市場製品の概要

市場製品は、市場参加者に市場落札を割り当てるために使用されます。市場製品は、親市場製品セットを介して、市場落札割当決済計算ルールで参照されます。クラス「親割当」の市場製品には、子製品を設定できます。これにより、市場製品および関連落札の階層の定義が可能になります。

市場製品は、次によって定義されます。

  • 市場製品セット: 市場製品が関連付けられる市場製品セット
  • 市場製品タイプ: 市場製品の市場製品タイプ。これにより、市場製品とその市場落札の作成に使用されるビジネス・オブジェクトが定義されます。式ベース製品の場合は、市場製品タイプによって落札割当の計算に使用する式も定義できます。
  • 製品コード: 製品の一意のコード。多くの場合、外部システムによって提供されます
  • 製品クラス: 製品のタイプ。基本パッケージでは、「親割当」または「契約履行」の2つの製品クラスがサポートされます。
    • 親割当: 市場製品が親レベル製品であることを示します。親レベル製品により合計金額の特定の割当が分割され、これがさらに子製品間で分割されます。
    • 契約履行: 市場製品が、「市場契約」に結び付けることができる最終結果落札に結び付けられていることを示します
  • 実行シーケンス: 市場製品がその親市場製品セット内で実行されるシーケンスを定義します
  • 落札: 市場製品に関連付けられた1つ以上の市場落札市場落札割当決済計算ルールによって市場製品が処理されるときに、ロードおよび調達が割り当てられる方法を定義します。