監査証跡を使用して、データ値に対して行われた更新をトラッキングします(ノートの追加、ファイルの添付、およびURLの参照など、リンク・レポート・オブジェクト(LRO)の変更を含む)。ログはExcelスプレッドシートにエクスポートできます。
データ監査証跡のレコードを表示するには、少なくとも、アプリケーションに対するデータベース更新権限を持つパワー・ユーザーであることが必要です。ユーザー名が監査レコードに登録されているユーザー名と一致するレコードのみを表示できます。データ監査証跡のレコードを削除するには、少なくとも、アプリケーションに対するアプリケーション・マネージャ権限を持つパワー・ユーザーであることが必要です。Essbaseでのアクセス権限の理解を参照してください。
AUDITTRAIL DATAをアプリケーション・レベルの構成設定に追加することで、Essbaseのデータ監査証跡を有効化します。
詳細情報
アプリケーション構成の詳細は、アプリケーション・レベルの構成プロパティの設定を参照してください。
表示されるレコード数の制限については、その他のサイズ制限または数の制限を参照してください。
REST APIを使用して監査レコードをフェッチするには、監査データの取得を参照してください。
レポート・オブジェクトはセルにリンクできます。そのようにすると、この変更がデータの監査証跡に表示されます。セルへのノートの追加、ファイルの添付、またはURLの参照を行うことができます。これらの変更を行った場合、キューブでそのセルが強調表示されます。レポート・オブジェクトをセルにリンクする方法については、Oracle Smart View for Officeの使用の次のトピックを参照してください。
リンク・レポート・オブジェクト
データ・セルへのリンク・レポート・オブジェクトの添付
データ・セルからのリンク・レポート・オブジェクトの起動
アイコンをクリックするのみで、ログを新しいExcelシートに簡単にエクスポートできます。
「エクスポート」を使用して、ログを新しいワークシートにエクスポートします。各エントリのすべての詳細を含むログを次のような新しいシートにエクスポートするには、このアイコンをクリックします。
エクスポート後に列を再ソートまたは除去すると、分析する情報を表示できます。