イベント・データ・フィードのエクスポート

重要: このトピックは、Connectの最新バージョンのユーザーを対象としています。引き続きクラシックConnectを使用する場合は、Classic Connect User Guideをダウンロードしてください。

アカウント全体、またキャンペーン固有のレスポンス・アクティビティのConnectイベントの行動データとその他のデータをサード・パーティ・プログラムやレポートにエクスポートできます。データの用途:

  • 監査のトラッキング
  • データのスクラブ
  • 外部プログラムのダウンロード
  • 指定ファイル・システムまたは解析ソフトウェアを使用したキャンペーンの分析

少なくとも次の出力イベントを選択することを推奨します。

  • 開始状態
  • オプトイン
  • オプトアウト
  • スパム
  • バウンス

選択したイベント・データ・フィードの各タイプは、指定したファイル・サーバーに.CSVファイルとして個別にエクスポートされます。ファイル内容は選択したイベント・タイプにより異なります。

たとえば、イベント・データ・フィードのタイプが「送信済」のファイルでは、イベント・タイプID、タイムスタンプ、RIID (Responsys ID)、顧客ID、キャンペーンID、外部キャンペーンID、開始ID、メッセージ・サイズ、リストIDのフィールド情報がエクスポートされます。

さらに、アカウント管理者によりカスタム・フィード列が追加されている場合は、それらも含まれます。

フィード・データのエクスポート・ジョブを作成するには:

  1. サイド・ナビゲーション・バーの「データ」をクリックし、「Connect」を選択します。
  2. 「コネクトの管理」ページで、「ジョブの作成」をクリックします。
  3. ドロップダウン・リストから「フィード・データのエクスポート」を選択して、エクスポート・ジョブの名前と摘要を指定します。

    ジョブ名は100文字以下で、使用できる文字は、A-Z、a-z、0-9、空白、! - = @ _ [ ] { }のみです。

  4. 完了」をクリックします。

    Connectエクスポート・ウィザードが開きます。任意の順序でステップを完了でき、変更内容を保存して後から続行できます。

    Connectのフィード・データのエクスポート・ウィザードのイメージです

  5. 次のステップを完了します。
  6. すべてのステップを構成した後、「保存」をクリックします。グループを保存およびアクティブ化するには、「アクティブ化」をクリックします。

    注意: フィード・データのエクスポート・ジョブは、デフォルトで「失効なし」に設定されています。「失効」の横にある「編集」「編集」アイコンのイメージですをクリックして、失効日を変更できます。ジョブに失効日を指定した場合、失効するとジョブは削除されます。失効日の管理の詳細を参照してください。

終了後は、次のようになります。

  • ジョブを保存した後、Connectの管理ページを使用してジョブを管理できます。ジョブの管理の詳細を参照してください。
  • ジョブを保存すると、Connectによりエラーが返される場合があります。「エラーの表示」をクリックしてエラーを確認し、修正が必要なページに素早くジャンプします。ジョブをアクティブ化する前に、すべてのエラーを解決する必要があります。

    コネクト・ジョブに関するエラーを示すイメージです

ステップ1: イベントの選択

このステップでは、エクスポートするイベントを選択します。

Eメールのコンタクト・インタラクション・イベント

  • 送信済: ターゲット・メール・サーバーに正常に送信されたキャンペーン開始別受信者別メッセージ
  • 失敗: キャンペーン開始別受信者別に失敗したイベント
  • バウンス済: ソフト・バウンスまたはハード・バウンス
  • クリック済: トラッキングされたリンク。デバイスのオペレーティング・システム、オペレーティング・システム・ベンダー、ブラウザ、ブラウザ・タイプ、デバイス・タイプおよびユーザー・エージェント文字列(アカウントで有効になっている場合)が含まれます。
  • 開封済: キャンペーン・メッセージを開封した個々の受信者のトラッキング。デバイスのオペレーティング・システム、オペレーティング・システム・ベンダー、ブラウザ、ブラウザ・タイプ、デバイス・タイプおよびユーザー・エージェント文字列(アカウントで有効になっている場合)が含まれます。
  • コンバート済: コンバージョン・トラッキング機能を使用して登録されたコンバージョン(購入イベントを含む)。デバイスのオペレーティング・システム、オペレーティング・システム・ベンダー、ブラウザ、ブラウザ・タイプ、デバイス・タイプおよびユーザー・エージェント文字列(アカウントで有効になっている場合)が含まれます。
  • スパム: フィードバック・ループを通じてISPにより報告された迷惑メール
  • スキップ済: 除外

