キャンペーンの理解

Oracle Responsysキャンペーンは、受信者リストに定義した、場合によってはその他のデータ・ソースでさらに絞り込んだオーディエンスに対して、ターゲットを絞ったパーソナライズ・メッセージをEメールおよびその他のチャネルで配信する自動化されたメカニズムです。

キャンペーンの特長に関するマーケティングの詳細は、Responsys Webサイトをご覧ください。キャンペーン関連の詳細情報へのリンクは、下記の「関連トピック」をご覧ください。

キャンペーン機能

  • ユーザーがコントロールするキャンペーン設定とプリファレンス
  • テンプレートとウィザードによるキャンペーン作成
  • 直感的で拡張可能なコンテンツ管理
  • 高度なリンク・トラッキング・コンバージョンとレスポンス処理管理
  • 最適化されたイメージ配信
  • 自動エラー検出とトラブル・シューティング
  • キャンペーン(および関連コンポーネント)ダッシュボードとプロパティ・ページ
  • コンテンツ・プレビュー、デザイン、テキスト編集ツール
  • プロモーショナルおよびトランザクショナル・キャンペーン
  • パーソナライズされたダイナミックな顧客中心コンテンツ

キャンペーン・メッセージとフォーム・ドキュメント

  • メッセージ – キャンペーン・メッセージは一般に、キャンペーンの目的について受信者に知らせる、導入的または説明的な情報です。

    注意: 受信者のEメール・プロバイダの対応状況を自動的に検出することで、HTMLおよび/またはプレーン・テキストを使用して、メッセージを作成、プレビュー、編集(リッチ・テキスト・エディタ/WYSIWYGデザイナであるCampaign Designerで)できます(Document Editorでも編集可能)。

  • フォーム – キャンペーン・コンテンツには事前入力したフォームを含めることができます。レスポンスが入ってくると、Campaign Designerで設定できるレスポンス・ルールに基づいて、フォローアップ・アクション(後続のキャンペーンを含む)がトリガーされます。

キャンペーン受信者リスト

キャンペーン用に選択されたターゲット顧客のリストには、キャンペーン対象受信者のEメール・アドレスが、最小限含まれます。

注意: Connect経由でファイルからロードするか、受信者から提供されたレスポンス・フォーム情報を介して提供された情報からロードすることで、リストにデータを自動的に追加できます。手作業で顧客データの入力と編集を行うことも可能です。

キャンペーンのライフサイクル

  1. 計画 – キャンペーンのタイプ、成果目標、コール・トゥ・アクション、ユーザー・エクスペリエンス、期待されるレスポンス、企業目標への統合方法を決めます。
  2. キャンペーン・コンテンツの作成 – ファイル、イメージ、添付ファイルのインポート、オリジナル・コンテンツの作成、Webサイト・ロケーションからのファイルのコピー、HTMLメッセージのテキスト・バージョンの作成などを行います。
  3. データ・ソースの特定 – 顧客リスト、サプリメンタル・データ・ソース、抑制リストを対象とします。
  4. キャンペーンの制作 – コンポーネント(ターゲット・オーディエンス、メッセージ/フォームのコンテンツ、キャンペーン設定)を定義します。
  5. キャンペーンのプルーフ – 自動的に検出されたエラーのテストと解決を行い、メッセージをプレビューし、関連したプルーフ・リスト(開始前レビューア)に送信します。
  6. キャンペーンの開始 – キャンペーン・スケジュールを設定し、定義された設定とプリファレンスに基づいてキャンペーンを開始します。
  7. 結果とレスポンスのレビュー – ライブ・レポートとキャンペーン分析を評価します。

関連項目