RFMダッシュボードのナビゲート

重要: RFMは、19D以降にプロビジョニングされたアカウントに対して自動的に使用可能になります。19Dより前にプロビジョニングされたアカウントの場合は、My Oracle Supportにログインし、サービス・リクエストを作成してこの機能へのアクセス権を要求してください。

詳細は、ビデオを参照してください。

このトピックでは、RFMダッシュボードの様々なセクションについて学習します(「RFMを理解するためのステップ」も参照)。

「RFM」ページにナビゲートするには:

サイド・ナビゲーション・バーの「Insight」をクリックします。
「RFM」を選択します。

分析概要

分析概要パネルには、次の内容が表示されます。

ペルソナ定義凡例: この凡例を使用して、RFMダッシュボードでデータの分布が何を意味するかを理解し、ダッシュボードのデザインがRFMスコアとペルソナにどのように関連するかを確認します。
ヒント: RFMダッシュボードには、特定のリストに対して計算されたRFMペルソナが表示されます。分析概要パネルの上にあるドロップダウンから別のリストを選択すると、RFMダッシュボードにはそのリストのRFMペルソナが表示されます。
ペルソナ分布チャート: このチャートを使用して、各ペルソナがプロファイル・リストにどのように分布しているかを確認します。
ヒント: ペルソナ分布チャートの下に、非アクティブになったプロファイルの数が表示されます。非アクティブなプロファイルとは、リスト内のエンゲージメント・アクティビティのないプロファイルです。
RFMの紹介セクション: このセクションを使用して、RFMの詳細を学習します。

マイクロ・セグメント・チャート

RFMダッシュボードは色付きタイルを使用して生成されます。各タイルは異なるマイクロ・セグメントを表し、タイルが表す合計プロファイルの割合が大きいほど、タイルの影の色が濃くなります。ページ上部にあるドロップダウン・リストを使用して、プロファイル・リストを変更できます。

RFMダッシュボードの色付きの各マイクロ・セグメント・タイルは、次のデータを表示します。

#profiles: #profilesは、このマイクロ・セグメントのデータの計算に使用されるプロファイルの合計件数です。
ARPU: ユーザー当たりの平均売上(ARPU)は、Eメール・キャンペーンに関連するマイクロ・セグメントの合計発注金額を、マイクロ・セグメントのプロファイルの数で除算したものです。
Rスコア: プロファイルのリーセンシ・スコアは、Eメール・キャンペーンに関して、プロファイルの開封率、クリック数およびコンバージョン数のリーセンシの重み付けされた組合せを使用して計算されます。
Fスコア: プロファイルの頻度スコアは、Eメール・キャンペーンに関して、プロファイルの開封率、クリック数、コンバージョン数およびイベント送信の件数の重み付けされた計算を使用して計算されます。

購買金額分布

購買金額分布ページには、特定のマイクロ・セグメントのMスコアが表示されます。Mスコアは、Eメール・キャンペーンに起因する売上に基づきます(Responsysのコンバージョン・ピクセルを使用)。各Mスコアについて、チャートには、ARPU、プロファイル件数、Mスコアが表すマイクロ・セグメントの合計プロファイルの割合が表示されます。

マイクロ・セグメントの購買金額分布ページにナビゲートするには:

「RFM」ページで、RFMダッシュボードの色付きタイルをクリックします。

売上情報がない受信者

マイクロ・セグメントに属する受信者に売上情報がない場合があり、その場合、購買金額分布ページには未購入顧客としてリストされます。このような未購入顧客は、Mスコアの計算に使用されるプロファイルには含まれません。未購入顧客の数は、購買金額分布ページにリストされるプロファイルの合計数と比較できます。

受信者に売上情報がない理由はいくつかあります。これらを次に示します。

受信者が購入したことがない場合。この場合、特定の受信者のMスコアは0になります。
コンバージョン・トラッキングを使用可能にしていない場合。この場合、すべての受信者のMスコアは0で、すべてのARPU値は0になります。コンバージョン・トラッキングの詳細を参照してください。
コンバージョン・トラッキングを使用可能にしているが、売上トラッキングを使用可能にしていない場合。この場合、すべての受信者のMスコアは0になります。売上トラッキングの詳細を参照してください。

構成

データのダウンロード

ユーザーは、RFMダッシュボードから集計RFMデータをCSVファイル形式でダウンロードできます。

ダッシュボードからデータをダウンロードするには:

ページ上部にある「ダウンロード」をクリックします。

ルック・バック期間の変更

RFMのルック・バック期間は、特定リストのRFMスコアおよびペルソナを計算して表示するときに使用する日付範囲です。デフォルトのルック・バック期間は過去90日です。ルック・バック期間を変更すると、次の週次のRFM実行で新しいRFMスコアとペルソナが使用可能になります。ルック・バック期間の変更は、アカウントのすべてのリストに適用されます。

ダッシュボードのルック・バック期間を変更するには:

ページ上部にあるルック・バック期間をクリックします。
新しい期間を選択します。