クラシック・フィルタ

重要: このトピックは、アカウントに対してオーディエンス・デザイナを使用可能にしていない場合にのみ適用されます。19Cリリースでは、オーディエンス・デザイナは、すべての新規アカウントに対して自動的に使用可能になります。オーディエンス・デザイナがない19Cより前にアカウントがプロビジョニングされていて、そのアカウントに対してこの機能を使用可能にする場合は、My Oracle Supportにログインして、サービス・リクエストを作成してください。アカウントに対してオーディエンス・デザイナが使用可能な場合は、既存のクラシック・フィルタを実行して編集し、他のクラシック・フィルタとして保存できますが、フィルタ・デザイナで新しいクラシック・フィルタを作成することはできません。アカウントでオーディエンス・デザイナが有効になっている場合、フィルタの詳細は、「単純フィルタ」を参照してください。

クラシック・フィルタを使用すると、ターゲットとする顧客に関連したメッセージを配信できます。

フィルタは定義した属性を各顧客のレコード・フィールドに適用されているルールと比較してリストからレコード・ビューを生成します。AND/OR条件を含んだ複数のルールを組み合わせて複雑なフィルタを作成できます。

フィルタを使用すると、何千ものレコードの入った顧客リストを1つのみ維持して、特定のキャンペーンを受信する顧客のグループを選択して簡単にそれに焦点を絞ることができます。

フィルタはキャンペーンの送信時に、作成したルールをリスト中のレコード・セットに適用します。顧客レコードの追加、削除、変更を重ねてリストが展開する中で常に最新のレコードを選択します。

アカウントに対してDistributed Marketingがコントロールする機能が使用可能になっている場合は、マスター・データソースに適用するフィルタをデザインするのはユーザーの責任の一部です。ローカル・マーケタはこれらのフィルタを使用して、アクセスできるオーディエンスの特定のセグメントにキャンペーンをターゲットします。

フィルタ・デザイナ

クラシック・フィルタ・デザイナを使用すると、連絡先にEメールが送信されたかどうかなど、単一の属性に焦点を絞った簡単なルールを設定できます。または、次の4種類の属性に基づいて受信者グループを正確にターゲット設定する、より複雑なフィルタをデザインすることもできます。

  • プロファイル: 受信者の所在地などのシステム定義フィールド、または性別などのカスタム・フィールド。
  • リーセンシ: 最終送信日などの、顧客の最新インタラクション日。
  • インタラクション: 開封済やクリックなどの顧客の行動。
  • インポート: 特定のインポート・ロードに存在するかどうかに基づいて受信者を選択します。
  • プログラム: プログラムにおける受信者の存在の有無。
  • インポート: 特定のインポート・ロードにおける受信者の存在の有無。

クラシック・フィルタの構築の詳細を参照してください。フィルタの属性の詳細を参照してください。

注意: フィルタは、このフィルタのデザインが基づくリストに対してのみ使用することができます。

アプリ・チャネル・リスト・フィルタについて

アプリ・チャネル・リストはモバイル・アプリ・キャンペーンで使用されます。このリストには、モバイル・アプリ・キャンペーンで必要となる、すべての既知および匿名のユーザーとデバイスの情報が格納されます。

アプリ・チャネル・リストを作成するときに、アプリ・チャネル・リストの既知ユーザーを識別および割り当てるための一致キーを指定します。既知のユーザーに対しては、アプリ・チャネル・リストのPROFILE_RIIDフィールドがプロファイル・リストの対応するRIIDに設定されます。

クラシック・フィルタ・デザイナを使用して、アプリ・チャネル・リスト・フィルタを作成できます。このフィルタを使用すると、既知のユーザーや未知のデバイスに対してクロスチャネル・キャンペーンまたはモバイル・アプリ・キャンペーンを送信できます。

提供されているアプリ・チャネル・リスト・フィールドに加えて、アプリ・チャネル・リスト・フィルタではアプリ・チャネル・リストPETフィールド、関連するプロファイルおよびPETフィールドを使用できます。フィルタの属性の詳細を参照してください。

フィルタのタイプ

フィルタ・ルールは、リスト、プログラムおよびサプリメンタル表に対して使用することができます。

  1. リストのフィルタリング – フィルタ・デザイナを使用してキャンペーン・メッセージ受信者のターゲット設定ルールを作成します。
  2. プログラムのフィルタリング – Programの予定済フィルタまたはデータ・スイッチ・ステージを使用して、プログラムで設定された指示に基づきあるステージから別のステージに顧客を移動します。
  3. サプリメンタル・データ表のソース・フィルタリング – 作成後に他のサプリメンタル表と同様に使用できるサプリメンタル表を作成する基礎として、既存フィルタを使用することができます。

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関連項目