フォームの作成

フォームを作成するには:

  1. サイド・ナビゲーション・バーの「アクション」をクリックし、「フォームの作成」または既存フォームからのフォームの作成を選択します。(この選択肢が表示されませんか。 トピックを参照してください。)
  2. 次のステップを完了します。
  3. 準備が完了したら、フォームをアクティブ化します。

終了後、すべてのオープン・フォームを確認したり、フォーム・ダッシュボードやプロセスにアクセスしたり、ワンクリックでフォームをクローズできます。サイド・ナビゲーション・バーの「フォーム」アイコン「フォーム」をクリックし、「アクティブ・フォーム」を選択します。(この選択肢が表示されませんか。 トピックを参照してください)。グローバル・ナビゲーションからフォームを検索することもできます。

作成したフォームはマーケティング活動で、次の3つの方法で活用できます。

  • URLを生成し、パーソナライズなしの空白フォームで使用
  • リンクを生成し、Eメール・キャンペーンで使用するパーソナライズされたフォームで使用
  • フォームのコンテンツを外部でホストし、レスポンスをOracle Responsysのフォーム・ハンドラに送信して処理

フォームの使用の詳細を参照してください。

ステップ1: フォーム・サマリー

フォーム・サマリー・ページでは、次のフィールドに入力します。

  • 名前 – 表示された文字のみを使用して、一意の名前を入力します。

    注意: フォームに、同じフォルダまたは他のフォルダにある既存のキャンペーンまたはフォームと同じ名前を付けることはできません。

  • フォルダ – フォームのフォルダを選択します。
    お使いのフォームに関連付けられているHTMLドキュメントを含むフォルダを選択することをお薦めします。
  • 説明(オプション) – フォームの説明を入力します。
  • 受信者ロケール – 選択した受信者ロケールには、様々なレスポンス・ページが含まれており、フォームに提供するテキストは受信者のロケールと同じキャラクタ・セットであると見なします。

ステップ2: 事前入力データ

リスト

パーソナライズされた顧客に関する既知の情報をフォームに事前入力するには、フォームのターゲットとなる顧客が含まれているリストを選択します。そして、送信されたフォーム・データを選択リストとマージする際に適用するルールを定義します。

注意: フォーム・リンクの呼出しを使用すると、データは自動的にURL文字列に渡され、データベースには渡されません。データがフォームに入力されるのは、フォーム・リンクの呼出しによって受信者に渡される時です。

  • リスト・データ処理ルール: リストを選択した後、送信されたフォーム・データを選択したリストにマージする際の様々なロード・ルールを定義できます。
    • 新規レコードと既存レコードを一致するマージ・ルールを定義します。たとえば、Eメール・アドレス、Eメール・アドレスと別の選択フィールド、または選択したものの組み合わせで照合できます。
    • (指定したマージ方法に基づいて)送信されたデータが一致した場合、また基準に一致しなかった場合に適用するアクションを選択します。
    • 新しく追加したチャネルのデフォルトの権限(オプトインまたはオプトアウト)を選択します。
  • オプトイン/オプトアウト・ステータス値(Eメール、モバイルおよび郵便): 送信されたデータにチャネル・ステータス値(Eメール、モバイルまたは郵便)が含まれる場合は、オプトインおよびオプトアウト・ステータスを表す値を入力します。例: IとO。
  • Eメール形式の値: ファイルにEメール形式データが含まれる場合は、HTMLおよびテキスト形式を示す値を定義する必要があります。例: HとT。

パーソナライズ・データ

フォームで情報を閲覧および送信する受信者に関するプロファイル情報が入ったパーソナライズ・データ・ソースを選択して、フォーム・データを補強することができます。

フォルダを選択して、1つ以上のパーソナライズ・データ・ソースを選択し、右側のボックスに選択項目を入力します。

ヒント: 選択項目を削除するには、「消去」をクリックします。

ステップ3: メッセージ

使用するフォームをフォルダから選択します。

  • ドキュメントには必ず<form>要素(入力フィールドと送信ボタン)を含めてください。
  • ドキュメントは必ずHTMLフォームにしてください。

ダイナミック・コンテンツ

オプションで、フォームに関連するダイナミック・コンテンツ・モジュールを管理します。

  • 新しいダイナミック・コンテンツの作成 - 表示されているリストにダイナミック・コンテンツ・モジュールを追加し、編集エリアを開きます。このエリアでは、モジュールを定義したり、既存のダイナミック・コンテンツ・テンプレートまたはこのドキュメント内にある別のモジュールをコピーできます。関連するフォーム・ドキュメントで、このモジュールが配置される場所に表示されるコンテンツの制御ルールを設定します。これらは上から順に評価されるため、必要に応じて並べ替えます。
  • デザイナを開く - プレビュー・デザイン・エディタを開きます。「デザイン」タブを使用して、フォーム・ドキュメント内で容易にダイナミック・コンテンツ・モジュールの作成と編集が行えます。

ダイナミック・コンテンツ・パートナ

製品・オファー推薦エンジンを活用して、ターゲットを絞り込んだコンテンツをEメール・キャンペーンに挿入することができます。アカウント管理者がアカウント用にこのようなパートナ・コンテンツ・プロバイダをすでに定義している場合は、キャンペーンでそれを使用することができます。

