RFM事前作成フィルタとPETの使用
重要: RFMは、19D以降にプロビジョニングされたアカウントに対して自動的に使用可能になります。19Dより前にプロビジョニングされたアカウントの場合は、My Oracle Supportにログインし、サービス・リクエストを作成してこの機能へのアクセス権を要求してください。
詳細は、ビデオを参照してください。
このトピックでは、RFMの単純なフィルタおよびPETについて学習します。(「RFMを理解するためのステップ」も参照)。
RFM事前作成フィルタとPET
Note: RFM PETは、Connectのインポート・ジョブを使用して更新できません。
Oracle Responsysアカウントのプロファイル・リストごとに、6つの事前作成されたRFMの単純なフィルタ、および1つの事前作成されたRFM PETがあります(RFMがアカウントに対して使用可能な場合)。新しいプロファイル・リストを作成すると、事前作成されたRFMフィルタとPETも自動的に作成されます。
各事前作成フィルタは、6つのRFMペルソナ(優良、新規、安定、不安定、潜在、離反)のいずれかを表します。RFM PETでは、各プロファイルにRスコア、Fスコア、MスコアおよびRFMペルソナの値が割り当てられます。Rスコア、FスコアおよびMスコアは、選択したルック・バック期間および1から5の範囲に基づいて計算されます。また、RFM PETでは平均発注金額、合計発注金額および購入に関する列が表示されます。
RFM PETおよびフィルタを表示するには、「フォルダ」、または「データ」> 「プロファイル・リスト」にナビゲートします。プロファイル・リストを別のフォルダに移動すると、そのRFMフィルタおよびRFM PETもそのフォルダに自動的に移動します。
注意: RFM PETは、編集、変更または削除できません。また、RFM PETには失効日はありません。
RFMフィルタとPETは、関連するプロファイル・リストと同じフォルダにあります。各RFMフィルタには、プロファイル・リストとペルソナの1つの組合せが独立して存在します。各RFM PETには、プロファイル・リストと「RFMスコア」の組合せが独立して存在します。プロファイル・リストの名前を変更すると、関連するRFMフィルタとPETの名前もそれを反映して変更されます。
注意: RFMがアカウントに対して使用可能になると、事前作成されたRFMフィルタとPETは、既存のすべてのプロファイル・リストについて自動的に作成されます。
RFMを使用したパーソナライズ、ターゲティングおよびレポート
RFMを使用して、次のことができます。
- Eメール・キャンペーンのセグメント・レポート用にRFM PETを選択します。
- RFMフィルタをデータ・スイッチで使用して、受信者を別のプログラム・パスにルーティングします。
- RFM PETのデータを使用して、セグメント・グループを作成します。
- Eメール・キャンペーンでのパーソナライズのために、PETでRFMスコアを使用します。たとえば、ダイナミック・コンテンツ・ルールを使用して、優良顧客と潜在顧客が同じEメール・メッセージを受信すると、優良顧客は潜在顧客よりも割引クーポンにあまり価値を見出さない可能性があります。
- Eメール・キャンペーンのターゲティング用にRFMフィルタを使用します。
- 事前作成されたRFMフィルタ、またはRFM PET属性を使用して自分で作成したフィルタを使用して、オーディエンスを作成します。