Eメールのコンタクト権限イベント

  • オプト・イン: 権限ステータス値の個別変更
  • オプトアウト: 権限ステータス値の個別変更

SMSのコンタクト・インタラクション・イベント

  • クリック済: トラッキングされたリンク。デバイスのオペレーティング・システム、オペレーティング・システム・ベンダー、ブラウザ、ブラウザ・タイプ、デバイス・タイプおよびユーザー・エージェント文字列(アカウントで有効になっている場合)が含まれます。
  • コンバート済: コンバージョン・トラッキング機能を使用して登録されたコンバージョン(購入イベントを含む)。デバイスのオペレーティング・システム、オペレーティング・システム・ベンダー、ブラウザ、ブラウザ・タイプ、デバイス・タイプおよびユーザー・エージェント文字列(アカウントで有効になっている場合)が含まれます。
  • 失敗: キャンペーン開始別受信者別に失敗したイベント
  • 配信済: 配信に成功したメッセージ
  • 受信済: 受信されたメッセージ
  • 送信済: ターゲット・メール・サーバーに正常に送信されたキャンペーン開始別受信者別メッセージ
  • スキップ済: 除外
  • MO転送送信済: 外部のエンド・ポイントに正常に転送されたメッセージ
  • MO転送失敗: 外部のエンド・ポイントに転送され、エラーが発生したメッセージ

SMSのコンタクト権限イベント

  • オプト・イン: 権限ステータス値の個別変更
  • オプトアウト: 権限ステータス値の個別変更

MMSのコンタクト・インタラクション・イベント

  • 送信済: ターゲット・メール・サーバーに正常に送信されたキャンペーン開始別受信者別メッセージ
  • 失敗: キャンペーン開始別受信者別に失敗したイベント
  • スキップ済: 除外

PUSHのコンタクト・インタラクション・イベント

  • 送信済: プッシュ・キャンペーンとアプリ内キャンペーンの両方でサポートされています。ターゲット・メール・サーバーに正常に送信されたキャンペーン開始別受信者別メッセージ
  • 失敗: プッシュ・キャンペーンとアプリ内キャンペーンの両方でサポートされています。キャンペーン開始別受信者別に失敗したイベント
  • ボタン・クリック済: プッシュ・キャンペーンでのみサポートされ、アプリ内キャンペーンではサポートされていません。Interactive Push Notificationボタンに対する受信者のレスポンスをトラッキングします。
  • 開封済: プッシュ・キャンペーンでのみサポートされ、アプリ内キャンペーンではサポートされていません。キャンペーン・メッセージを開封した個々の受信者のトラッキング。デバイスのオペレーティング・システム、ブラウザ、ブラウザ・タイプおよびユーザー・エージェント文字列(アカウントで有効になっている場合)が含まれます。
  • コンバート済: プッシュ・キャンペーンでのみサポートされ、アプリ内キャンペーンではサポートされていません。コンバージョン・トラッキング機能を使用して登録されたコンバージョン(購入イベントを含む)。デバイスのオペレーティング・システム、ブラウザ、ブラウザ・タイプおよびユーザー・エージェント文字列(アカウントで有効になっている場合)が含まれます。
  • スキップ済: プッシュ・キャンペーンとアプリ内キャンペーンの両方でサポートされています。除外。
  • バウンス済: プッシュ・キャンペーンとアプリ内キャンペーンの両方でサポートされています。バウンスしたメッセージ。
  • クリック済: プッシュ・キャンペーンとアプリ内キャンペーンの両方でサポートされています。メッセージのクリック総数。
  • アンインストール済: デバイス上でアンインストールされたアプリです。
  • メッセージ・センターに送信済: プッシュ・キャンペーンについてのみサポートされています。メッセージ・センターに送信されたメッセージ。

プッシュのコンタクト権限イベント

  • オプト・イン: 権限ステータス値の個別変更
  • オプトアウト: 権限ステータス値の個別変更

開始、プログラム、フォーム監査イベント

  • フォーム閲覧/送信: フォームの送信および閲覧
  • フォーム状態: フォームが使用可能または使用不可にされたときにキャプチャされます
  • プログラム開始/終了: プログラム開始および終了イベントに関する情報
  • プログラム状態: プログラムの公開、非公開日時に関する情報
  • 開始状態: 開始がスタート、一時停止、再開および停止した日時とキャンペーン・タイプに関するデータ
  • ダイナミック・コンテンツ: Eメール・キャンペーンのダイナミック・コンテンツに関するデータ
  • 多変量テスト: 特定のテスト実行におけるウィナーのバージョンの識別に役立つデータ。
  • 保留グループ: 保留グループがアカウントに対して使用可能になっている場合のみ使用できます。キャンペーンを受信したコンタクトのパフォーマンスと、受信しなかったコンタクトのパフォーマンスの比較に役立つデータ。

BlueKaiのコンタクト監査イベント(Oracle DMP)

  • 送信済: コンタクトがOracle DMPに送信され、データの件名がOracle DMPタクソノミで正常に分類されました。
  • スキップ済: コンタクトはOracle DMPに送信されましたが、データの件名がOracle DMPで正しく一致しないか、分類されませんでした。
  • 失敗: コンタクトがOracle DMPに送信されませんでした。

