プログラムの作成
注意: プログラム・ビルダーは、プログラム・キャンバスとは異なるアプリケーションです。そのため、プログラム・ビルダーで作成されたプログラムは、プログラム・キャンバスで作成されたプログラムとは異なります。
プログラム・ビルダーで新しいプログラムを作成して、様々な自動マーケティング機能をEloquaで実行できます。
プログラムを最初から作成するための正確な手順は、詳細レベルでは異なりますが、一般的には次のステップに従います。
- プログラム詳細の設定
- プログラム・フローへのステップと決定ルールの追加およびそれぞれの構成
- メンバーまたは自動プログラム・フィーダの追加
- プログラムのテスト
- ライブ・データ・エンティティ(コンタクト、見込み客、会社またはカスタム・オブジェクト・レコード)によるプログラムの有効化
注意: プログラムが大きく、リダイレクトが多い場合は、1回のバッチ実行でメンバーをリダイレクトできる回数は10回以内というプログラム・ビルダーの制限に達する可能性があります。大きいプログラムは、一連の小さいモジュラー・プログラム(それぞれがメンバーを次に送信する)に分割し、バッチ実行に正しい順序で配置する必要があります。これにより、プログラム・ビルダーに組み込まれた制限に違反する可能性が低くなります。詳細は、カスタマ・サクセス・マネージャに問い合せてください。
例: プログラムの作成
プログラム・ビルダーでプログラムを作成および構成する手順は、次のとおりです。
- 「オーケストレーション」 > 「ツール」にナビゲートし、「プログラム・ビルダー」をクリックします。
プログラム・ビルダーの開始領域がオープンします。
- 「プログラム・ビルダー」をクリックしてから「新規プログラムの作成」をクリックします。
- 「プログラム詳細」を構成します。
- 「プログラム名」フィールドに名前を入力します。
- (オプション)「摘要」フィールドに、簡単でわかりやすい説明を入力します。
- (オプション)このプログラムを会社のEloquaユーザーに割り当てるには、「プログラム所有者」フィールドにそのユーザーの名前を入力します。または、「ユーザー検索」 ボタンをクリックして、アプリケーション内のユーザーを検索します。デフォルトでは、プログラムの所有者は、それを作成したユーザーです。
- 「フォルダに配置」ドロップダウンをクリックし、プログラムを格納するフォルダを選択します。デフォルトでは、プログラムは標準の「プログラム」 > 「未保管」フォルダに保存されます。
- (オプション)「コンタクト所有者フィールド」ドロップダウンをクリックし、フィールドを選択します。
- (オプション)プロセス所有権ルール・ドロップダウンをクリックし、コンタクトのアップロード時に使用するルールを選択します。
- (オプション)「カスタム・オブジェクト・レコード」ドロップダウンをクリックし、イベント・ビルダーで作成したカスタム・オブジェクト・レコードを選択します。
- オプションを選択または選択解除して、メンバーがプログラムを複数回登録できるようにします。
- オプションを選択または選択解除して、指定日にプログラムを自動的に無効にします。このオプションを選択する場合は、後続のフィールドに日時を指定します。
- (オプション)「デフォルト・メンバー・タイプ」ドロップダウンをクリックし、メンバー・タイプ(コンタクト、会社、見込み客またはカスタム・オブジェクト・レコード)を選択します。
- 「保存」をクリックします。
プログラム・シェルが保存され、ファイルが左側のパネルのディレクトリ・ビューに追加されます。右側のパネルでプログラム構成ウィンドウがリフレッシュされます。
多くのオプション設定を再構成してイベントを再保存したり、ステップをプログラムに追加できます。
例: 最初のステップの追加および構成
- 「プログラム・フローの編集」をクリックします。プログラム・フローチャートがダイアグラム・ビューでオープンします。
注意: プログラム構成ウィンドウから離れる場合は、フォルダ・ディレクトリ内のプログラム・ファイルをクリックしてプログラムをフローチャートでオープンします。
- 示されている最初のステップをクリックして構成します。
「新規ステップ」構成ウィンドウがオープンします。
- 「プログラム・ステップ詳細」を構成します。
「ステップ名」フィールドにステップ名を入力します。
- (オプション)「ステップ摘要」フィールドに、簡単でわかりやすいステップの説明を入力します。
- ステップに対して会社、見込み客、コンタクトおよびカスタム・オブジェクト・レコードを許可する各チェック・ボックスを選択または選択解除します。
- 「エージェントによるステップ処理の実行」チェック・ボックスを選択または選択解除します。
