コンタクト・フィールド、フォーム要素およびフィールド・グループ
Oracle Eloquaフォームのデザイン・エディタでは3つのタイプ(コンタクト・フィールド、フォーム要素およびフィールド・グループ)の設計コンポーネントを使用してフォームを構築します。これらのコンポーネントは、「設計」 タブにあります。これらをキャンバスにドラッグ・アンド・ドロップして、フォームに追加します。
次の各フォーム設計コンポーネントとそのカスタマイズ方法の詳細を参照してください。
コンタクト・フィールド
コンタクト・フィールドは、フォームで最も一般的に使用されるフィールドです。これらのフィールドは、名前や住所など、コンタクトに関する情報を提供します。
情報を再使用できるように、これらのフィールドの多くはコンタクト・レコードのフィールドにマップされます。コンタクト・フィールドのフィールド・マージを使用することで、情報がコンタクトのレコードからフォームに事前に移入され、必要に応じてフィールドを選択して更新できるように現在の情報が表示されます。
選択できるコンタクト・フィールドは、「設定」 > 「フィールドおよびビュー」領域で作成されます。コンタクト・フィールドの作成の詳細を参照してください
フォーム要素
フォーム要素は、特別な機能のためにその他のフィールドを追加する場合に使用します。たとえば、フォーム提出者が説明などの一連のテキストを挿入する必要がある場合は、段落テキストのフィールドを追加できます。また、フォーム提出者がチェックボックスを使用して複数のオプションのいずれかを選択するようにできます。非表示フィールドを使用して、提出者に表示されない管理情報(フォームID番号など)を追加することもできます。
次に、カスタム・フィールドに使用可能なタイプのリストを示します。
- フォーム・テキスト: フォームに一般情報を追加できます。
- 単一行テキスト: 既存のコンタクト・データに接続せずにユーザーが短いテキスト・データを入力できるフィールドを挿入します。
- 段落テキスト: 既存のコンタクト・データに接続せずにユーザーがより長いテキスト・データ部分(段落)を入力できるフィールドを挿入します。
- 単一ピックリスト: ユーザーが単一のオプションを選択できるドロップダウン・リスト(ピックリスト)を挿入します。
- 複数ピックリスト: ユーザーが1つ以上の選択肢を選択できるオプションのリストを挿入します。
- ラジオ・ボタン: ユーザーが1つのオプションのみを選択できる一連のラジオ・ボタンを挿入します。
- 単一のチェックボックス: ユーザーがクリックできる単一のチェックボックスを挿入します。このフィールドは、特定のEメール・グループについての提出者の登録ステータスまたはそのグローバル登録ステータスが事前に移入されるように構成できます。
- チェックボックス: ユーザーが複数の選択肢を選択できる一連のチェックボックスを挿入します。
- 非表示フィールド: フォームを提出するときにユーザーには表示されませんが、有用なデータが得られる非表示のフィールドを挿入します。たとえば、その他のフォーム・データと一緒に提出できるように、フォームにフォーム番号を配置できます。同様に、CRMキャンペーンIDをフォームに配置して、フォーム提出からCRMへのキャンペーン情報の簡単な自動化を可能にできます。
フィールド・グループ
姓名、Eメール・アドレス、郵便番号など、標準的な一連のフィールドに関するフォームをコールする場合は、事前構成された複数の使用可能なグループがあり、フォームを作成するたびにグループを再作成する必要はありません。
重要: フィールド・グループ(「コンタクト基本情報」など)がフォームに追加されると、フィールドはグループ化されなくなります。これらは、コンタクト・フィールドやフォーム要素のように個別に処理されます。
次に、使用可能なフィールド・グループのリストを示します。
- コンタクト基本情報: 「名」、「姓」および「Eメール・アドレス」
- コンタクト拡張情報: 「タイトル」、「名」、「姓」および「Eメール・アドレス」
- 住所フィールド・グループ: 「住所1」、「住所2」、「郡市区」、「都道府県」、「郵便番号」および「国」
- カスタムの2列: 各列に1つずつ2つの空白のフィールド
- カスタムの3列: 各列に1つずつ3つの空白のフィールド
注意: 「カスタムの2列」および「カスタムの3列」のグループを使用すると、横に並ぶ2つ(または3つ)のフィールドのグループを簡単に追加できます。たとえば、「カスタムの2列」グループを使用して、フォームに「郡市区」および「郡」のフィールドを横に並べて配置できます。フィールド・グループのカスタム設定はそのフォームに対してのみ有効で、将来使用するための設定の保存は行われません(再度作成する必要があります)。グループ内の個々のフィールドは削除できませんが、デフォルトの設定を変更せずにニーズにあわせてフィールドを編集できます。
タスク
コンタクト・フィールド、フォーム要素およびフィールド・グループの操作