WebサイトおよびEメール・アクティビティのトラッキング

Oracle Eloquaの機能を使用すると、Webサイトの訪問者およびEメール・アクティビティをトラッキングできます。次の情報を参照して、Oracle Eloquaのトラッキング機能を理解してください。組織は、特定のビジネスおよび規制のニーズを満たすためにこれらの機能を実装できます。

訪問者トラッキング

Oracle Eloquaでは、Cookieを使用してWebサイトへの訪問をトラッキングします。訪問者が組織のWebサイトを訪問すると、ブラウザにCookieが配置され、訪問者がグローバル一意識別子(GUID)によって識別されます。訪問したページ、ページでの滞在時間、IPアドレスなどの訪問に関する様々な種類の情報が取得されます。Oracle Eloquaでは、ユーザーが、セグメント化、通知のトリガーまたはプログラム・ビルダー・フィーダの構築のためにこの情報を使用できるようにします。

Oracle Eloqua非同期トラッキング・スクリプトおよび訪問者プロファイルで取得される情報の詳細を参照してください。

厳密モードのトラッキング

Oracle Eloquaでは、厳密モードのトラッキングを実装できます。厳密モードでは、Webサイトの訪問者にOracle Eloquaトラッキングのオプトイン・オプションを提示できます。厳密モードは次の方法で実装できます。

  • 国別訪問者のオプトインが必要: 制限付き国リストに記載された国からの訪問者が権限の要求を介してトラッキングをオプトインしている場合を除き、すべての訪問者をトラッキングします。
  • すべての訪問者のオプトインが必要: 訪問者が権限の要求を介してトラッキングをオプトインしている場合を除き、訪問者をトラッキングしません。

厳密モードのトラッキングを有効にした後は、Webサイトの初回訪問者にトラッキングのオプトイン・オプションが提示されます。訪問者がオプトインすると、Cookieが作成され、Oracle Eloquaに訪問者レコードが訪問者のGUIDとともに作成されます。

訪問者がオプトアウトする場合は、サイト・レベルまたはドメイン・レベルでオプトアウトできます。Oracle Eloquaでは、オプトアウトが選択された場合もCookieが作成されます。ただし、訪問者にGUIDは付与されず、Oracle Eloquaに訪問者レコードは作成されません。

厳密モードのトラッキングの詳細を参照してください。

Eメール・アクティビティのトラッキング

Oracle EloquaからEメールを送信する場合、Eメールには受信者IDとトラッキング・ピクセルが含まれています。

  • 受信者IDにより、Oracle EloquaはEメール・オープン・アクティビティをコンタクトに関連付けることができます
  • トラッキング・ピクセルは、Eメールに埋め込まれ、Eメールのオープンをトラッキングするために使用される、1x1ピクセルのイメージです。トラッキング・イメージは、Oracle Eloquaサーバー上のエンドポイントを指します。イメージがロードされると、エンドポイントにEメールのオープンが記録されます。Oracle EloquaのEメールに外部トラッキング・コードを埋め込むこともできます。

ユーザーがEメールを表示したときにイメージがロードされなかった場合、Oracle Eloquaではクリックスルーを使用してEメールのオープンとみなします。Eメールのリンクをカスタマイズして、クリックスルーのトラッキングを無効化できます。

Eメールのオープンのトラッキングの詳細を参照してください。

Oracle Eloquaランディング・ページのアクティビティ・トラッキング

Oracle Eloquaでは、Oracle Eloquaランディング・ページのアクティビティが自動的にトラッキングされます。このトラッキングを無効化することはできません。厳密モードのトラッキングは、Oracle Eloquaランディング・ページでも有効にすることができます。

関連項目

データの収集

データ・プライバシおよびセキュリティ機能