注意: 「無効」チェック・ボックスを選択する必要があるのは、プログラム内のステップをしばらくの間非アクティブ化する場合のみです。プログラムの最初のステップを無効にすると、実際にはプログラム全体が無効になります。
- 「保存して続行」をクリックします。「新規ステップ」構成ウィンドウが「処理の編集」ウィンドウとしてリフレッシュされます。
- 「処理詳細」を構成します。
- 「処理詳細」フィールドに名前を入力します。この名前はプログラム・フローチャートに表示されます。
- 処理を1日の任意の時間に実行(いつでも実行)するか、時間制限を使用するかを選択します。時間制限を使用するように選択した場合は、ポップ・アップ表示されるスケジュールを編集する必要があります。
- 「処理の選択」を構成します。
- 左側のフィールドでタイプをクリックするか、デフォルトの「すべて」のままにします。
- 右側のフィールドで処理をクリックするか、デフォルトの「処理なし - ステップを通過」のままにします。ほとんどの選択項目は、下の「処理パラメータ」セクション内の表示に影響します。
注意: この時点では、実際にはこのステップで処理を実行しませんが、次にプログラム・フィーダを追加してメンバーをこのステップに自動的に追加します。そのため、「処理なし - ステップを通過」を選択します。「処理なし - ステップを通過」に関連付けられている条件または処理パラメータ(ウィンドウの下部)はありません。
- 「処理パラメータ」を構成します。ここで構成するものは、上の「処理の選択」セクションで選択した処理に完全に依存します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。最初のステップがプログラム・フローチャートに追加されます。ステップが追加されたので、コンタクトのプログラム・フィーダを追加できます。
- ステップ名の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、「メンバーをこのステップに追加」をクリックします。
- 「プログラム・フィーダ」ドロップダウンの横にある「新規」をクリックします。
注意: 目的に適合するフィーダがある場合は、「プログラム・フィーダ」ドロップダウンから選択できます。
「プログラム・フィーダ」構成ウィンドウがオープンします。 - 「プログラム・フィーダ詳細」を構成します。
- 「プログラム・フィーダ名」フィールドに名前を入力します。将来の参照用に個別の名前を使用します。
- 「プログラム・メンバーのソース」ドロップダウン・リストから選択します。
- 「コンタクト・グループ」フィールドの横にある「コンタクト・グループ検索」 ボタンをクリックします。
- 目的のテスト・グループを検索して特定し、クリックしてから「OK」をクリックします。
- 評価期間を設定します。
- 「保存してクローズ」をクリックし、「OK」をクリックして確認します。
- 「クローズ」をクリックして、プログラム・フローチャートに戻ります。
最初のステップに追加されたメンバーの数に注意してください。
注意: これはテスト専用のテスト・コンタクトを含む一時的なグループであり、ライブ・コンタクトは含まれていません。後でこれをライブ・コンタクト・グループに置き換えます。
最初のステップとフィーダを設定したので、残りのステップをプログラムに追加できます。まず、決定ルールを使用してメンバーを2つの同等のグループに分割し、A/BテストEメールの1つを各グループに送信します。
例: ステップ、決定ルールの追加
- 最初のステップ名の横にあるドロップダウン矢印をクリックし、「ステップ・パスの編集」をクリックします。
- 「新規決定ルールに送信」を選択し、「続行」をクリックします。「決定ルールの編集」構成ウィンドウがオープンします。
- 「プログラム・ステップ詳細」を構成します。
- 「決定ルール名」にルール名を入力します。決定ルールの機能を反映した名前を使用します。
- 「評価」ドロップダウンから時間を選択します。これは、前のステップの実行から次の処理までの時間です。
- エンティティ・タイプを選択します。このタイプは、前の「プログラム・ステップ詳細」の構成時に選択されたエンティティ・タイプに制限されます。
- 左側の「タイプ」フィールドで決定タイプをクリックするか、デフォルトの「すべて」のままにします。
右側の「決定ルール」フィールドで決定ルールをクリックします。
注意: 左側のフィールドで選択したタイプによって、右側のフィールドに表示される決定ルールが少なくなります。右側のフィールドで選択した決定ルールによって、下の領域で構成する追加の決定ルール・パラメータが少なくなります。
「決定ルール・パラメータ」セクションで追加設定を構成します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。決定ルールがフローチャートに追加されます。
