使用計算タイプの理解

使用計算タイプは、顧客レベルで実行される計算を定義しますが、使用連係ごとに複数の計算が存在する可能性があります。たとえば、顧客に請求決定要因を生成する使用連係がある場合に、頻繁には実行されない(年次、四半期ごとなど)他の計算が存在することがあります。使用計算タイプを使用すると、単一の使用連係を活用して、複数の異なる計算を制御できます。

使用計算タイプは、次のパラメータを使用します。
  • 要求タイプ: 使用計算タイプに対して有効なすべての使用連係の使用トランザクションの作成および処理を実行するために使用します。
    注意: 使用計算タイプの要求タイプは、「使用計算要求タイプ」ビジネス・オブジェクト(D2–UsageCalculationReqType)に基づく必要があります
  • サービス・ポイント使用量作成: このタイプの使用計算によって作成される使用量の詳細(サービス・ポイント使用量タイプ、単位、TOU、使用量識別子を含む)。

  • 適用可能な使用連係タイプ: この使用計算タイプが適用可能な使用連係タイプのリスト。各使用連係タイプは、発行日範囲、使用計算に使用される使用トランザクション・ビジネス・オブジェクト、結果単位/TOU/使用量識別子、計算の実行に使用される使用計算グループによって定義されます。