オーディエンスの公開

重要: 19Cリリースでは、オーディエンス・デザイナはすべての新規アカウントに対して自動的に使用可能になります。オーディエンス・デザイナがない19Cより前にアカウントがプロビジョニングされていて、そのアカウントに対してこの機能を使用可能にする場合は、My Oracle Supportにログインして、サービス・リクエストを作成してください。アカウントに対してオーディエンス・デザイナが使用可能な場合は、既存のクラシック・フィルタを実行して編集し、他のクラシック・フィルタとして保存できますが、フィルタ・デザイナで新しいクラシック・フィルタを作成することはできません

オーディエンスの公開および公開取消について

オーディエンスを公開すると、そのオーディエンスを分析したり、プログラムおよびキャンペーンで使用できます。

デフォルトでは、アカウントごとに最大50のオーディエンスを公開できます。https://support.oracle.comでMOSサービス・リクエストを作成すると、デフォルト値の変更をリクエストできます。承認は自動的に行われるのではないことに注意してください。承認に当たってはリクエストが慎重にレビューされ、ビジネス・ニーズが検証されます。

オーディエンスを公開すると、2つのバージョンが作成されます。公開済バージョンとドラフト・バージョンです。公開済バージョンを分析したり、プログラムおよびキャンペーンで使用しながら、ドラフト・バージョンを編集できます。公開済バージョンをドラフト・バージョンと置き換えるには、オーディエンスを再公開する必要があります。

ヒント: オーディエンス・デザイナでは、「デザイン」タブにドラフト・バージョンが表示され、「分析」タブに公開済バージョンが表示されます。「オーディエンス」ページの「詳細」セクションには、公開済バージョン用とドラフト・バージョン用のタブがそれぞれ表示されます。

指定の期間後、オーディエンスを手動または自動的に公開取消できます。オーディエンスを公開取消すると、「分析」タブのすべての集計が消去され、どちらか一方のバージョンが破棄されます。公開済バージョンとドラフト・バージョンのどちらを保持するかを選択できます。

警告: プログラムまたはキャンペーンに使用されているオーディエンスを公開取消すると、そのプログラムまたはキャンペーンは失敗します。

オーディエンスを公開するには:

  1. 「デザイン」タブで、「公開」をクリックします。
  2. 確認メッセージで「はい」をクリックします。

    注意: オーディエンスを公開すると、そのオーディエンスが自動的に検証されます。検証でエラーが生成された場合には、そのエラーを修正し、オーディエンスを再検証する必要があります。エラーがあると、「検証」セクションに表示されます。

公開してから5分後に、オーディエンスを実行して、結果を分析できます。オーディエンスが公開されたら、プログラムおよびキャンペーンで使用することもできます。

オーディエンスを手動で公開取消するには:

  1. 「分析」タブで、「公開の取消」をクリックします。
  2. オープンしたダイアログで、保持するバージョンを選択し、「OK」をクリックします。
  3. 確認メッセージで「はい」をクリックします。

オーディエンスを自動的に公開取消するには:

  1. 「デザイン」タブで、「設定」をクリックします。
  2. 「オプション」を展開し、目的の自動公開取消オプションを選択します。

関連項目