通信フロー
次の表に、各Silver Spring Networksコマンドに対して作成される通信を示します。
コマンド |
アウトバウンド通信 |
インバウンド通信 |
完了イベント |
---|---|---|---|
リモート接続 |
SSN - 接続または切断 |
SSN – 接続または切断応答 リモート・プロビジョニング・ジョブ(取得ステータス) |
設備接続完了イベント |
リモート切断 |
SSN - 接続または切断 |
SSN – 接続または切断応答 |
設備切断完了イベント |
設備コミッション(後述の「注意」を参照) |
SSN - 場所の置換 |
設備コミッション完了イベント |
|
設備デコミッション |
SSN - 場所での設備置換(デコミッション) |
設備デコミッション完了イベント |
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現在値読取 (スカラー) |
SSN – 検針ジョブの追加(スカラー) |
SSN – 検針応答(スカラー) |
IMD作成完了イベント |
現在値読取 (インターバル) |
SSN – 検針ジョブの追加(インターバル) |
SSN – 検針応答(インターバル) |
IMD作成完了イベント |
設備ステータス・チェック |
SSN – Pingジョブの追加 |
SSN – Pingジョブ応答 |
現在値読取の単位フィルタ
現在値読取コマンドを介して返された検針は、設備および計量コンポーネントに対して構成された単位/TOU/使用量識別子(UOM/TOU/SQI)の組合せでフィルタされます。フィルタが有効な場合、構成済のUOM/TOU/SQIの組合せに一致する検針のみが処理されます。その他はすべてフィルタで除外されます。
フィルタは、D7-MeterReadResponseScalar (SSN - 検針応答(スカラー))ビジネス・オブジェクトの「完了イベントの作成」ステータスのD7-CCOMPEV (完了イベントの作成(スカラー))アルゴリズム(スカラー現在値読取コマンドの場合)またはD7-MeterReadResponseInterval (SSN - 検針応答(インターバル))ビジネス・オブジェクトの「完了イベントの作成」ステータスのD7-CCOMPEVIN (完了イベントの作成(インターバル))アルゴリズム(インターバル現在値読取コマンドの場合)、あるいはその両方の「フィルタのオプトアウト」パラメータ(デフォルトでは"false"に設定)によってデフォルトで有効になっています。
フィルタが有効な場合、D7-CCOMPEVおよびD7-CCOMPEVINアルゴリズムの「外部計量コンポーネント識別子が無効な場合にフィルタ」パラメータによって、ヘッドエンド・システムから送信された計量コンポーネント識別子番号を使用して計量コンポーネントを検出できなかった場合の動作が制御されます。「Yes」に設定され、計量コンポーネントが検出されなかった場合、初期測定はフィルタされます。「No」に設定され、計量コンポーネントが検出されなかった場合、システムは単位およびTOUを使用して計量コンポーネントの検出を試行します。これらのアルゴリズムの「外部計量コンポーネント識別子が無効な場合にフィルタ」の値は、「IMDシーダー」(D1-IMDSeeder)ビジネス・オブジェクトのD1-DER-SPRMCアルゴリズムの「無効な外部測定コンポーネント識別子の場合はエラー」パラメータの値と一致している必要があります。これらのパラメータの両方を「Yes」または「No」に設定する必要があります。
D7-MeterReadResponseScalar (SSN - 検針応答(スカラー))ビジネス・オブジェクトの「検証」ステータスのD7-VALDVCFLS (SSN - 設備にフィルタ・エラーがあるかの確認(スカラー))アルゴリズムを使用して、スカラー現在値読取コマンドのフィルタに関連するエラーを確認します。このアルゴリズムの「フィルタのオプトアウト」パラメータの値は、D7-CCOMPEVアルゴリズムのパラメータの値と一致している必要があります。これらのパラメータの両方をfalse (デフォルト)またはtrue (フィルタを無効にする場合)に設定する必要があります。このアルゴリズムの「外部計量コンポーネント識別子が無効な場合にフィルタ」の値は、「IMDシーダー」(D1-IMDSeeder)ビジネス・オブジェクトのD1-DER-SPRMCアルゴリズムの「無効な外部測定コンポーネント識別子の場合はエラー」パラメータの値と一致している必要があります。これらのパラメータの両方を「Yes」または「No」に設定する必要があります。
D7-MeterReadResponseInterval (SSN - 検針応答(インターバル))ビジネス・オブジェクトの「検証」ステータスのD7-VALDVCFLI (SSN - 設備にフィルタ・エラーがあるかの確認(インターバル))アルゴリズムを使用して、インターバル現在値読取コマンドのフィルタに関連するエラーを確認します。このアルゴリズムの「フィルタのオプトアウト」パラメータの値は、D7-CCOMPEVINアルゴリズムのパラメータの値と一致している必要があります。これらのパラメータの両方をfalse (デフォルト)またはtrue (フィルタを無効にする場合)に設定する必要があります。このアルゴリズムの「外部計量コンポーネント識別子が無効な場合にフィルタ」の値は、「IMDシーダー」(D1-IMDSeeder)ビジネス・オブジェクトのD1-DER-SPRMCアルゴリズムの「無効な外部測定コンポーネント識別子の場合はエラー」パラメータの値と一致している必要があります。これらのパラメータの両方を「Yes」または「No」に設定する必要があります。