ルート管理の概要

ルート管理では、測定サイクルおよびルート内のサービス・ポイントの順序を管理します。

サービス・ポイントを作成すると、各サービス・ポイントで測定サイクル、ルートおよびルート内のそのシーケンスを参照できます。測定サイクルおよびルートに対してサービス・ポイントの追加および削除が行われるにつれて、実装で使用されている測定サイクルおよびルート内のサービス・ポイントのシーケンスを変更することが必要になる場合があります。

  • 測定サイクルによってサービス・ポイントを訪問する時期が定義されます
  • サイクル内のルートによって、検針員が訪問するサイクルでのサービス・ポイントのグループが定義されます
  • ルート内のシーケンスによって、ルート内のサービス・ポイントの物理的位置が定義されます
  • スケジュールによって、サービス・ポイントに訪問する日付が指定されます。

手動検針サービス・ポイントは、測定サイクル、ルート、およびルート内のシーケンスを参照します。バッチ・プロセスにより、サービス・ポイントごとのSP/測定サイクル・スケジュール・ルートが作成され、これによって測定サイクル・スケジュールの日付が、サービス・ポイントに定義された測定サイクル・ルートにリンクされます。これらによって、特定の測定サイクル・ルートに関連付けられたサービス・ポイントを検針員が訪問する具体的な日付と、そのルートのサービス・ポイントに訪問するシーケンスが定義されます。

測定サイクル

測定サイクルでは、そのサイクルにおけるサービス・ポイントでの設備の手動検針のスケジュールを定義します。測定サイクルには、測定値を収集するために使用されるルートを1つ以上関連付けることができます。

測定サイクルは、サイクルのサービス・ポイントに関連付けられた使用連係について、使用トランザクションを作成するタイミングを定義するように構成することもできます。

測定サイクル・スケジュール

測定サイクル・スケジュールでは、特定の測定サイクルにおける設備の検針予定日および測定値の収集に使用するルートを定義します。