プログラム・キャンバス
プログラム・キャンバスとは、Oracle Eloqua内のデータをリアルタイムで変換できる、使いやすいドラッグ・アンド・ドロップ・ホワイトボードです。プログラム・キャンバスを使用すると、CRM統合、データ・クレンジング、セキュリティ・ラベル管理などの様々なマーケティング機能に関連する、繰返しの手動タスクを自動化するプログラムを作成できます。また、Oracle Marketing AppCloudからアプリケーションをダウンロードして、データ・ワークフローを簡略化および拡張することもできます。
以前は、プログラム・ビルダーを使用して、これらのワークフローの自動化を実現していました。しかし、プログラム・キャンバスには、プログラム・ビルダーの柔軟性に加え、次のいくつかの利点があります。
- 外部コールのかわりに統合用のCRMクラウド・アプリケーションを使用することで、リード・タイムが短くなります。
- Contact Washing Machineアプリケーションとお使いのプログラムを簡単に統合して、コンタクト・データベースをクリーンに保ちます。
- 新しいリスナー・アーキテクチャにより、リード・スコアの変更または新規コンタクトの作成に基づいて、リアルタイムでプログラム処理をトリガーします。
- Oracle Marketing AppCloudとの統合により、外部システムのデータとOracle Eloquaを簡単に同期できます。
- ユーザー・インタフェースの改良により、プログラムをより迅速に作成できます。
注意: プログラム・キャンバスは、プログラム・ビルダーよりも多くの利点がありますが、現時点ではプログラム・ビルダーのすべての機能をプログラム・キャンバスで使用できるわけではありません。そのため、プログラムの目的に応じて、プログラム・キャンバスまたはプログラム・ビルダーを使用してプログラムを作成できます。プログラム・キャンバスの機能が使用できるようになったら、Oracle Eloquaリリース・センターにアクセスして、最新の機能に関する情報を確認してください。
CRM統合
Oracle Sales Cloudユーザーは、プログラム・キャンバスおよびOracle Sales Cloud統合アプリケーションを使用して、Oracle Eloquaと簡単に同期できます。お使いのCRMとプログラムの統合により、リード・タイムが短くなり、変換率が向上します。
追加のCRM統合アプリケーションのプランの詳細は、アカウント担当者に連絡してください。
AppCloud統合
Oracle Marketing AppCloudを使用すると、外部システムと簡単に同期して、データベースを最新でクリーンに保つことができます。プログラム・キャンバスでは次のアプリケーションと統合できます。
お使いのアプリケーションとプログラム・キャンバスの統合方法を確認するには、Oracle Eloqua開発者ヘルプ・センターにアクセスしてください。
プログラムの基本
すべてのプログラムは、3種類の高度なカスタマイズ可能なプログラム・ステップで構成されます。
- データ・ソースは、指定したソースからプログラムにコンタクトまたはカスタム・オブジェクトをプルします。
- 決定は、フィールド値や共有リスト・メンバーシップなどの様々なフィルタに基づいて、コンタクトまたはカスタム・オブジェクトを評価します。各コンタクトまたはカスタム・オブジェクトは、「はい」または「いいえ」の決定パスに従ってプログラム内を移動します。
- 処理は、決定ステップに基づいて、コンタクトまたはカスタム・オブジェクトを処理します。たとえば、コンタクトをプログラム、キャンペーンおよび共有リストに追加できます。
詳細: プログラム・キャンバス・ステップ
タスク
「プログラム・エントリ・レポート」、「プログラム終了レポート」および「プログラム保留中メンバー・レポート」のエクスポート