通信フロー

次の表は、各NESコマンドに対して作成される通信を示しています。


コマンド	アウトバウンド通信	インバウンド通信	完了イベント
リモート接続	メーター情報の取得負荷ステータスの読取請求データの現在値読取負荷の接続	負荷ステータスの読取通知請求データの現在値読取通知負荷の接続通知	IMDの作成設備の接続
リモート切断	負荷の切断請求データの現在値読取	負荷の切断通知請求データの現在値読取通知	IMDの作成設備の切断
設備コミッション	メーターの追加要求自動トポロジ管理構成の設定	自動トポロジ管理構成の設定通知	設備コミッション
設備デコミッション	メーターのデコミッション要求	メーターのデコミッション通知	設備デコミッション
現在値読取 (スカラー)	請求データの現在値読取	請求データの現在値読取通知	IMDの作成
現在値読取 (インターバル)	負荷プロファイルの現在値読取	負荷プロファイルの現在値読取通知	IMDの作成

コミッション通信とデコミッション通信

以前にデコミッションされたNES設備をコミッションする場合は、新しい設備のコミッションとは異なるプロセスが必要になります。

初めて設備をコミッションする場合は、コミッション・コマンドがBPELに送信され、DeviceManager.CreateMeterコマンドを使用してNES内にメーターが作成されます。自動トポロジ管理が選択されている場合は、DeviceManager.SetATMConfigurationコマンドも送信されます。

設備をデコミッションすると、BPELはDeviceManager.Moveコマンドを設備のNESに送信します。NESで、設備が非DCツリーに移動されたことを確認する必要があります。その後、非DCツリーから設備を手動で削除する必要があります。設備を永続的にデコミッションするには、DeviceManager.Deleteコマンドを使用して、NESインタフェースからその設備を削除する必要があります。

以前にデコミッションされた設備を再コミッションするには、NESにログインし、メーターを非DCツリーからその設備が以前に属していたDCツリーに手動で移動する必要があります。設備がNES内から削除されている場合は、この処理を行うことができません。