ステップ2: 宛先接続

このステップでは、エクスポート・ファイルの送信先を指定します。Responsysファイル・サーバーにエクスポートすることも、SSHファイル転送プロトコル(SFTP)サーバーにエクスポートすることもできます。エクスポート・ファイルは、最大3つの場所に送信できます

次のものを使用すると、このステップの完了に役立ちます。

  • Responsysファイル・サーバー

    デフォルトでは、Connectにより、Responsys SCP (Secure Copy Protocol)アカウント・ファイル・サーバーを介してデータがインポートされます。このアカウントには、アップロード、ダウンロード、アーカイブの3つのディレクトリが含まれています。ファイルを配置するディレクトリを選択できます。

    重要: まだ確立されていない場合は、Oracle Responsysサポートとお客様のITチームが共同でSSH-2公開キー/秘密キーのペアを生成する必要があります。そうすればSSH/SCPクライアントを経由したSCPアカウントへのアクセスの安全を確保できます。SSH (Secure Shell)クライアントを使用した独自のディレクトリを作成することもできます。

  • SFTPによる外部サーバー

    このオプションを選択する場合、次の情報を指定します。

    • ホスト名: ドロップダウン・リストからホスト名を選択します。
    • ディレクトリ・パス: 関連するディレクトリのパス名を入力します。
    • ユーザー名: SFTP接続にアクセスするためのユーザー名を入力します。
    • 認証: サーバーの設定方法に応じて、「パスワード」または「キー」のいずれかを選択します。

      これがキー承認を使用する最初のジョブである場合は、「キー情報へアクセスまたはキー情報の生成」をクリックして、公開キーと公開キーをSFTPアカウントに追加するための指示を受信するEメール・アドレスを入力します。公開キーをインストールした後、「接続のテスト」をクリックして、SFTP接続構成が有効であることを確認します。

      ヒント: キー認証の詳細は、公開キーの選択、インポートまたは生成を参照してください。

ステップ3: 宛先仕様

このステップでは、宛先ファイルの設定を指定します。

  • 作成するファイル: 作成するファイルのフル・ネームとファイル拡張子。プリフィクスまたはサフィクスとして、ファイルの作成日を追加できます。これを行うには、「プリフィクス」または「サフィクス」リストから日付形式を選択します。

    ファイルが作成されると、jobIDおよびexecutionIDがプリフィクスとしてファイル名に自動的に追加されます。つまり、jobIDおよびexecution IDをファイルを参照する際に含める必要があります。

  • キャラクタ・セット: ファイルのキャラクタ・セット。
  • フィールド区切り文字: ファイル内のフィールド(列)を区切る区切り記号。
  • フィールド囲み文字: テキスト列や値を一重引用符または二重引用符で囲むかを指定します。

    注意: そのようにアカウントを構成した場合、囲み文字としてNONEを選択すると、エクスポートしたイベント・フィード・データのすべてのテキスト・フィールドで区切り文字がスペースに置き換えられます。たとえば、このように動作するように構成されたResponsysアカウントを使用してイベント・フィード・データのエクスポート・ジョブを設定した後、フィールド囲み文字としてNONEを選択し、フィールド区切り文字としてタブ文字を選択した場合、Responsysにより、テキスト・フィールド内のすべてのタブ文字がスペースに置き換えられます。

  • 列ヘッダーを1行目として挿入: ファイル内の1行目にフィールド名を含める場合は、このチェック・ボックスを選択します。
  • 暗号化/圧縮: .ZIPファイルまたは.GZファイルとしてジョブを圧縮するか、ファイルを暗号化するかを選択します。ファイルを圧縮してPGP/GPGキーで暗号化するオプションを選択した場合は、「キーの選択またはインポート」ボタンをクリックして、リストから公開キーを1つ以上選択するか、または新しい公開キーをインポートします。
  • 列ヘッダーを1行目として挿入: エクスポートするファイルの1行目に列ヘッダーを含める場合は、このチェック・ボックスを選択します。
  • ダウンロード完了時の追加レディ・ファイル: ファイルのエクスポート後、レディ・ファイルは検証に使用されます。
    • ダウンロード・プロセスの完了を検証するには「空のファイルを作成する」を選択します。
    • 概算レコード数がすべて転送されたことを検証するために単純なレコード数を比較するには、「レコード数付きのファイルを作成する」を選択します。

    どちらのオプションでも、レディ・ファイルはエクスポート・ジョブと同じ名前になります。

ステップ4: 通知

このステップでは、成功または失敗したジョブに関するEメール通知を送信するかどうかを指定します。

ステップ5: スケジュール

このステップでは、ジョブをスケジュールします。ジョブは1日に1回または複数回実行できます。

関連項目