RFMの仕組みの理解
重要: RFMは、19D以降にプロビジョニングされたアカウントに対して自動的に使用可能になります。19Dより前にプロビジョニングされたアカウントの場合は、My Oracle Supportにログインし、サービス・リクエストを作成してこの機能へのアクセス権を要求してください。
このトピックでは、RFMの仕組みおよび用語について学習します(「RFMを理解するためのステップ」も参照)。
RFMペルソナ
プロファイルのRFMペルソナは、そのプロファイルのRスコアとFスコアを使用して決まります。たとえば、「優良」ペルソナのメンバーは、Rスコアが3以上で、Fスコアも3以上が必要です。
RFMペルソナ | Rスコア | Fスコア |
---|---|---|
優良 | 3, 4, 5 | 3, 4, 5 |
新規 | 4, 5 | 1, 2 |
安定 | 3 | 1, 2 |
潜在 | 1, 2 | 3, 4, 5 |
不安定 | 1, 2 | 2 |
離反 | 1, 2 | 1 |
スコアとその計算方法
RFMでは、各ペルソナの特徴を示すために、次のスコアを使用します。
- リーセンシ(R)スコア: プロファイルのリーセンシ・スコアは、Eメール・キャンペーンに関して、プロファイルの開封率、クリック数およびコンバージョン数のリーセンシの重み付けされた組合せを使用して計算されます。
- 頻度(F)スコア: プロファイルの頻度スコアは、Eメール・キャンペーンに関して、プロファイルの開封率、クリック数、コンバージョン数およびイベント送信の件数の重み付けされた計算を使用して計算されます。
- 購買金額(M)スコア: プロファイルの購買金額スコアは、Eメール・キャンペーンでの合計購入額を組み込んで計算されます。
マイクロ・セグメント
マイクロ・セグメントは、RスコアとFスコアの様々な組合せで、RFMダッシュボードに色付きタイルで表示されます。ペルソナにはRスコアとFスコアの範囲がありますが(たとえば、「優良」のRスコアとFスコアはそれぞれ3から5の範囲)、マイクロ・セグメントには、Rスコアの1つの値、およびFスコアの1つの値があります。たとえば、「不安定」ペルソナの2つのマイクロ・セグメントがある場合、1つのマイクロ・セグメントにはR1とF2のプロファイルがあり、もう1つのマイクロ・セグメントにはR2とF2のプロファイルがあります。RFMダッシュボードには、合計25のマイクロ・セグメントがあります。