Autonomous Data Warehouse Serverlessのインスタンスをプロビジョニングしたら、Essbaseフェデレーテッド・パーティションの操作に必要なファクト表のための専用スキーマをデータベースに作成します。
フェデレーテッド・パーティションのために作成が必要なスキーマ(そのファクト表を含む)は、Essbase RCUスキーマとは無関係です。ただし、これは同じAutonomous Data Warehouse Serverlessデータベース(リポジトリ・データベースとも呼ばれる)内に存在する必要があります。
Autonomous Database管理者としてAutonomous Data Warehouseにログインします。
フェデレーテッド・パーティションを操作するのに十分な権限を持つスキーマ/データベース・ユーザー(ADB_USER
など)を作成します。
CREATE USER ADB_USER identified by schemapass DEFAULT TABLESPACE DATA TEMPORARY TABLESPACE TEMP ACCOUNT UNLOCK; grant CREATE ANALYTIC VIEW, CREATE HIERARCHY, CREATE TABLE, CREATE ATTRIBUTE DIMENSION, CREATE SESSION, CREATE VIEW, RESOURCE, CONNECT to ADB_USER; grant execute on dbms_cloud to ADB_USER; grant execute on dbms_cloud_oci_obs_object_storage to ADB_USER; ALTER USER ADB_USER DEFAULT ROLE RESOURCE; ALTER USER ADB_USER QUOTA UNLIMITED ON DATA; commit;
オプション: フェデレーテッド・パーティションを使用する複数のEssbaseアプリケーションを作成する予定の場合、選択を行う必要があります。すべてのフェデレーテッド・パーティションに対して1つのスキーマを使用するか、複数のスキーマを作成できます(通常は、フェデレーテッド・パーティションを含むアプリケーションごとに1つのスキーマを使用します)。
注:
作成するスキーマの数にかかわらず、次を維持する必要があります:
包括的なリストは、フェデレーテッド・パーティションの制限を参照してください。
これで、ファクト表のためのスキーマが作成されました。ファクト表の設定とピボット・ディメンションの識別に進むことができます。