オーディエンス

重要: 19Cリリースでは、オーディエンス・デザイナはすべての新規アカウントに対して自動的に使用可能になります。オーディエンス・デザイナがない19Cより前にアカウントがプロビジョニングされていて、そのアカウントに対してこの機能を使用可能にする場合は、My Oracle Supportにログインして、サービス・リクエストを作成してください。アカウントに対してオーディエンス・デザイナが使用可能な場合は、既存のクラシック・フィルタを実行して編集し、他のクラシック・フィルタとして保存できますが、フィルタ・デザイナで新しいクラシック・フィルタを作成することはできません

オーディエンスを使用すると、様々なタイプのプロファイルおよびマルチチャネルの行動データを基に様々な条件を満たしているプロファイル・リストのメンバーを選択します。

各オーディエンスは、特定のプロファイル・リストに適用されます。つまり、あるリストのために作成したオーディエンスを別のリストで使用することはできません。

オーディエンスを定義するには、AND、OR、MINUSの各演算子を使用して最大10個の単純フィルタを結合します。つまり、異なるOR、ANDまたはMINUS演算子を使用して結合したすべてのフィルタは、10個を超えることはできませんが、単独のANDまたはOR演算子では最大10個のフィルタを結合できます(MINUS演算子で設定できるのは2個のフィルタのみ)。

注意: オーディエンスでは、クラシック・フィルタまたはWebプッシュ・チャネル・フィルタはサポートされていません。詳細は、「オーディエンスでのフィルタの使用について」をご覧ください。

オーディエンスを公開したら、それを分析して、オーディエンス総数およびフィルタごとのオーディエンス数を表示したり、フィルタまたはフィルタの結合方法を変更できます。結果に問題がなければ、オーディエンスをプログラムおよびEメール・キャンペーンで使用できます。

注意: Programのデータ・スイッチでは、オーディエンスはサポートされていません。データ・スイッチでは単純フィルタを使用する必要があります。

オーディエンスの作成および使用について

注意: 自分のアカウントで機能アクセス管理が有効になっている場合、オーディエンスを作成および編集するには、「データ・ディレクタ」ロールが必要です。

プログラムおよびキャンペーンでオーディエンスを使用するには、次のことが必要です。

  1. プロファイル・リストに対する単純フィルタを作成します。

    注意: オーディエンス・デザイナではWebプッシュ・チャネル・リスト・フィルタを使用できません。

  2. オーディエンス・デザイナを使用してオーディエンスをデザインします。
  3. オーディエンスを公開します。
  4. (オプション)オーディエンスを実行および分析して、様々なフィルタおよび操作のカウントを取得し、必要に応じて調整を行います。

オーディエンスでのフィルタの使用について

クラシック・フィルタは、アカウントでオーディエンス・デザイナが有効になる前に作成されたフィルタです。オーディエンス・デザイナでは、単純フィルタのみがサポートされています。つまり、クラシック・フィルタは動作しますが、オーディエンスで使用することはできません。

既存のクラシック・フィルタを編集することはできますが、最初から新しく作成することはできません。

オーディエンスと組織アクセス

自分のアカウントで組織アクセス・ポリシーが有効になっている場合には、ユーザーがアクセスできるオブジェクト(プロファイル・リスト、フィルタおよびオーディエンス)が制御されます。オブジェクトを使用できるかどうかは、オブジェクトとユーザーの組織割当、およびユーザーに割り当てられた機能ロールに基づきます。組織アクセス管理の詳細は、「組織アクセスおよび組織別ターゲティング - 概要」を参照してください。

デフォルトでは、オーディエンスは作成時にユーザーの組織単位に割り当てられます。組織割当を表示および変更するには、オーディエンス名の隣にある矢印をクリックし、「アクセス管理」を選択します。

タスク

オーディエンス, 概要, オーディエンス, 作成, 作成, 構成, デザイン, 公開, 実行, 分析, フィルタ, 組織アクセス, 組織アクセス, 組織, アクセス管理

関連項目