単純フィルタ

重要: この機能を使用するには、アカウントに対してオーディエンス・デザイナを使用可能にする必要があります。19Cリリースでは、オーディエンス・デザイナは、すべての新規アカウントに対して自動的に使用可能になります。オーディエンス・デザイナがない19Cより前にアカウントがプロビジョニングされていて、そのアカウントに対してこの機能を使用可能にする場合は、My Oracle Supportにログインして、サービス・リクエストを作成してください。アカウントに対してオーディエンス・デザイナが使用可能な場合は、既存のクラシック・フィルタを実行して編集し、他のクラシック・フィルタとして保存できますが、フィルタ・デザイナで新しいクラシック・フィルタを作成することはできません。オーディエンス・デザイナが有効になっていない場合、フィルタの詳細は、クラシック・フィルタを参照してください。

単純フィルタを使用すると、指定した条件に基づいて、リスト内のレコードのセットを絞り込むことができます。「フィルタ」ページを使用して、一元的な場所からすべてのフィルタを管理し、フィルタを作成できます。

単純フィルタは、キャンペーンやプログラムで使用することも、オーディエンスのビルディング・ブロックとして使用することもできます。

各フィルタは、特定のプロファイル・リストに適用されます。そのため、1つのリストについて作成したフィルタを別のリストで使用することはできません。

アプリ・チャネル・リストがプロファイル・リストに関連付けられている場合、アプリ・チャネル・リスト・フィルタを作成できます。アプリ・チャネル・リスト・フィルタを使用すると、既知のユーザーや未知のデバイスに対してクロスチャネル・キャンペーンまたはモバイル・アプリ・キャンペーンを送信できます。アプリ・チャネル・リストは常にプロファイル・リストに関連付けられているため、すべてのプロファイル・リスト属性がアプリ・チャネル・リスト・フィルタで使用可能です。

Webプッシュ・チャネル・リストがプロファイル・リストに関連付けられている場合は、Webプッシュ・チャネル・リスト・フィルタを作成できます。Webプッシュ・リスト・フィルタを使用すると、既知のユーザーと未知のユーザーにWebプッシュ・キャンペーンを送信できます。Webプッシュ・チャネル・リストは常にプロファイル・リストに関連付けられているため、すべてのプロファイル・リスト属性がWebプッシュ・チャネル・リスト・フィルタで使用可能です。

組織アクセスについて

自分のアカウントで組織アクセス・ポリシーが有効になっている場合には、ユーザーがアクセスできるオブジェクト(プロファイル・リスト、フィルタおよびオーディエンス)が制御されます。オブジェクトを使用できるかどうかは、オブジェクトとユーザーの組織割当、およびユーザーに割り当てられた機能ロールに基づきます。組織アクセス管理の詳細は、「組織アクセスおよび組織別ターゲティング -- 概要」をご覧ください。

デフォルトでは、フィルタは作成時にユーザーの組織単位に割り当てられます。組織割当を表示および変更するには、オーディエンス名の隣にある矢印をクリックし、「アクセス管理」を選択します。

フィルタのタイプについて

フィルタには、「プロファイル・データ」や「Eメール行動」など、ターゲティング基準のデータ・カテゴリを定義する特定のタイプがあります。

次のいずれかのタイプのフィルタを作成できます。

プロファイル・データ
プロファイル属性および表の会員の属性が含まれます。

デフォルトでは、プロファイル・データ・フィルタに指定できる条件は8つまで、行動フィルタに指定できる条件は5つまでです。

注意: 19Cより前のオーディエンス・デザイナが使用可能になっているアカウントは、My Oracle Supportにログインし、サービス・リクエストを作成する必要がある可能性があります。

デフォルト値の変更を要求するには、My Oracle Supportにログインして、サービス・リクエストを作成してください。アプリ・チャネル・プロファイル・フィルタでは、アプリ・チャネル・プロファイル属性にアクセスすることもできます。さらに、Webプッシュ・チャネル・リスト・フィルタでは、Webプッシュ・プロファイル属性にアクセスできます。

Eメール行動
Eメール・チャネルのインタラクションおよびリーセンシ属性が含まれます。

フォーム行動
閲覧フォームおよび送信フォーム属性が含まれます。

Web行動
Omnitureリーセンシ・リマーケティング・イベントの属性が含まれます。

SMS行動
SMSチャネルのインタラクションおよびリーセンシ属性が含まれます。

重要: アカウントでOracle Responsys SMSが有効になっている場合にのみ使用可能です。

Webプッシュ行動
プッシュ・チャネルのインタラクションおよびリーセンシ属性が含まれます。

重要: アカウントに対してWebプッシュが使用可能になっている場合にのみ使用できます。

プッシュ行動
プッシュ・チャネルのインタラクションおよびリーセンシ属性が含まれます。アプリ・チャネル・リスト・フィルタにのみ使用できます。

表示行動
Cookie最終リフレッシュ日属性が含まれます。

その他
プログラムおよびインポート属性が含まれます。

属性を使用してフィルタ・ルールを構成します。各フィルタ・タイプで使用可能な属性のリストは、単純フィルタおよびクラシック・フィルタの属性を参照してください。

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関連項目