決定ルールがフローチャートに追加されます。ただし、決定ルールは、「はい」パスと「いいえ」パスが定義されるまで不完全です。これは、決定ルール上に黄色の警告記号で示されます。
- 決定ルールのドロップダウン矢印をクリックし、「「はい」決定パスの編集」をクリックします。
- 「新規ステップに送信」を選択し、「続行」をクリックします。
- 新しいステップを構成し、「保存して続行」をクリックします。
注意: このステップの構成は、最初のステップとほぼ同じです。
- ステップ処理を構成し、「保存してクローズ」をクリックします。
注意: この処理の構成は、最初のステップとほぼ同じですが、処理は「バッチEメールの送信」です。「Eメール」フィールドのボタンをクリックしてEメールを検索、選択(クリック)し、「Eメール検索」ウィンドウで「OK」をクリックします。この選択後、Eメール・グループが自動的に表示されます。
このステップは決定ルールに従うため、条件付きにすることはできません(常に実行はグレー表示されます)。 - 決定ルールのドロップダウン矢印をクリックし、「「いいえ」決定パスの編集」をクリックします。
- 「新規ステップに送信」を選択し、「続行」をクリックします。
- 新しいステップを構成し、「保存して続行」をクリックします。
注意: このステップの構成は、最初のステップとほぼ同じです。
- ステップ処理を構成し、「保存してクローズ」をクリックします。
注意: この処理の構成は、最初のステップとほぼ同じですが、処理は「バッチEメールの送信」です。「Eメール」フィールドのボタンをクリックしてEメールを検索、選択(クリック)し、「Eメール検索」ウィンドウで「OK」をクリックします。この選択後、Eメール・グループが自動的に表示されます。
例: ステップ・パスの終了
「はい」および「いいえ」パスは、これらのメンバーをリード・スコアリング・プログラムに移動することによって終了します。
- 「はい」パスのドロップダウン矢印をクリックし、「ステップ・パスの編集」をクリックします。
- 「新規ステップに送信」を選択し、「続行」をクリックします。
- 新しいステップを構成し、「保存して続行」をクリックします。
注意: このステップの構成は、最初のステップとほぼ同じです。
- ステップ処理を構成し、「保存してクローズ」をクリックします。
注意: この処理の構成は、最初のステップとほぼ同じですが、処理は「別のプログラムに移動」です。「プログラム・ステップへ」フィールドのボタンをクリックします。「処理ステップ検索」ウィンドウで、プログラム名またはプログラム・ステップ名を検索して、メンバーの送信先ステップを見つけます。結果の最初の列にプログラム名が表示され、2番目の列にステップ名が表示されます。ステップをクリックして選択し、「OK」をクリックします。
「はい」パスが構成されます。「いいえ」ステップに進みます。 - 「いいえ」パスのドロップダウン矢印をクリックし、「ステップ・パスの編集」をクリックします。
- 「既存のステップに送信」を選択し、隣にあるドロップダウンをクリックして「はい」パスの終了時と同じステップ「500 Move to LS Program」を選択します。
- 「続行」をクリックします。
例: プログラムのテストとアクティブ化
プログラムを設定したので、顧客管理者に渡してプログラムをテストできます。次に、プログラムでコンタクトの処理を開始できるようにします。
テスト・コンタクト・グループを使用してプログラムをテストする手順は、次のとおりです。
- 管理者は、プログラム・フローチャート・ウィンドウで「プログラム」 > 「プログラムのテスト」をクリックする必要があります。
「テスト」構成ウィンドウがオープンします。システム日付および時間の上書きオプションを選択または選択解除しますが、確認Eメールを受信するには、テスト通知を選択したままにしてEメール・アドレスを指定します。「プログラム・ステップ」フィールドですべてのステップをダブルクリックして、「選択したステップ」フィールドに移動します(一度に最大5つのステップをテストできます)。
-
「テストの開始」をクリックします。テスト結果が管理者の新しいウィンドウに表示されます。結果のコピーが「テスト」構成ウィンドウで指定されたEメールに送信されます。
- 結果をチェックして、プログラムが必要な処理を実行していることを確認します。ここで永続的なプログラム・フィーダを設定する必要があります。これは、A/B分割テストに一貫して使用し、リード・スコアリング・プログラムにフィードするコンタクト・グループ内のものにします。
- プログラム・フローチャート・ウィンドウで「プログラム」 > 「プログラムの有効化」をクリックします。プログラムを有効にするための3つのオプションが表示されます。
- 適切なオプションの「有効化」をクリックします。
注意: 各オプションには、様々なタイプのプログラムに最適な独自の属性があります。