Eメール登録の管理

同意の管理に関しては、多数の考慮事項があります。事業を行う地域の規制を把握し、理解することが重要です。次の情報を利用して、Eメール登録の管理をサポートするOracle Eloquaの機能を理解してください。

Eメール・アクイジション

Eメール・アドレスを取得する際の同意の要件は、地域ごとに異なります。Oracle Eloquaの機能では、オプトインやダブル・オプトインなどのEメール・アクイジションのベスト・プラクティスがサポートされます。Oracle Eloquaのフォーム、Eメール、セグメントおよびキャンペーンを使用して、オプトイン登録者データベースを構築し、Eメールを送信する許可を得た受信者にのみEメールが送信されるようにすることができます。オプトイン・ステータスおよびオプトインの日付は、コンタクト・レコードのカスタム・フィールドに直接またはカスタム・オブジェクトを使用して格納できます。

フォームおよびキャンペーンの詳細を参照してください。Oracle Marketing CloudのEメール・アクイジションのベスト・プラクティス、国際規制および配信到達性戦略の詳細を参照してください。

Eメール・グループ

Oracle EloquaのEメール・グループを使用して、Eメール受信者を管理できます。Eメール・グループは配布リストに似ています。ただし、Eメール・グループは、Eメールを受信する適格性を決定します。セグメンテーションは、最終的な受信者をさらに絞り込むために使用されます。

Eメール・グループは、キャンペーン、産業、製品またはEメールのタイプに基づいて設定できます。コンタクトがEメールをオプトインしたら、そのコンタクトをEメール・グループに追加します。これによりコンタクトは、Oracle Eloquaの登録管理ページまたはカスタマイズされたプリファレンス・センターを使用して、自分のグループ・メンバーシップを管理できます。

Eメール・グループの詳細を参照してください。

登録管理センター

Oracle Eloquaには、すぐに使用できる登録管理ページが用意されており、コンタクトはこのページを使用して、Eメール・グループ・メンバーシップを管理したり、組織のEメールからグローバルにオプトアウトできます。このページに表示するEメール・グループを指定すると、コンタクトはこのページを使用して自分のEメール登録を管理できます。登録者が変更を行うたびに、そのコンタクト・レコードが更新されます。EメールまたはWebサイトから登録管理ページに簡単にリンクすることができます。組織は、たとえば、コンタクト・レコードに関連付けられているデータの管理をコンタクトに許可する必要がある場合など、追加の情報を含めるために登録管理センターをカスタマイズできます。

コンタクト登録ページの管理の詳細を参照してください。

グローバル・オプトアウト

Oracle Eloquaでは、グローバル・オプトアウトが自動的に管理されます。コンタクトがEメールからグローバルに登録解除すると、Oracle Eloquaによってそのコンタクトに再度Eメールを送信することが禁止されます。Oracle Eloquaでは、コンタクト・レコードが削除された場合でも、グローバル登録ステータスを保持します。これにより、コンタクトが再度データベースに入力された場合に、そのグローバル・オプトイン・ステータスが確実に考慮されます。

関連項目

データの収集