検証メッセージを識別します。CSSでこのクラスをターゲット指定すると、検証メッセージの表示および位置を制御できます。

.elq-form .heading

.elq-form H3

このHTMLタグは、セクション・ヘッダーの作成に使用されます。CSSでこのタグをターゲット指定すると、フォームで100文字より長い質問が可能になるように、フォームのフィールド・ラベルのように見えるセクション・ヘッダーを書式設定できます。
#formElement- フォームが公開されると、各form-design-field divタグには番号付けされたformElement IDが割り当てられます。フォームの最初の要素(フィールド)のIDは#formElement0、2番目のIDは#formElement1など、IDは順番に割り当てられます。CSSでこれらのIDをターゲット指定すると、フォームの個々のフィールドの表示を制御できます。

.elq-form input

.elq-form textarea

.elq-form select

CSSでこのHTMLタグをターゲット指定すると、フォーム入力ボックス、段落テキスト・ボックスまたはピックリスト・オプションの外観(サイズ、色、枠線など)を変更できます。

サンプル・コード

次の一般的なフォーム設計目標、およびその目標を達成するための対応する例のコード・サンプルを参照してください。

目標 コード・サンプル
フォーム・フィールド間の間隔を狭くする
.elq-form .item-padding {
padding:0px; 
    }
        
.elq-form .field-style {
padding:0px;
    }
セクション・ヘッダーをフォーム・フィールド・ラベルとして扱う
.elq-form H3 {
font-size:12px;
}
フォームの各要素間に縦の間隔を追加する
.elq-form .field-style {
      margin-bottom:50px;
      margin-top:50px;
    }

ランディング・ページのフォームを2列に表示されるようにする

注意: これは、フォーム・エディタでフォームのすべてのフィールドの「フィールドの幅」が「大」に設定されている場合に最も有効に機能します。

.elq-form .form-design-field{
padding:0px;
width:47%;
min-height:55px;
position:static;
float:left;
clear:none;
}
丸い角にする
.elq-form input, .elq-form textarea {
        border-radius:8px;
    }
パラグラフ・テキストの高さを大きくする
.elq-form textarea {
        height:100px;
    }  

関連項目

フォーム

フォームの例

ナレッジベースFAQ: Eloquaフォーム設計