  1. ドロップダウン・リストからパートナ・コンテンツ・プロバイダを選択します。
  2. 「タグの挿入」をクリックして、デフォルトのパートナ・タグを挿入します。
  3. キャンペーンに合わせてタグを編集します。

次の点に注意してください。

  • リストの各ダイナミック・コンテンツ・モジュールは、既存のモジュールまたはテンプレートをコピーすることも、名前を付けて新規に定義することもできます。

    一連のルールを設定し、プレーン・テキスト(Oracle Responsysビルトイン関数や、編集しているHTMLに適切なテキストを含めることができる)や、フォルダから選択したドキュメントを挿入できる他、何も選択しないことができます(例: デフォルト・ルールとして)。

  • リストのアイコンは、ダイナミック・コンテンツ・モジュール用に定義したコンテンツを表します。

    赤いアイコン – フォーム・ドキュメントのダイナミック・コンテンツ・モジュールに問題があることを示します。

    グレーのアイコン – モジュールにはHTMLコンテンツが定義されていますが、関連するフォーム・ドキュメントが使用していません。

    不明なアイコン – フォーム・ドキュメントはそのモジュールを使用していません。

  • 同じリストに、モジュールを削除するオプションがあります。

    注意: これにより関連フォームでモジュールを使用できなくなります。

  • フォーム・ドキュメントはすべてHTML形式です。このためフォームのダイナミック・コンテンツ・モジュール用に、HTMLコンテンツのプレーン・テキスト版を作成する必要はありません。

ステップ4: 設定

フォーム・ルール

「フォーム・ルール」ステップを使用して、受信者からのレスポンスの処理方法を決定します。フォームに関連付けるルールを定義した後、適用するルール、その順序、および適用可能なすべてのルールが実行されるようにするか、条件を満たす最初のルールのみが実行されるようにするかを決定します。ルールは、フォームが送信されるとき、つまり、応答者がフォームの送信ボタンをクリックしたときに適用されます。

各フォーム・ルールには、次のものを含めることができます。

  • フォーム・レスポンス・ランディング・ページの定義(必須) – 応答した受信者に送信してレスポンスの受領を知らせる、URL、フォーム、またはキャンペーン・メッセージ確認。
  • 受信者によるフォーム送信に応じたオプションのフォーム行動ルールには、キャンペーンをトリガーする、カスタム・イベントをトリガーする、フォームで送信されたデータをサプリメンタル表に追加する、フォーム送信ごとにフォーム入力データを指定受信者にEメールで送信するなどがあります。

デフォルト・ルールを構成する必要があり、異なる条件を処理するために他のルールを追加することもできます。複数のルールを追加する場合は、ルールが評価される順序を指定します。

フォーム提出後に起こる行動として、オプションで次のフォーム行動を定義し、個別の受信者(RIID)と関連づけることができます。

  • キャンペーンからメッセージをトリガーする: フォーム送信後にトリガーするレスポンスとして、ドロップダウン・リストからキャンペーンを選択します。「完了」をクリックします。
  • トリガー・イベント: フォームで送信されたデータで発生する顧客一致のそれぞれに対して、REIイベント(アカウントに対してResponsysイベント・インタフェースが使用可能になっている場合)とカスタム・イベントのどちらをトリガーするかを選択します。カスタム・イベントおよびREIイベントは、Programをトリガーしたり、データマートに行動を記録するために使用することもできます。(データマート関連のイベントはリストのフィルタリングルールで使用することができます。)

    重要: 送信されたデータに顧客が複数回掲載されていると、その顧客に対して複数のイベントがトリガーされる原因となります。

  • 送信されたフォーム・データを使用したサプリメンタル表を生成する: 送信されたフォームのフィールド・データを追加するサプリメンタル表を1つ以上選択します。送信されたフォームのフィールド名は、サプリメンタル表の列名と一致する必要があります。
  • 送信ごとにフォーム入力データのある受信者にEメールを送信する: 受信者がフォームに応答した場合、提供したアドレス・リストにフォーム入力データがEメールで送信されます。アドレスが複数ある場合は、カンマで区切る必要があります。

オートクローズ・オプション

フォームを(手作業でクローズするまで)無期限にオープンにしておくか、指定日に自動的にクローズするか指定します。

「フォームクローズ・オプション」を使用して、フォーム送信者が誘導されるURLを指定します。または、$formlink(formname)$$prefilledform()$またはformlink(formanme, fields)$などのビルトイン関数を指定して、別のキャンペーンまたはフォームを表示することもできます。

注意: デフォルトでは、フォームがクローズした後にデータを送信したすべての人に、「レスポンスの受付は終了しています」というメッセージが送信されます。

デフォルト値&変数

このステップでは、パーソナライズに使用する追加テキスト置換フィールドを指定できます。

特定の応答者のデータベース・フィールドが一部空白であることを想定して、フォーム・ドキュメントのテキスト置換フィールドにデフォルト値を指定することもできます。

関連項目